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【日記】2日ぶんの雑記

11/23(木)

勤労感謝の日だったからか、オフィスに人が少なかった。少ないメンバーでセブンの「シェアして食べるバウムクーヘン」をシェアして食べた。

音声コンテンツの収録があって、とても素敵な人としゃべった。思慮深くて、思索と言葉、感受性と言葉がしっかりフィットしているのを感じられる人だった。心地よかった。陽だまりのなかだと嬉しい、パンの焼ける匂いはおいしい、水の流れる音はきれい、みたいな、けっこう根源的な心地よさだった気がする。

家では勤労感謝パーティをした。スイーツ担当だったのでモロゾフのプリンを買って帰った。メインは「角上魚類」のお寿司。角上魚類の寿司はちょっと遠いスーパーで買える。1パック1,000円くらいで、すごく美味しい。回転寿司と、回らない寿司の間くらいのグレードなのかな。回転寿司で飲むのもすごく好きなのだけれど。

プリンを買うとき、持ち帰り時間を聞かれたので「3時間くらいですかね……」と言ったところ「無料の保冷剤は2時間までです」と伝えられて、まあいいかと思い了承した。そしたら、最後の最後、お会計間際になって「ちょっと余分に入れておきますね」と、さりげなく、でも秘密だよ、って感じで店員さんが言ってくれて、保冷剤を多めに詰め込んでくれた。できるだけの笑顔で箱を受け取った。

22時くらいから、友だちと通話して文フリの本の内容を決めた。
11月10日の夜。電車に乗りながら「明日の文フリ、行きたいなー行けないんだよねぇ」「あーね」「いつか出たいなー」「出ようよ」「出ちゃう?」みたいな感じでスタートした企画。頼もしいメンバーが続々と集まってくれているので、いい本にしたいな。本を出すぞ、と決めただけで日々がちょっと楽しい。


11/24(金)

生まれてはじめて、髪を染めた。

「1回やってみよう」くらいのノリで、ブリーチなしでちょっとだけ。高校同期の仲良しグループでは「自分は絶対に染めない」と言い張っていたのに、まぁ次に会うのは年明けとかだろうし、いいか。

もう「一度も染めたことのない自分」には戻れないわけだけど、あんまり寂しさとかは、想定していたよりは少なかった。そこまで色がガラッと変わったわけじゃなく、少しアッシュになっただけというのもある。なじみの地元の美容院の店長さんは「いいね〜」と言ってくれた。

美容院で話すとき、鏡ごしに美容師さんを見て話すのが不思議だ。ふだんの生活でそんなことはしない。中学の面接のとき「人の目を見るのが苦手な人は、その人の鼻か、ネクタイの結び目を見なさい」と言われて以来、だいたいそうしている。鏡ごしでもやっぱりそうする。話すこと自体は苦手じゃないんだけど。

アッシュって、青なんだよ、というのを初めて知った。ブリーチして同じカラー剤をつけると青になるのだと。手元で読んでいた『はつなつみずうみ分光器』に、ほんの、ほんのちょっとだけカラー剤が飛んで、それはブルーグレーをしていた。納得した。あと髪を乾かすときに、1本だけあった白髪が青く染まっているのが発見されたのも面白かった。自分ではまだ確かめられていない。

帰宅して、母はすぐ、妹はちょっとしてから気がついた。妹が「好きや〜」と言ってくれたので「の牛丼」と返しておいた(結構こういうことばっかり言っている)。父はだいぶ、夕飯で話題にのぼるまで気づかなかった。白髪染めでちょっと茶色っぽい髪になっている母と、おそろいになった感じがしてよかった。

あ、そうだ、カラー剤がつくのを待っている間に、出してもらったチョコレートとミルクティがおいしかったな。チョコはmeijiの、コンビニによくある、銀紙にくるまれた、うすい消しゴムサイズのもの。それが、ピンク、黄色、緑の3色をならべて小皿に置かれていて、かわいかった。1個だけとか、同じ色3つでは生まれないかわいさ。味はいちご、抹茶、ミルクだったと思う。なんとなく地元で切り続けている理由は、こういうところとか、帰り際に飴をわたしながら「いつもありがとうございます」って言ってくださるところにあるかもしれないな。

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