アニボルをスコれ！
正直NARUTOより好き
まぁ世界観からしてNARUTOありきのBORUTO The NEXT GENERATIONな訳だが、アニボルはNARUTO時代に岸影様が作り上げた世界観をベースに、より深堀りした内容に仕上げている作品である。
本作はジャンプネクストで連載中の原作にかなりの「蛇足」を付け加えてあるため、大人の事情による尺稼ぎから度々駄作呼ばわりされる機会も多い訳だが、アカデミー編のキャラに関していえば、相当魅力的な子達が揃っています。
放映前から割と練られていたアカデミー同期生達の活躍
ボルトやサラダ、いのじん＆シカダイ＆チョウチョウといったNARUTOメインキャラの子世代の同級生として、多数のアニメオリジナルキャラが本作には登場している。
中でも読者公募で採用された雷門デンキくんは第１話からメインキャラとして登場し、イワベエやメタルと同班となり、後に科学忍具使いの中忍へと成長していく。アニボルはこうした原作には登場しないアカデミー同期生達が見どころの１つである。
イワベエとデンキの関係性は非常に見応えがあり、ことあるごとにイワベエの留年キャラが輝きを放つ。優等生ながら「ダブり」の危機にショックを受けるデンキくんの姿は実にコミカルで面白い。
イワベエとデンキくんは互いに得手不得手があり、その不得手をカバーしあう姿は、王道でありながら何処か実家のような安心感を抱かせる。この２人の間にバランスキャラとしてメタルが加わり、ポンコツながらチームワークの映える第５班の活躍は見応えがある。実にジャンプらしいじゃないの。
イインチョ可愛すぎ問題
筧スミレことイインチョはアニボルから原作に逆輸入となった超絶美少女である。アニボル第一部のメインキャラであり、原作と同時進行で絶妙な立ち位置を任された人物でもある。ボルトの事が好きで、サラダとはある意味恋敵となる。
ただ、アニボルの良い所は可愛いキャラがイインチョだけではない点だ。
鬼熊エンコ好き
アニボルでは原作に登場しないアカデミー同期生の任務回もあるため、ちょいキャラだったはずの人物にスポットが当たったりする。
鬼熊エンコは面白い術の家系だし、変に他里の蛇足話は入れないで、第40班はもうちょい深堀りしてほしかった。
ツバキちゃんもクソかわいい
イインチョと入れ替わりで15班に合流した鉄の国の留学生ツバキがまたクッソかわいい。気持ち優等生メスガキ感があるのもたまらん。
ツバキちゃんは視聴者ウケもなかなか良かったらしく、ちょいちょいスポットが当たるエピソードがある。もっとこう、コミカルな話で活躍させてほしいやね。彼女はポンコツっぷりがかわいいのだから。
イワベエの正妻問題
イワベエの正妻はデンキくんか、それともワサビちゃんか…？
デンキくんはイワベエの事実上の正妻であり、イワベエは彼のことを同じチームの司令塔として絶大な信頼を置いている。
だか一方で、ワサビちゃんはライバルチームのリーダーとして、ヤンキー気質のイワベエと事あるごとにメンチを切り合う、もう一人の正妻である。
イワベエはワサビちゃんの張り合いがないとむしろワサビちゃんの事が心配になっちゃうのだ。
あぁ＾〜純愛。
アニボルの続きでは是非こいつらの関係性を深堀りしてほしい。
ヒマワリ先生のカワキくん調教問題
原作最重要キャラのカワキくんであるが、アニボルでは様々な一面を見せてくれる。原作ではかなり難しい役どころになっている彼だが、アニメではイジられ過ぎてで完全にキャラ崩壊を起こしている為、原作ファンからはそれなりに批判も生じているらしい。
だが待って欲しい、このギャップがまた面白い。そうは思わないだろうか？
アニメでは鯛焼きやらカレー食って「なんだこれうめぇ！」とやってるカワキであるが、作中の正妻はやはりエイダヒマワリ先生である。
原作のヒマワリ先生は今後デイモン絡みでキーパーソンになりそうな役どころであるが、アニボルに於いてのヒマワリ先生はカワキのパートナーでもあり、正妻でもあり、調教師である。
原作ではあまり描写されていないが、なんやかんやでカワキが直した花瓶をヒマワリは大切にしているし、アニメでは間違いなくこの２人の間には確かな絆が生じてるんだよね。カワキ自身もヒマワリの為に腕一本犠牲にしてるわけだし…。
これはもう純愛調教ですよ…。
今後どうなるの？
原作が割ととんでもない形で第一部完結になってしまっているため、今後のアニボルの展開も全くの不明であるが、ここまで風呂敷拡げてんだから是非とも最後まで駆け抜けて欲しいところ。
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