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ゲームレビュー:ホグワーツレガシー

洋ゲーにしては取っ付きやすい

なにしろハリー・ポッターシリーズの世界観を踏襲したゲームですからね。流石に賢者の石辺りから数作は私もみてますので、そちらでみたうろ覚えの知識を思い出しながらのプレイとなりましてゴザル。

あ〜、映画で見たなぁ!なシーン満載

超有能魔法転校生として無双学園生活が楽しめる。

本作の主人公はメチャクチャ有能です。5年生からの編入ながら、習った魔法は全て失敗なく一発で覚えますし、授業や課題で躓く事もなく、それどころかあらゆる先生から一目置かれるというスーパーマンになれるというのがある意味最大の魅力かもしれません。

超有能な主人公は学友達との間でも振る舞い方がこなれていて、イキリ陽キャに嫌なイジり方をされる心配がなく、マジで理想に近い学生生活が描かれています。

(あぁ、産まれつき才能に恵まれた奴って、人生こんな風に見えてんのかな…?)

ハリー・ポッターは現実からの逃避として自分をハリーに重ね合わせた人も多かったでしょうから、この見せ方はある意味大正解かもしれませんね。

とにかくグラフィックは美麗で没入感は半端ないデキ。

グラは最高!シナリオは若干薄いか?

本作は主人公と担当教師フィグ先生が中心となる主たるシナリオと、あとは級友達と紡ぐいくつかのサブメインシナリオが並行して進みます。基本的には一本道なシナリオ。

その他にも細かなサブクエストは無数にあるのだが、本シナリオに対してあまりに淡白なものが多く、主たる一連のシナリオともあまり絡まない上に、級友の絡むメインシナリオも3つくらいしかないのがちょっと物足りない気もした。とはいってもクリア時間はサブクエストをじっくりやって60時間位はかかったので、決して内容が薄いわけではないのだが。

ホグワーツも夏→秋→冬→春と背景も変化する。
もうちょいシナリオ掘っても良いキャラも割といただけに、ちょい役で終わるのは惜しい気がする。

ただ、操作の自由度に比例するように割と細かなバグもまた多数あったので、そこはネックといえばネック。

次回作があるなら期待したい

ホグワーツレガシー、新規タイトルのゲームとしては間違いなく良作の部類に入る神ゲーでしたが、完璧過ぎるグラフィックに対して、細かなバグなど荒削りな部分もチラホラとあり、オープンワールドらしい探索自由度に比してストーリー選択の自由度があまりないなど、課題はそれなりにあったように思います。

とりあえず真エンドは見れました。

また、グラフィックボードの実力を試されるゲームでもあった為、本作は良くも悪くも選ばれし者のゲームなのかもしれません。まぁVRAMの依存度が高いせいか、RTX3060でも普通に4K環境で遊べたので、それなりのゲーミングPCを持ってれば問題はなさそうです。


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