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Alienware m18検証続き

自腹で26万も払ったので使い倒す。

巷ではこのAlienware m18をDELLアンバサダーとかいう体験モニターとなって借り受け、記事を書いてインプレ稼いでいる人がいるようですが、私は自腹で26万出しているので、忖度なしでAlienware m18(AMD)の検証を続けていきますよ…イクイク…!

オーバードライブモードで検証

タイムスパイ
タイムスパイエクストリーム
ファイアストライク
ファイアストライクウルトラ
ポートロイヤル
スピードウェイ
オーバードライブモード一覧

これ見てわかると思うんだけど、ファイアストライクがGPUを認識し損ねてるんですよね。というより、DELLのドライバに変えてから3DMARKがドライバをうまく認識してくれない不具合が出ている

まーOEMメーカーのドライバなので、恐らくその辺のサポートというか「仕切り」が上手くいってないのではないかと思われる。あくまで非公式なドライバという事になってるわけだ。

スコア自体はバランスモードの時と比べて全体的に1割程度伸びており、これが本来のRadeon RX7900Mの実力といった所なのだろう。
ファンがフル稼働するので、ちょっと温度が怖いですね・・・。

続いてCINEBENCH R23

今回のスコア。マルチ33580・シングル1906

あれ?これはバランスモードの方がスコアが良い・・・。

バランスモードでのスコア


誤差といえば誤差の範疇ですが、3DMARKから続いて計測したので、もしかしたらサーマルスロットリングかかってパフォーマンスがむしろ落ちてるって事かもしれません。

スコア的にはほぼデスクトップ用Core-i7 14700~14700Kクラスの数値が出ています。モバイル用RyzenはHXとHSがありますが、HXはほぼデスクトップ寄りのパフォーマンスがあるという事なので、実質デスクトップ用CPU積んでるようなもんですね。長時間の使用で壊れないか心配になるレベルだ・・・。

FF15ベンチから見えてきたもの。

フルHD高品質・スコアは13975

大体デスクトップ用RTX4060Ti位のスコアとなっている模様。まぁFF15はGeForceに最適化されてるので、AMD環境だとこんなもんかな。

一応4Kも測定。スコアは6841。

このスコアは見覚えがあって、かつてパチマネーで購入したRTX3070Tiの最高スコアに近い値が出ている。確かRTX3080が7000超えてたと思うので、FF15ベンチに関してはRadeonRX7900MはRTX3070Ti以上RTX3080未満くらいのパフォーマンスが出せているらしい。

FF15ベンチ中の挙動。やはり1:2位の割合で二つのGPUが稼働している。

ゲーム中はやはりというか、Radeon610Mはサポートに徹しているようだが、稼働率の割に有GPUメモリに殆どデータが展開されてないっぽい所を見るに、マジで描画処理の補助でもしているのだろうか?

こうなるとVRAMバカ食いするホグワーツレガシー動かしたらどうなるのか、ちょっと気になるところやね。

消費電力の大半は実はCPUとAPUの半々動作によるものだった?

CoreTempでブラウジング時の挙動を監視していたら、時折75W超えの挙動を確認。

右下の数値を参照してもらうと判るが、ブラウジング時でRyzen7945HXは50~70W前後の消費電力を垂れ流している事が判る。これはバッテリー接続時の挙動なので、惜しむ事なく電力を消費している状態であるが、Ryzen7945HXのTDPは55-75Wらしいので、カタログ通りの動きを見せているともいえる。

まぁこれはSteamでゲーム(検証用のフォースポークン)ダウンロード中の数値なのですが、試しにアダプターを抜いて計測してみると、この記事を書いている段階で30~40W前後の消費電力があった。Wi-Fiフル稼働中で大体これくらいの消費電力という事か。

続いてダウンロードを止めてみると概ね20W前後に落ち着いたので、ブラウジングだけなら2024年4月のドライバでかなり省電力化する事に成功はしているらしい。このドライバでは610Mが暴れる事もないので、3時間くらいは持つのではなかろうか。

AMDドライバで610Mが暴れている状態だと、ブラウジングで7945HXが40W前後食うとして、前回の検証で610Mが瞬間的に60W位出してたので、併せて大体100W 前後の電力を食っている事になる。つまり、アイドル時100W消費の噂と結びつく

なるほどね。バッテリーの持ちの悪さにはCPUも一枚かんでいたという事か。

Alienware m18は特に本体メモリ容量が大事なモデル

メモリはサムソン製のDDR5-5600 8GBが2枚刺しになっている模様。

これまでの検証でも判っている通り、VRAMと本体メモリを共有しているAlienware m18(AMD)であるが、積んでるメモリ容量が16GBというのはあまりに心許ない。特にゲーミングノートパソコンではAPUとGPUの連動・本体RAMとVRAMの共有が重要な要素となっているらしいので、もしも今後ゲーミングノートPCを買う予定があるならば、予めカスタマイズして32GB以上にして購入することをお勧めする

今回は中古での購入だったので致し方ないわけだが、今後はSSDの増設も視野に、メモリは32GBバイト以上に変更しようと目論んでいる。

とはいえ、流石に26万使った直後で金がないので、頃合いを見てパーツを揃え、本体を開けていじってみようかと考えております。

てなわけで、今回の検証はこんなところ。
次は実際のゲーム性能でも検証してみるかな。


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