見出し画像

1万キロ小話

購入後約10ヶ月時点

中古のV37スカイラインを買ってそろそろ一年ですが、走行距離にして大体1万キロが見えてきたのでこないだタイヤ館にローテのお願いに行ってきました。しかしタイヤは前後で殆ど溝に差がなく、まだローテは必要ないとの事でした。

仕方ないので温泉入って帰宅しましたが、タイヤの適正交換時期は大体3万キロなので、1万キロだと確かに少し気が早かったかもしれませんが、昨年買った時にタイヤも奮発してREGNOにしたので、その恩恵もあるかもしれません。

言われてみればほぼエコモード

自分は割とスピード出す方なので、スカイラインはFRの大排気量車だけにリアタイヤがかなり摩耗するのでは?との見立てでしたが、言われてみれば移動中の大半はエコモードで運転しており、燃費を気にするあまり極力2000回転を超えない運転ばかりしていた。というか、このスカイラインはハイブリッドだから2000回転以下でもモーターアシスト効かせたらそれだけで充分速いんすよ。

それに今、プチプーチンのせいで益々ガソリンが高い!特にスカイラインはハイオク指定だから、下手すりゃ一回の給油で一万円近くかかる。

岸田くんさぁ、注視ばかりしてないでさっさとガソリン税撤廃してよもう。高すぎなんだよガソリン。

大人のV6・3500cc。

せっかくの大排気量車なんだし、我慢してばかりの一年はなんか勿体無いので、こないだ久々にスポーツモードで踏み込んでみたんだが、やっぱ楽しいわースカイライン。3500ccのV型6気筒エンジンがね、まぁー良い音させんのよ。

昨年までは1600cc並列4気筒エンジンの車だった訳だが、明らかな違いはその静音性。アクセルを踏み込んだ時に喧ましく騒ぐ感じは一切なく、エンジンルームから低く唸るようなヴォーン!という音が響いてきて、その控えめな音の割にあっという間に時速120km位まで加速してしまうので、じっくりと聴き込む事が出来ないのが惜しい。

エンジンは音も楽しめる動力。

バイクの隼に乗っていた頃、あの攻撃的なガォォーン!という4気筒エンジン音に脳汁を出しまくっていた20代だったが、あれは20代だったからこそ脳汁に響いたエンジンだった。

オッサンになった今、エンジンルームの中で低く唸るスカイラインのV6エンジンの音は、どこか落ち着きを帯びた暴力性があって、これはこれで寝かしたウイスキーみたいで実に悪くない。

化石燃料の高騰や環境問題の煽りを受けてガソリン車はゆくゆくは電気自動車に淘汰されていくのかもしれませんが、モーターカーにはない脳汁の出し方が、確かにガソリンエンジンにはあったんですよ。

春はあけぼの…

さて、今年も春がやってきました。春といえば税金。ゴールデンウィークを明けると一斉に送付される自動車税の事を思うと、今から頭が痛い。昨年末のフェンダー穴あき事件の事もあり、今でもたまに「やっぱり軽自動車に買い換えようか…?」と思う事もありますが、スカイラインは遠出が恐ろしく楽な上に運転が楽しいので、まぁ、そこは割り切ってちまちま金かけながら大事に乗ることにします。

異常独身男性にとっては、車とドライブは本当に良い趣味だからね。そういった所は妥協できないのよね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?