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第1回 自社製品のプロモーション戦略 ウェブサイトとSNSの選択

 ここでは、プロモーション選択の入口からアクセス解析の専門知識までをシリーズ連載いたします。

 私、大久保がWEBプロモーションのやり方について悩んでいたところ、先輩社員の田上さんが、WEBプロモーションの方法とその検証方法について詳細に教えてくれることになりました。
 私と共に学んでいきましょう。

【登場人物】

IT営業アシスタント1年目。好奇心旺盛で何事も挑戦していきたい。
上司にインターネット上で自社製品をPRするように命じられたが、SNSかウェブサイトを使うかで迷っている。

元SE。今はアクセス解析ツールの営業。
Webマーケティングについてお客様に日々説明をしている。


上司に自社製品をPRするように言われたけれど、ウェブサイトとSNSのどちらを使えばいいのかな?

大久保さん、悩んでいるみたいだね。ウェブサイトとSNSのそれぞれの役割について説明するので、その上でどちらを使っていくか考えてみてね。

ありがとうございます!ぜひ、教えてください。

まず、考えるポイントをいくつか挙げてみよう。最初は、ターゲットについて。対象となる人々が若い世代や一般消費者なら、SNSが使いやすいかもしれない。一方、専門家や企業向けの製品を売り込む場合、ウェブサイトが効果的かもしれないよ。

今回PRする商品は企業向けにしたいと考えています。

2つ目は、内容の複雑さについて考えてみよう。もし製品やサービスが説明が必要で複雑な場合、ウェブサイトが適してるかもしれない。ウェブサイトは詳細な情報提供に向いていて、SNSよりも詳しい情報を提供できるよ。
SNSは短いメッセージや視覚的なコンテンツが中心だからね。

なるほど、専門的な説明もたくさん盛り込んでいきたいので、そういった意味だとウェブサイトの方が向いていそうですね。

3つ目は、情報の提供目的について。製品の詳細情報を提供する必要がある場合、ウェブサイトが使いやすいよ。それに対して、新しい製品の宣伝やイベント告知など、一時的な情報伝達にはSNSが適していることが多いね。

入口として、SNSは使ってみたいけれど、今回はイベントや宣伝というよりも詳しい情報提供が必要そうだからウェブサイトが向いているのかもしれないです。

4つ目はコストと時間だね。ウェブサイトを運用するにはコストと時間がかかることがある。その点、SNSは比較的低コストでコンテンツを共有できるし、リソースや予算に制約がある場合でも役立つかもしれない。その上、SNSではフォロワーへ即座に情報を発信することができるし、フォロワー数が少なくてもバズると爆発的に集客できる可能性があるよ。

確かに拡散力もあったら、短期で集客できるから、いち早く提供したい場合はSNSが向いていそうですね。
ウェブサイトにするといくらかかるんだろう…。予算と時間については心配なので上司に確認してみます。

ただSNSは、拡散力が高い分、炎上するスピードも早いから注意が必要だよ。誤った情報を拡散しないように確認して、信頼性のある情報を提供しよう。
最後に、5つ目は顧客との関係性について。関係性をどうしていきたいかは決まっているかな?SNSは双方向のコミュニケーションを促進し、ユーザーとのダイレクトな対話やフィードバックを得るのに向いている。それに対して、ウェブサイトは主に情報提供が中心で、対話が制約されることがあるよ。

コミュニケーションも大切にしたいので、SNSも使ってみたいですね。

どちらを選ぶかは、あなたの目的とターゲットによるね。
短期的な広告やコミュニケーションが必要ならSNSが良いし、詳細情報の提供や長期的なブランド構築が必要ならウェブサイト運用から進めていくといいよ。もちろん、両方を組み合わせてもOKだよ!

なるほど、今回のケースでは企業向けに製品詳細を提供したいので、ウェブサイトを選択します。その後、SNSも活用していくことを考えてみます!

企業向けの製品をPRする場合、ウェブサイトは詳細な情報提供に向いていて、信頼性を高めるのに役立つからね。必要な情報を明確に提示し、訪問者が製品について十分な知識を得られるように工夫してみてね。
成功を祈っています!


ひとまずウェブサイトを使うことに決めた大久保。
その後PRは無事成功したのだろうか。次回へと続く…

弊社ホームページ
https://sios.jp/lp/matomo/

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