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グレーゾーンを増やしたい

好き!嫌い!

2023年の目標は、「グレーゾーンを増やす」だった。ふと、「私って人より嫌いなものが多いのでは?」と思ったから。例えば人間だったら、好きな人間 : グレーゾーン : 嫌いな人間 = 1:7:2ぐらいが理想なんだけど、私の場合は1:5:4って感じ。嫌いなものが多い人は、その分「何なん」と思う場面が多いわけだし、それを溜め込むのも疲れるが、放出するとただのイラチかめんどいやつになる。つまり、嫌いが多いことは何もいいことがない。HSPとかなんとかより、嫌いなものが多い人の方がよっぽど生きづらそうだ。あとなんとなく、過剰な好き嫌いはすごく子供っぽくて、無関心は大人っぽい気がする。好きな人間というのは価値観の大編成が起こらない限り変わらないので、なんとか嫌いなものを減らしたいと思った結果が、グレーゾーンの増強だった。

(けどここで書いておきたいのは、嫌いなものが多いのは、その人が周りの刺激に敏感で、自分自身が色んなことに気を遣って生きているから、という可能性もあるということ。まあ、シンプルイラチの可能性も全然あるけどね。私は若干イラチより。)

私の身近な2人に、グレーゾーンが多い人と嫌いなものが(私より)多い人がいる。私はどっちも大好きだけど、上に書いたように、前者の方が大人に見えるし、何よりさらっとに生きている。前者は理性的で、後者は感情的な気もする。前者はいい人間で、後者のはいい奴って感じ(?) 私が愚痴をこぼすと、前者は「ふ〜ん」と言うが、後者は私よりキレてくれる。

今はお気楽学生なので、「こいつもういいわ〜」とLINEを無視することも、適当な理由をつけて遊びに行かないこともできる。けど、お気楽学生というのも有限なので。大人になる準備というか、ストレス過多な社会への備えとして、グレーゾーンは徐々に増やしていくべきな気がする。

今のところ達成できたかというと、まあ達成できていない。むしろ新しい人と関わるたびに、「こういう奴やだわ〜」「こういう雰囲気面白くないわ〜」とか嫌いなものが増える。ダメすぎる。

どこかの偉い人は、「大人になるというのは、複雑になることだ」的なことを言ってた。「好き」「無関心」「嫌い」だけじゃなくて、「嫌いだけど許容すべき」「好きだけど拒絶すべき」「嫌いだけど無関心になるべき」ともっと項目を増やすべきなんですかね〜。うわ〜けどそんな理性的にべきべき言いたくないし、無関心の方がかっこいいから、とりあえずグレーゾーン増強でいっか。

待って、また「言いたくない」とか言ってる。もぉぉぉ!!!!

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