見出し画像

やっぱり5連勤はおかしい

絶賛連勤中です。今日で4、明日で5連勤となります。通常のサラリーマンにとってはもはや当たり前かもしれませんが、これは異常です。目を醒まして!

僕の仕事は週5日勤務のシフト制なのですが、僕はシフトの希望をほぼ出しません。どうしても休みたい日があれば休みの希望を出しますが、そんな日はめったにない。働く時間も朝・夜どちらでもかまわない。であれば、へたに希望を出すよりも「いつでも働けます」というスタンスを取っているほうがよい。コイツはなかなか融通がきくぞ、と思われるからです。たぶん。しかし、そんな僕でもシフト発表前には「5連勤は嫌だ…!5連勤は嫌だ…!」と某魔法使い少年のように祈っている。だったらシフト希望を提出する際に、その旨を伝えればいいのでは?という話です。ええ、もちろん自分なりに策は打ちました。ただ、希望を提出する前に僕は考えた。「5連勤はやめてください」と申し出るのは、あまりに自分の立場が不利になりすぎる。そこで、別の伝え方を思案。思いついたのは「お休みについてですが、2連休でなくても問題ありません」という文言だ。我ながらよくできている。1週間のうちで、2連休があるということはすなわち5連勤があるということだ。つまり、裏を返せば2連休がない = 5連勤もない、ということになる。だから「自分には2連休などという贅沢なものは必要ありませんよ」と、あくまで会社側を慮ったような言い回しをしつつも5連勤を回避するというファインプレー。これで僕の立場が不利になる心配もないというわけだ。

結果、新たに発表されたシフトを確認すると、思惑通り2連休は無かった。してやったぜ、と勝ち誇った次の瞬間、僕は目を疑ったのです。たしかに2連休は1つもありません。しかし、なんと5連勤はあったのだ!ど、どういうことだ…?僕は1ヶ月間の総勤務日数、休日数を数えたが、間違いはない。やはりここは会社ではなくホグワーツなのか?一体どんな魔法を使ったら「2連休無しの5連勤」を生成できるというのだ…。おそらく前後の週との兼ね合いで可能な芸当なのでしょうが、2連休がなければ5連勤もないとタカを括っていた僕の負けです。そんなわけで、僕はいま不本意ながら5連勤を強いられているというわけです。とても苦しい。世のサラリーマンたちはこれを毎週毎週こなしているというのだから驚きです。なんなら5連勤どころか10、20連勤しているという声もSNSでよく見かける。そう考えると、たかだか5連勤で根を上げている場合ではありませんね。……なんて言いませんよ!周りが苦しんでいるから自分も我慢しなければ、という考えは、コミュニティに属する上である程度は必要です。和を以て貴しとなすとはまさにこれ。しかし、そうした美徳も行き過ぎては個人の尊厳が損なわれます。自己犠牲もほどほどに、イヤなものにはイヤと言えるのが望ましいですね。正義感溢れる演説をしてしまいましたが、僕は結局次のシフト希望を出す際にも「5連勤は嫌だ…!」と素直に伝えることはできないのでしょう。困ったものです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?