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(再掲)エスプガルーダⅡから15年

2020年11月ごろに書いていたnoteの文章が見つかったので、せっかくなのでここに再掲します。
(実は当時少し記事書いてアカウント削除した出戻り組です)

今から15年前、2005年の11月頃にエスプガルーダⅡがゲーセンで稼働しました(はず…実際は10月からだったかもしれませんが)
実は、2005年ごろが自分が一番ゲーセンでSTGをやってた頃で、STGの実力的にも丁度ピークだった頃に出たゲームが本作でした。

自分のSTG遍歴などはそのうち書くかもしれませんが、ざっくり書くとPS2版怒首領蜂大往生を一年かけて1周(使用機体A-S)し、そこからPS2版とアーケード版のエスプガルーダ(2人とも使ってたけどメインはタテハ)等のPS2とアーケードSTGをいくつか1周クリアしたと…いう感じです。
2005年稼働のアーケードだと他には旋光の輪舞を遊んでました。

秋のAMショーにて、ガルーダⅡをケイブが出展するという情報を知り、公式サイトで初日の招待に応募したところ当選し、初お披露目となったガルーダⅡを目当てにAMショーへ行きました(ちなみに他社STGだとアンダーディフィート、ラジルギも出展)

前作と違いボタンがあらかじめ4つちゃんとあって(前作は標準設定では連射が無し)、しかもボタン配置が選べる(エスプシリーズはバリアのボタン配置が他のケイブシューと若干違う)、そしてグラフィックが格段に綺麗になって、自機のショットが派手に強そうに見えるという点に感動しました。

試遊台にてプレイの後、キャラのコスプレをした方からペンダント(自機の1人であるアサギが身に着けてるハート形のもの。上記写真)をもらいました。プレイの度にもらえたのですが、一人で何個ももらうのは申し訳ないと思って2回目以降は遠慮しました。
このペンダント、実は中に電球が入っていてずっと光るもので、1週間以上は光りっぱなしでした。
自分はタテハでプレイして、何回かやって3面後半までが限界でしたが、順番待ちの間に上手い人が4面超えていたのを凄いと思いつつ見てました(確かAMショー版は4面までだった気がします。あと、2面に中ボスがいませんでした)

そのあとのロケテは行ってないですが、何回かあったロケテ情報を見るたびにシステムが変わっていって(覚聖関係の仕様)、こうやってアーケードゲームって出来ていくんだ…というのを楽しみに見てました。

前作は面白いしクリア安定していたし、今作はAMショーで触れてロケテ情報も追って行ってたこともあって、稼働するのを心待ちにしていました。
そして、稼働しているお店を見つけてプレイ。
触った感じはAMショーのときとあまり変わらず。
今までアーケードでクリアしたゲームはPS2版でしっかり練習してその成果をゲーセンで出して1周クリアしてたのですが、アーケードで初めて触れてアーケードのみで攻略してアーケードで初めて1周クリアしたSTGはガルーダⅡが最初で最後でした。(旋光の輪舞も通常クリアはしていますが、厳密にSTGに入れていいか微妙なので除外)

前作でもタテハメインだったので、今作でもAMショーのときからタテハでプレイしてました。
でも、結局ラスボスがどうにもならずキャラ替え。気付いたらアサギに乗り換えてました。
自分はSTGの自機はワイドショット機体を使うことが多いので、タテハの通常ショットと、アサギの通常レイピアの範囲の広さがしっくりときてた気がします。
ちなみに順番待ち中に他の人のプレイを見た感じでは、アゲハ使いが多かった、タテハは時々見る、アサギはほとんど見ない、って感じでした。

アサギはある程度の切り返しができれば弾避けをあまりしなくて済むのが楽に感じました。
序盤は若干弱いけど、通常レイピア出していればそれなりに敵を追尾して倒してくれますし、特に4面中盤で最強状態になればタテハのワイドショット以上に雑魚的への対処が楽でした。
あと、覚聖レイピアが異常に強く、精霊石に余裕があればボスの形態1つパスできるのも魅力です。ただ、精霊石の消費が早いのと、精霊石無くなったあとは弱くなるという欠点もあります。
道中は広範囲の通常レイピア出しっぱなしで適度に切り返しつつ、難所では覚聖で速攻というのを意識するだけで割とすんなり行けてた気がします。

アサギで初めてラスボス倒したとき、初めてゲーセンだけで触ったゲームをゲーセンだけでクリアしたんだと思ったことが一番印象に残ってます。
確か11月末か12月初めにはクリアしてたので、稼働して1か月前後は集中的にガルーダⅡやってたと思います。

あと、多くのゲーセンにも置いてあって、クリアしている人はそこそこ見たのでみんな普通にクリアしてるんだなと思ってました。(今だと考えられないですけど、当時のゲーセンにSTGコーナーはあったのです…)

同じ年の年末、ふらっと入ったゲーセンでガルーダ2ある…と思って普通にクリアしたら、2人組のギャラリーがついてました。
STGやってて順番待ちじゃない人のギャラリーがついたのは、後にも先にもこのときだけだったと思います。
まぁアサギが珍しかったってのもあるし、アサギのエンディングを見る機会はそうそうなかった…ってのもあるでしょうけど。

以下、システムやステージ等で気になったこと。

・ストーリー
前作のシンラには技術的に及ばないソーマという国での出来事って設定だけど、今作の難易度は前作よりも遥かに難しいというのは個人的には突っ込みどころだと思ってる(前作は弾幕STG入門としてお勧めしたい位の低難易度)

・覚聖絶死界
一般的には5面縦穴と6面アサギクローンは覚聖絶死界でいくのがいいらしい。
エクステンドアイテム取得と、スコアエクステンド狙いで2ボスと4ボス発狂で使った位しか覚えがない。
敵を倒すたびに敵弾を一旦消して少し時間をおいて自機狙いの打ち返し弾に変える感じで、うまい人がやってるのを見ると敵弾と追いかけっこをして逃げ切るような感じになってる。
自分がやると打ち返し弾に囲まれて即被弾してしまって、結局使いこなせなかった。

・エクステンドアイテム
ケイブシューの中でもきつい方だと思う。
3面中ボスのパーツ6か所破壊したうえで倒す。そのあと3面後半を進んでボス前の特定の地形を覚聖絶死界で打ち込み。
中ボス以降でバリア使用すると(オートバリアも不可)アイテム出ない。

・1面ボス
意外と被弾しやすい。全方向へ異なる速度の弾が出る攻撃がいくつかあるので、くぐりぬけるのに神経使う。
アサギで行った時だけツバメのセリフが違う驚き。

・3面後半
大型機の第二形態の高速ワインダーみたいなのが難所。自機狙いを横にずれればいいだけだと思うけど、ちょくちょく被弾してた。倒す際に覚聖してオートバリア暴発して涙目、ノーバリアで抜けてエクステンドアイテム取ろうと覚聖絶死界しても出ない→実は中ボスのパーツ破壊漏れで涙目…ということも。
幸い、ミスはOKだったので、3面中ボスまでにバリアゲージを空にするようにして(余ってたら3面前半で無駄に使ってた)

・3面ボス
発狂は左右の端っこで避けると横からくる敵弾を半減できるけど、避ける時間が長くなる…という悩みどころ。この時点で前作ラスボス発狂攻撃と同じ避け方(上からの弾を気にしつつ左右からの弾をくぐっていく)を要求されるというのが今作の難易度を物語ってる気がする。

・4面道中
突撃してくる小型雑魚の打ち返しが地味に怖い。
中ボスは横スクロールに沿ってずれていくだけで何とかなったのと、ちょうど第二形態でパワーアップが最強になるので覚聖アサギの強さを実感できる。

・4面ボス
第一形態と第二形態がボス本体に乗っかる感じで画面上部で避けた方が安定してた。画面下部でまともに避ける方が難しい攻撃が多かった。
第四形態はちゃんと避けきれず、バリアで押してた。
ここをノーミスで抜けれたことがないので、真セセリには会えずじまい。

・5面
敵の攻撃も音楽も最初は「あれ?」って思った。
繰り返すうちに前作の攻撃だったり、前作の3面~5面のアレンジだったりしたことに気づいたときには…前作一生懸命頑張ってクリアしてよかったと思う。
中盤の縦穴中型機ラッシュと右スクロールが難所。
縦穴の中型機ラッシュは画面動き回って覚聖で数体倒した後はL字型をゆっくり書いて敵弾を誘導して、そのあとの右スクロールで右下をキープできるようにしてた。
バリアゲージ半分以上あるときはアイテムキャリアの破壊を遅らせてセセリにガードバリアアタック→バリア回復ができるけど、遅らせ過ぎてセセリ登場時の爆風でアイテムキャリアが消滅させてしまったことも時々あった。

・5面ボス
ガルーダⅡで一番力入るところ。セセリ戦。
「ずっとこの時を待っていた…」からの戦闘開始がめっちゃ熱い。
前作に比べて凄く凛々しい感じになって(ジャコウの用意してたドレスを纏って戦うって設定が泣ける)、難易度も上がってるのでめっちゃ緊張してた。
第一形態第四攻撃の剣の上が安地ってのは頑張って入る練習したなぁ。セセリの動きに合わせて微調整しないとミスするけど。
第二形態は正解分かった瞬間が楽しい。ミサイル打ち返し→打たないのが正解、奇数WAYからの自機狙いの粒の誘導とか。
発狂はちゃんと避けれたことない。

・6面
アサギクローン地帯、絶死界で進むのが正解みたいだけど、上に書いた通り自分はできないので、通常レイピアでがんばりつつ、精霊石は極力使わないようにしてた(危なくなったらバリアを優先して使う)

・6面ボス
弾避けは覚聖とバリアがなくなってからという感じで、素の状態であまり避けられた覚えがない。
ボスが飛んでからの形態だと画面上方に出ていかないといけないことが多く、ボスの目の前の避けがめちゃくちゃ怖かった。

・ラスボス
発狂は敵弾来る前に覚聖して倒し切るのがアサギのパターン。
というかそれで倒し切れなかったらボス本体に上手くサーチできずに苦戦するうえ、こちらがバリアを使った際にラスボスもバリアを貼る(しかもバリア時間長い)ので、真正面から戦えたことがない。
石足りないと思ったら直前の形態でわざとミスして石補給してから発狂突入してた。

急にガルーダⅡ思い出したのはなぜかわからない。
ちょうど今が15年の節目だったことに、ふっと気づいて、何か残すなら今かなと思ってだらだらと書いた。
まとまりのない文章だけど、ここまで読んでくれた方がいたらうれしいかな。

ちなみに数年後に360版が出た頃には腕は落ちてしまってて、バリア回復や通常時でも弾消しができるおまけモードをざっくりクリアするのが辛うじてという状態だった。

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