STGにおける自機の位置

弾幕ゲーが主流になった今自機の位置取りというのは後ろに固定されがちですが自機の位置と言うのはSTGにおいて地味に重要な要素になっています。
自機の位置について簡単に説明していこうと思います。


敵との距離で変わる火力と回避

STGの火力と回避力は位置取りによって決まり、その時の位置を上手く使い分ける事で道中の難敵やボス戦に安定して事に繋げられます。
基本的に敵へ近寄る程自機の火力は上がりますが被弾率も上がります。
逆に敵から離れるほど火力は下がりますが被弾率も下げられる場合が多いです。
激しい攻撃の時は後ろで回避に専念し緩くなったら前進して一気にダメージを与えるなど場面によってポジションを変えて行きましょう。

基本位置は一番後ろから中央近くがオススメ

後ろに下がるほど被弾率は下がりますが、下がり過ぎるのは逆に危険です。
ゲームによっては背後から敵が出現したり、後ろに居ては避けられない攻撃が存在します。
その他にも固い敵を相手にする場合下がりすぎると火力が追いつかず倒すのが遅れて追い詰められます。
ではどの位置が良いのかというと、自分のオススメは一番後ろから中央に近い位置になります。
この位置では被弾率や火力の低下をある程度抑えつつもすぐに前や後ろへアクセス出来るので攻守に優れています。
背後からの攻撃にも対処しやすく画面下から上がってくる敵に衝突する事も防げます。

前進して一気に攻めよう

守るだけがSTGではありません。
慣れてきたら積極的に前へ出て敵を殲滅していきましょう。
中型や大型の敵は耐久力が高く攻撃も厄介で早めに倒す必要があります。
これらの敵は接近戦で一気に叩くのが最も安全です。
低耐久の雑魚も出現パターンが分かっている場合出現後にすぐ倒した方が安全です。
後ろで回避に専念してるだけでは火力が足りず画面内に敵の弾が多く存在する事にも繋がるので積極的に前へ出て叩いていく必要があります。
ボス戦においても少しでも多くダメージを与えられればそれだけ早く撃破に繋がります。
敵のパターンや攻撃に慣れてきたら前へ出ることで新たな打開策が生まれるかもしれません。

下がる事で守りに徹する

守りに徹するのも大事です。
弾幕ゲーが主流になっている現在無理に攻めると被弾する事も多くなっています。
攻撃が激しいと感じたらすぐに下がって体勢を整えましょう。
下がることで攻撃範囲が広がるショットであれば広範囲に攻撃をしながら回避に集中できます。
攻撃が激しい中ボスやボス等は基本的に下がって回避に専念するのが一番安全です。
攻めるのも大事ですが基本的には生存することを優先していきましょう。

出来るだけ狙う敵の正面を意識する

大体の敵との戦いで一番安全な位置は正面です。
最もダメージを与えやすく、視覚的にも弾を見やすいので回避もしやすいからです。
敵によっては正面から激しい攻撃やレーザー等を撃ってくる事もありますがそういうのを除いた場合ほとんどは正面の位置で戦う方が比較的有利になる事が多いです。
逆に正面から外れる程与えるダメージが減り視覚的にも負担が出てくるので被弾しやすくなります。
可能な限り敵の正面を維持出来るようにしましょう。

安全地帯の把握

ゲームによっては安全地帯が存在する物もあります。
安全地帯というのはその場所に居れば絶対に攻撃が当たらない位置となります。
この安全地帯の把握は最も大事で、知っていなければ攻略が困難になる場合が多いです。
今の時代では攻略動画が多く出ているのでもし安全地帯の存在がある場合はしっかり覚えて自分でも再現できるようにしておきましょう。

危険な位置からはすぐに逃げる

この危険な位置と言うのは敵との衝突や凶悪なポイントとなります。
例えば敵が出現する位置に居れば出現後即押しつぶされますし、レーザーが飛んで来る位置に居ると射抜かれてお終いです。
他にも回避不可能に近い弾幕や逃げ場の無い場所等、絶対に居てはいけない位置が存在します。
固定ポイントなら覚えれば良いのですが、ランダム弾や追い詰められそうな場合にはその場で危険な位置をすぐに把握して避ける必要があります。

最後

このように自機の位置は攻略に結びついており、ただ単純にそこに居れば良いと言う訳ではありません。
慣れない内は自機の位置を後ろに持って行きよく分からず追い込まれてしまう事が多いと思いますが、自機の位置を意識する事で画面内をより広く使える事に気が付くはずです。
STGにおける自機の位置取りはパターン構築にも繋がっており、地味ながらも重要な役割を持っています。
既に有る攻略パターンに自分の動きを組み込んでみるのも面白いかもしれません。
自分なりのポジションを見つけ出して自分なりの攻略方法を作り出していきましょう。

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