心身はSTGのプレイに影響を与える

STGいくらやってもしっくりこなかったり、昔と比べて上手く出気ないというのはあると思います。
STGは特に周囲の環境や体の影響がプレイに出てくるのでもしかするとそれが原因なのかもしれません。
今回はSTGと心身を解説してみたいと思います。

STGに影響を与える体の状態

STGはゲームの中でも特に体の影響を受けます。
健康状態はもちろん疲労や精神面もゲームプレイに大きく関わってきます。

当たり前のような所ですがあまり知られてないとは思います。
STGは本気でプレイするとなるとかなりの能力を引き出す必要があるのでその時に心身共に万全でなくてはベストな結果が出せません。

がむしゃらにSTGをプレイして練習する必要もありますが、それ以上にストレス発散や睡眠食事で健康状態を維持する必要があります。
心身の調子がおかしい時は必ずプレイにその悪影響が出てきます。

STGでよく使う体の部分は目や手では無く脳

いくら視力や反射神経や操作があってもSTGが上手いとは限りません。
では上手い人はどんな人なのか？というと脳の処理能力と記憶力が高い人です。

STGでは一瞬で画面内で何が起こっているのか、何をすれば良いのかを判断して実行に移す必要があり、目から送られてきた状況を解析して思考し最適な回答を手に送って操作する、という脳の処理をプレイ中常に行っている為脳の処理能力が高いほどSTGでは有利に働きます。
この処理能力を手助けするのが記憶力で、記憶したパターンを引き出して画面内の状況と照らし合わせる事で脳の処理を素早く完了させるのです。
上手い人程余裕があるように見えるのは豊富な記憶パターンが脳の処理を手助けしてるのがあるからだと思います。

自分もよくありますがプレイ中に混乱したり手が止まったりするのは脳が処理落ちしてる状態なんですね。
記憶パターンが増えるほどこの処理落ちは軽減していきスムーズな余裕のあるプレイに変わってきます。

脳の処理能力や記憶力に関しては才能や脳の状態によるので後天的にどうにかできる物ではありませんが、脳トレやそれでも脳の健康を保つのは出来るはずです。
脳トレなんかは何でも良いのでパズルゲームなんかがオススメです。
気晴らしにもなりますし、STGにも通ずる所があるのでいくつかお気に入りを持っておくと良いでしょう。
脳の健康というとメンタルであり、ストレスや鬱といった状態はかなりの大敵です。
ストレスや鬱が酷い時はゲームよりそれの改善に目を向けた方が結果的に良い方向へ向かうでしょう。

ストレッチや睡眠はしっかりと

STGは上にも書いたとおり脳を酷使しますし長時間画面に集中するので目も疲れます。
何より体調の不良がプレイに影響を与えるのでしっかりとした睡眠は必要です。

寝ることで脳の疲労や体の疲労を回復させる他ストレスの改善にもなるので心身共に良い影響を受けることが出来ます。
更に人間は睡眠時に記憶を整理して脳に刻むのでSTGの攻略中に覚えたパターンをしっかりと記憶する為にしっかり睡眠を取る事は理に適ってます。

ストレッチに関しては体の痛みを抑えるのが目的です。
同じ姿勢で長時間プレイするのがゲームですが、STGの場合楽な姿勢で出来る物では無いのでどうしても体に負担が掛かってしまいます。
ストレッチを行う事で体をほぐしコリや痛みを軽減する他ストレスを抑えられます。
体のついでに目のストレッチを行うと更に効果的と言えるでしょう。

体に負担の無い環境か？

まずプレイ環境が体に負担が無いか考えて見ましょう。
体は楽か？プレイに支障は無いか？面倒ではないか？等々。
プレイ環境は心身に影響を与え、合わない環境だとプレイに悪影響を与える他心身にも悪影響を与えてしまいます。

無理のない環境を整える事で気持ちよく遊べますし、その気持ちよさが結果に繋がってきます。
面倒でも掃除をしたり、周辺機器の位置を調整したり、気分が上がるように周りを飾ってみたりと色々やってみましょう。

明かりと音は適切か？

一番ダメージと感じ安いのはモニターの明かりやイヤホン&ヘッドホン、スピーカーの音でしょうか？
モニターの明かりは目にダメージを蓄積させやすく、モニターの隅々を凝視するSTGでは特にダメージを受け安い要因と言えるでしょう。
あまりにも目がキツイようなら多少見え難くなってもモニターの明るさや彩度を落とす必要があります。

音に関してはスピーカーとイヤホン&ヘッドホンで変わります。
スピーカーの場合は周囲に迷惑が掛かってないか注意する必要があるくらいで常識的な範囲であるならば問題ありません。
一番注意したいのはイヤホン&ヘッドホンで、こちらは音が大きすぎると耳垂れや聴覚の低下等の酷い状態が出てくる可能性があります。
STGはゲーム内のBGMや音も攻略に必要な物ですがイヤホンやヘッドホンを使う場合は高すぎない程度に抑える必要があります。

避けられないは自分のせいでは無いかも

移植されたSTGを遊んで昔遊んだSTGが同じようにクリア出来ないと嘆く人が多いですが、それは老化では無く周辺機器が原因かもしれません。
もちろん老化やブランク、移植の完成度はあると思いますが、一番大事なのは当時と環境が全く違うという所です。

先ず昔はブラウン管が主流で今はモニターが主流です。
ここに大きな落とし穴があり、通常のモニターではブラウン管と違い遅延が大きい点があります。
この遅延というのは応答遅延と入力遅延がありますが、通常のモニターですとこの両方が高速なゲームをするのに適しておらず、反映に遅れが生じます。

STGプレイヤーは遅延にうるさいと言われますが、他のゲーム以上にSTGは遅延の影響を大きく受けるジャンルで、モニターをブラウン管やゲーミングモニターに変えただけで結果が変わるほどです。
この場合ゲーミングモニターの低遅延でちゃんとした物を買う事で解決します。

他に注意する遅延というとSTGを何で遊んでいるか？になります。
スイッチ、PS、XBOX、PC、基板、と色々ありますがこの中でも最も遅延が少ない物が基板となり、一番遅延が大きい物がスイッチとなります。
PC、PS、XBOX等は遅延が少なく移植の完成度が重要になります。
スイッチに関してはどうやっても遅延が発生してしまいます。

他にもケーブルや入力機器等の遅延があります。
これらの遅延は自分の心身が原因ではなく使っている機械の問題であり、それらを改善するだけで驚くほど遊びやすくなります。
老化を嘆く前に環境から見直してみると昔の実力が蘇るかもしれません。

終わりに

このようにSTGは体の些細な不調もゲームのプレイ面に現れてきます。
老化でSTGが下手になったとはよく見ますが、老化は意外と影響が少なく下手になったと感じるのは体の不調や環境が影響してるかもしれません。
ただこれに関しては才能が無いからや障がいがあるから無理というわけでは無く、単に心身健康でいる事がSTGの良プレイに繋がるという事なんですね。
今回はあまりSTGに関係無いような内容でしたが、こういうのも有るという事でご勘弁を。