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記事一覧

CB 優先順位の原則

CB 優先順位の原則

ボールを保持するセンターバック(以下CB)は明確な優先順位を持ってプレーしなければいけない。

CBの優先順位における原則は以下の2つだ。

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ウェイト→パフォーマンスを成立させる4つの分類

ウェイト→パフォーマンスを成立させる4つの分類

近年、トップカテゴリーではウェイトトレーニングの活用は常識である。2種(高校年代)であっても、それを取り入れるチームは多い。

ウェイトトレーニングの扱い方には注意が必要だ。間違えればパフォーマンスを落とすことになりかねない。

サッカーではフィジークやボディビルのような体は必要ない。トップカテゴリーのプレイヤーを見れば明らかだ。

では、サッカー選手はどのようにウェイトトレーニングを取り入れるべ

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オーバーラップの原則

オーバーラップの原則

サイドの深い位置からクロスに持ち込む手段の一つにオーバーラップがある。

今回はオーバーラップ実行における原則を見る。

オーバーラップとはサイドの深い位置にいるボールホルダーを外側から追い越していくアクションのことだ。基本はWGとSBの二者で行われることが多い。

オーバーラップのメリットは2つだ。

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得点率が上がるラストパスの原則

得点率が上がるラストパスの原則

ディフェンスラインを走り抜ける選手にボールを届けることができれば決定的なチャンスにつながる。

この時送り込むパスがフライパスではなくグラウンダーのパスの方が通った後にゴールになる可能性が高い。

理由は2つある

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サッカーの5大フィジカル要素

サッカーの5大フィジカル要素

サッカーを有利に進めるにはフィジカルが欠かせない。しかし、がむしゃらに筋トレをしても効果的とは言えない。

筋トレと聞いて最初に思い浮かぶのはきっとウェイトトレーニングだ。これは、最低限の筋量をつけるのには効果的だが、必要以上の筋量は競技において不要である。

サッカーの競技性に注目した場合、重要になるフィジカル的要素は以下の5つだ。

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4-4-2(守備)の原則

4-4-2(守備)の原則

サッカーのフォーメーションで4-4-2は基本のものとして知られている。

今回は4-4-2フォーメーションにおける守備の原則を見る。

まず4-4-2のメリット・デメリットを見る。

メリットは以下の3つ

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ポゼッションに最適な陣形

ポゼッションに最適な陣形

現在、ポゼッションをベースに試合をコントロールしたいチームにおいて、あるフォーメーションが趨勢である。今回はそのフォーメーションについて解説する。

そのフォーメーションが

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ハイプレスの個人原則

ハイプレスの個人原則

ハイプレスとは、守備側が相手陣でボールを奪いに行く行為を指す。

ハイプレスを実施するに当たって選手個々が抑える原則を見る

ハイプレスにおける個人の原則は5つだ。

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コーナーキック(攻撃)の原則

コーナーキック(攻撃)の原則

サッカーにおけるゴールには3大シチュエーションがあります。

今回は3大シチュエーションの一つであるセットプレーについてみていく。その中でも特に頻度の高いコーナーキックの攻撃時の原則を見る。

コーナーの原則は4つだ。

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レヴァークーゼンvsRBライプツィヒ  名勝負の裏にある原則

レヴァークーゼンvsRBライプツィヒ  名勝負の裏にある原則

レヴァークーゼンとライプツィヒの一戦を見た。見応えがあり、90分をあっという間に感じる試合だ。

両チームには明確な哲学があった。互いの哲学を存分にぶつけ合い最高に見応えがある。

今回は各チームの原則を見る

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カウンターの再現性を上げる5大原則

カウンターの再現性を上げる5大原則

サッカーにはゴールが生まれやすい3大シチュエーションがある。

実際に試合を観戦し、ゴールの局面に注目するとこれら3つのシチュエーションが圧倒的に多い。"自陣からビルドアップした後のゴール"や"中央寄りからショートパスで崩してのゴール"は実のところ少ない。

今回は3大シチュエーションのうちの1つであるカウンターについて原則を見る。

カウンターの原則は以下の5つだ

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コミニュケーションの原則

コミニュケーションの原則

指導者が選手へ言葉を伝える時の原則について見る。

ミーティングやフリーズコーチングにおいて指導者が留意すべき原則は以下の3つだ。

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必要なものは地図か乗り物か

必要なものは地図か乗り物か

指導者はトレーニングに介入し、選手もしくはチームを改善する

トレーニング中のコーチングには、同時進行でコーチングするシンクロコーチングと練習を一時停止してコーチングするフリーズコーチングがある。

双方にメリットデメリットがあり、それらを理解した上で取り扱わなければいけない。

今回は、それらのコーチングを行うときに指導者が提示すべきものの分類を示し、それぞれの特徴について見る。

指導者が提示

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インナーラップの2大原則

インナーラップの2大原則

攻撃の局面でサイドの深い位置までボールを運び出したときに、シュートまで持って行く手段にインナーラップがある。

インナーラップとは

ボールホルダーの内側のレーンを走り抜けてボールを受ける手段である。

インナーラップのメリット

インナーラップはオーバーラップと相反するものとして扱われる。ボールホルダーを外から走り抜けるオーバーラップに対して逆側を走り抜けるからだ。

インナーラップとオーバーラ

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