好きなドラマ

この前終わってしまったんですが、「だが、情熱はある」というドラマが好きでした。

オードリーの若林さんと南海キャンディーズの山里さんがどんな風に芸人の世界に入って、どうやって生きてきたかがほぼ実話でドラマ化されていました。

2人はそれぞれ相方がいますが、あるプロデューサーさんが2人が"何かが足りていない"という所が似ていると思って2人を引き合わせて、「たりないふたり」という番組を作ったり、若林さんと山里さんが漫才のコンビを組んだりしていました。

足りていないなというのが自分にもあてはまるなというのもあってこのドラマが好きだったんだと思います。

去年の話です。
絵の基礎を学びたいと思って友達に教えてもらった教室に見学に行きました。

ほぼほぼここに行くんだろうなと思いながら見学に行ったのですが、まずスリッパに履き替えたのですが教室のスリッパに「天才」と書かれていて戸惑ってしまいました。

そして、年齢は関係ないので敬語は使いませんという説明を受けて、規約にも書かれていました。私は年下の先生にタメ口で話しかけられても全然大丈夫ですが、私は先生には年齢関係なく敬語を使いたいと思ってしまいました。そして未来に向かって成長している子供達に対して30代後半の私が「年齢なんて関係ないよね、私達、一緒だよね!」というスタンスをとるのはおこがましいと思ってしまいました。

教室が年齢関係なく自由な発想でみんなで楽しく成長していこうというスタンスなのはちゃんと理解できました。ただ自分はここに入っていけないと思って、考えこまずにわーっと輪の中に入れたらきっと良いんだろうなと思いました。見学に行って、自分の性格がどこか欠落しているのを感じました。

「だが、情熱はある」は、たりないふたりが不器用ながらやりたい漫才をしたり、葛藤しながらも楽しそうだったり、、、全然生活の規模が違いますが私もこれで良いのかなと思わせてくれた気がします。

「テレビは見ない」と周りのほとんどの人が言っていますが、私は結構テレビを見ています。朝の出勤前もニュースや天気予報をチラチラ見ながら準備します。それもみんなと違っていて孤立しているように感じてますが、こういう好きなドラマに出会ったのは嬉しいことだなと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?