脈なしでも奢られる女

マッチングアプリ関連の記事に「奢られない」とか「割り勘で萎える」とか、ああ、よく見ますね。
筆者は割と奢られてきたほうです。
家族だったり、先輩だったり、恋人だったり、夫だったり。
ではなぜ奢られるのか。
たとえ恋愛感情がなくても、奢られてきたその理由は。
お風呂の中で考えてみました。

鍵は『信頼関係』

出ました。
多くの場合、奢られるときは初対面でないことが多いです。
会って二回目の時に奢られることもあります。

元モデルの男性に狙われた夫持ち

ひっじょーーーに軽い人でした。
母校の高校で文化祭があり、そのお手伝いに行った日のこと。
元モデルの男性とお酒の話で盛り上がり、文化祭に来たお客さんを一緒に接客しました。
そこで信頼関係が生まれ、友達と先輩、その方とで打ち上げに行きました。
結果奢られましたし、体目当てのナンパもされ、激おこの私は先輩ごとブロックして二度と関わらないようにシャットアウト。

元彼に服を三万奢られた一昨年のこと

元彼は投資をしていて、まあまあ稼いだということで、服を奢ってくれました。
つき合っているので信頼関係があることはもちろんです。
私の好きな店に行き、元彼に服を選んでもらい、元彼好みの服を三万円分買ってもらいました。
あえなくお釈迦となった関係ですが、服は伸びるまで着ました。

今も夫に奢られる、新婚半年目

結婚前、結婚したら贅沢できないからと、誕生日に五万円分のものを買ってもらいました。
そして結婚半年。誕生日に三万円相当の着物などを買ってもらったり、お化粧品や本や、スケジュール帳やetc
今も奢られ続けています。
もちろん夫との関係は良好で、信頼関係も抜群。

結婚報告で父に回らないスシを奢られる

家族として信頼関係はなかった我が家。
むしろ絶縁していました。
ですが私のきまぐれで、結婚報告はしておこうと、唯一繋がっていた弟経由で親を呼び出し、親の希望で回らないお寿司屋さんに行きました。
回らないといっても、庶民の手の届く、コースなんてものはないお寿司屋さんです。
一般的なビールが出ますし、枝豆もあります。
そこで仲直りした私たち一家。
父がどんどんお食べと催促し、緊張の中多少無理してお寿司を堪能し、お会計は父が伝票を持っていきました。

ということで

マッチングアプリで割り勘にならない方法。

相手を楽しませること、相手との信頼関係を構築すること。
昔ツイッターで知り合った人と、会って二回でドクペを奢ってもらったことがあります。
絡んでてもリアルでの絡みはやっぱ別。
メッセージを交換してても、会ってみたら印象が違うのはお互い様です。

会話を楽しもう

せっかくマッチングしたなら、お話でもしましょうや。
場所はどこでもいいです。
食事じゃなくてもかまいません。
どっかの公園で自販機でジュースを買って駄弁るでもいいです。
まずは他愛無いお話から、掘り下げていく。そして相手のひととなりを知っていく。

自分を知ってもらう

聞き手になるのもいいですが、自分の話も聞いてもらいましょう。
あかん会話の例としては、
自分「私、ちいかわが好きなんです。かわいくて、でも内容は濃くて～」
それはちいかわの話です。
広がっていく会話の例としては、
自分「私、ちいかわが好きなんです。でもグッズとかは集めないタイプで、書籍だけ買ってるんです。○○さんは好きなものってグッズを集めたりしますか？」
とパスを渡して自ターン終了。そこから相手のヒアリングをして、共通項を探していき、仲良くなり、信頼関係を築く。

奢られなくても怒らないで

奢ってくれなかった！ナシだわ！

は？？？？？？？？？？
割り勘でナシ？？？？？？？
結婚した後も言えるの？
結婚したらば、お互い生活費を入れて、分担だろうが割り勘ですよ。

奢られる価値がないんだわ！の落とし穴

冷静になってください。
あなたは多分、奢られるという行為(好意)がほしいのですね。
お金を出したからこんな気分になってるんじゃない。
相手側にチヤホヤされたいと思っているのでしょう。
楽しくなかったんでしょうね、会話が。
楽しいひと時を過ごせば、お金を払う気持ちも湧いてきますよ。
むしろ奢りたくなるはず。

奢られるか割り勘かではない

楽しい時間を過ごせばいいじゃない。
奢られないなら、割り勘でいいじゃない。
奢りたくないと思う人は奢らないし、そのつもりだったのに、会話が楽しくてつい奢っちゃったって人は、いるはずです。
私も弟とカラオケに行った時、割り勘のつもりでしたが、楽しかったので姉の財力をもってして奢りましたよ。

結局楽しむかどうか

楽しかったならなんでもいいじゃありませんか。
相手との相性もあるし、お互いのお財布事情もあるし。
愛はお金と関係がないように見えますが、その実あります。
こどもにはちゃんとしたおもちゃだけを、と思ってた親が、こどもの欲しがるものに何万円も溶かすことは往々にしてあります。
それでも相手の笑顔が見られるなら、溶かす価値はある。
スパチャもそうですね。

お金のことを気にせず楽しみましょう

それに尽きます。
なんだっていいから、楽しむ。
そのマインドが愛を生み出すのです。