音楽を続けていく上で悩んだり迷ったりした時の有効な手がかり

長く活動していくと、活動の方法や音楽的な方向性などで壁にぶち当たってしまうことは誰もが経験あるでしょう。
その時には思い切って一度音楽から離れてみるか、原点に帰ってみるといいでしょう。

若い頃によく出入りしていた楽器屋さんで、ギタリストの洪栄龍さんとお話しする機会があったのですが、何度か音楽をやめようと思ってギターもアンプも売却したことがあるそうです。
そして時間が経つと、やはり自分には音楽しかないというところに戻り、またギターとアンプを買うということを繰り返したそうです。

まぁ極端な例かもしれませんが、本気で煮詰まった時には一旦音楽から離れてみるのもいいと思います。
一度リセットしてみるということですね。

それともう一つは原点回帰。
これもやってみると、忘れていたいろんな感情や想いが蘇ってきますから、何かを取り戻したい時には効果的だと思います。
自分が「音楽をやりたい！」と思うきっかけになったアーティストや曲、10代の頃に夢中になって聴いていたジャンルの曲をひたすら聴いてみる。
これはいつでも手軽にできるので、初期衝動を思い出すきっかけにはなるでしょう。

いくら音楽が好きでも長く仕事で関わっていると、新鮮な気持ちで付き合えなくなる時もあるものです。
音楽を聴くことや楽器を演奏すること楽しいとか、創作することに喜びを感じなくなった時には、一旦手を置いて離れてみたり、夢中になって音楽を聴いた頃の感覚をもう一度思い出してみるといいでしょう。

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