自分が歌うことを前提としない楽曲を制作してみる


シンガーソングライターやバンド、ユニットなどなど、活動の形態はちがっても、自分たちでオリジナル曲を制作することが主流になってきています。
なかなか曲ができなくて苦労している人も多いと思いますが、自分自身で歌うことを前提としない楽曲制作にもチャレンジしてみてください。
どういうことかというと、他の誰かに提供することを前提に作ってみるということです。

自分で歌うことが前提となると、こだわりが強くなりすぎる傾向があって、脱線したりちょっと遊んでみたりということがなかなかできません。
その結果、似たような楽曲が増えるので、曲ごとはよくできた感があっても、アルバムやライブなどで続けて聴くとメリハリに欠けたりします。

自分が歌うことを前提としない場合は、いい意味で無責任で乱暴なアプローチができたり、実験的なことができます。
そうすると、今までと違うタイプの意外な曲ができます。

もっと言うと、具体的に誰に歌わせるかということをイメージするのです。
その対象は憧れのアーティストでもいいし、好きなアイドルやタレントでもいいです。
イメージした相手に提供するつもりで作ってみてください。
採用してくれるわけがないとハナっから否定しないでくださいね。
これは実験なんですから。

メロディーだけでなくて歌詞の世界観も、イメージした相手が歌うことを前提にすると面白いです。
自分だったらこんな歌詞歌えないな〜という抵抗があっても、一旦完成させてしまう。

出来上がった曲はまぎれもなく自分の作品ですから、自分のオリジナルとして発表してしまえばいいんです。
勇気がいるかもですが(笑)

でもね、自分が歌う曲のイメージを限定してしまうから、似たような曲ばかりになるんです。
「この曲は誰々ぽいからやめとこう」とか、「こんなアイドルみたいな曲は私には合わない」とかね。
いろんなタイプの曲を書けるのも才能です。
その幅を広げることで可能性はうんと広がりますから、ジャンルとか○○系とかいう言葉に縛られないで自由に作ってみましょう。


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