売上で評価が決まるビジネスが終わる
みんなそれが当たり前だと思わされてきましたが、今までの社会は全ての評価が売上でした。
仕事の内容ではなく、まず売上で判断されてきましたね。
私が勤めていたレコード会社でもそうでした。
何万枚売れたかということで評価が決まりました。
その曲が、世の中にどれだけの影響を与えたかとか、多くの人の人生観を変えたとか、そういうことは二の次なんです。
本や雑誌なら発行部数だし、テレビなら視聴率ですね。
改編で新しくスタートしたドラマの話になると、一回目から何%あったとか何%に届かなかったとか、内容よりもまず視聴率の話になります。
売れることを否定しているわけではないのですが、全ての評価が売れることというのは、やはり歪んだ社会だと言わざるを得ないでしょう。
その内容が問われることがなく、数字でしか判断されないのは、社会的に豊かだとは思えません。
毎月の売上目標を達成することで疲弊して、精神的に壊れていく人も多いですが、壊れる前にそこから離れるという選択肢もあります。
自分自身を守るのは、やはり自分です。
国や会社が守ってくれるわけではありません。
今までの価値観が崩れていくということは、こういったことも変化の波にさらされるということです。
個人の生き方、企業の在り方など、これから大きく変わっていきます。
変わらざるを得ません。
わたし自身も現在変化の真っ只中です。
自分の中にある感覚や感性を大事にし、直感やひらめきを否定せず、本当に自分がやりたいこと、それをやっていると無我夢中になれることを一生懸命にやろうと思っています。
そしてそれが、世の中に貢献することにつながれば最高ですね。
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