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霊的な能力と人間性は別の話

霊視や霊聴ができる人はいるし、自動書記をする人もいますが、そういった霊的なことが現れることはそんなに珍しいことではないし、これから先そういう能力が表面化してくる人もいるでしょう。

目に見えない世界のことは、誰もが体験できることではないし、不思議話として片付けられることも多かったですけど、やっぱり理解できない人はいるし、だからといってそれを否定する必要もありません。

全てにおいてタイミングというものがあって、今まで霊的なことに興味がなかったけど、急に知りたくなってきたとか、最近在霊的な能力が開花し始めた人もいると思いますが、ここで気をつけて欲しいのが、霊的能力と人間性は別のものだということ。

例えば神様の声が聞こえると言っても、それを調べる術はないし、本当なのかどうかはわからないのです。
その内容がどうなのかということを十分に検証した上で、出どこかどこであるかは関係なく、内容で判断するしかないでしょう。

残念なことに神様ではなくて波動の低い霊的なものの影響を受けることもあって、そこからもっともらしい言葉やビジョンを受け取ることもあるので、恐怖心を煽るものや、いついつまでにこれをやれというような、もしくは何かを強制されるようなメッセージには気をつけたほうがいいです。

肉体を持ってこの地球上に生きている限り、基本的なルールは地上ルールであることは間違いありません。
いくら理想的なことを言ったとしても、制限だらけの地球にいる訳だし、明日から急に神のような存在になれるわけではないのです。

生きていく上でいろんな体験をし、気づきを得て自分の中に落とし込み、少しずつ魂を磨き上げていくというのは、昔も今も変わりません。
昔に比べたら時間が短縮されてきたというのはありますが、あくまでも地球ルールにのっとって魂磨きをしているのです。

スピリチュアルのことも以前より受け入れられるようにはなりましたが、正直怪しいものもたくさんあるし、誰かの受け売りやコピペな文章も散見されます。

先ほども言ったように、その内容が素晴らしく、自分にとって役立つ情報なら受け取ればいいし、そうでなければスルーでいいです。
胡散臭いものや違和感があるものは受け取らなくていいです。

もう一度言いますが、霊的な能力がある人=人間的に素晴らしいということではありません。
あくまでもその人が魅力的な人間であるかどうか。
人格者であるかどうかを判断しなければなりません。

次元の壁が薄くなってきているので、今まで見えてなかったものが見えたり、聞こえていなかったものが聞こえたりはあるでしょう。
そういうことにも冷静に対応しながら、特別な能力を得たというふうに勘違いしないようにしたいものです。

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