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音楽に関して最近思うこと

ここのところ、リアルでもネットでも本音を語り始めてる人を多く見かけていて、いよいよみなさんスイッチが入りましたねって感じがしてます。

僕自身もnoteで記事にするときに、どこまで言っていいのか迷うところもあり、遠回しの表現になったり、ストレートな物言いができてない時もありますが、言いたいことはまだまだあるので、超核心に触れる内容のものは、今後有料記事にしていきたいと考えています。

仕事でずっと音楽に関わってきていて、それは北海道に移住した今も変わらないのですが、デジタル化が進んでから音楽業界は大きく流れが変わり、録音物(レコードやCD)を売るビジネスが終わり、今は多くの音楽家が試行錯誤&暗中模索な時期に突入しています。

これから新しい音楽ビジネスのあり方が構築されると思いますが、システムばかりが先行して、演奏家や著作権者にとっては、非常に厳しい時代になっていて、音楽のプロとして食べていくのが難しくなりました。

一方で誰でも簡単に作品を制作し発信できるようになったことは、本当に素晴らしいことではありますが、レベルに関しては本当にピンキリで、いい音楽とは何なのかがわかりにくくなったことも事実です。

現に売れている楽曲でも、音楽的には?なものがたくさんあるし、コピーして譜面を起こすときにも気持ち悪いものもあります。
レベルが高いもの、いわゆる本物を知らないで制作していることが、一概に悪いことだとは言いませんが、「いいもの」の基準が曖昧になることは、何かもったいないような気がして仕方ありません。
まぁ個人的には一時的に評価されても、消耗品としての音楽にはあまり興味がないということなんですけどね。

特に音楽は「生」で聴かないと伝わらないものがたくさんあるし、「いい音」を知らないと、「いい音楽」は生まれないのです。
なので文化、芸術、芸能に関わっている人たちにお願いしたいのは、道を極めたのなら、その立場から発信もして欲しいと心から思います。

日本でサックス奏者としてはトップクラスの本田雅人さんと、先日函館のライブハウスでお会いする機会がありましたが、もちろんプレイは素晴らしかったし、とても気さくで素敵な方でした。
その本田さんがXに投稿してらっしゃるのを見て、一流のプレイヤーの方たちが、現状に対して危惧されているのも当然だと思うし、今後はこういう発信をされる方が増えてくるでしょう。


もちろん自分としても何かできることはないかと日々考えていて、上から目線でものを言うつもりはありませんが、「いい音」や「いい音楽」そして「本物」を残していきたいという気持ちはめっちゃあるんですよ。
なのでこれからも試行錯誤は続きますが、できる限りいいものを残していきたいと思っています。




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