行き先が違う列車のどちらに乗るのかを決める時

2019年もあとわずかとなり、2020年がやってきます。
のちに振り返ったときに、今年から来年にかけてがターニングポイントだったと言えるくらいの大きな節目を迎えています。
決して大げさにいっているわけではないし、おそらくもう誰もが大きな変革期を迎えていることを疑わないでしょう。

業界や業態に関わらず、今までのシステムが終了するということが起こっていますが、岐路に立たされた今、そこから離れるのか残るのかは個人の選択です。
どちらかが正解ということではないし、どちらがいいとか悪いということでもありません。
あなた自身がどちらを選ぶのかということ。

これからは、自分が向かう先は自分が決めなければなりません。
レールに乗っていれば目的地に着くという時代は終わりました。
どんな生き方をしたいのか、何をやりたいのか、どんな環境を手に入れたいのかも自分が決めることです。

人気ユーチューバーのラファエルさんと芸人の中田敦彦さんがコラボして、現在のテレビの状況と今後について語っています。
テレビ業界をタイタニック号に例えて、沈むことはわかっているのだけど、あえて残ると主張する人もいれば、逃げ出したいのだけどどうしていいかわからず、パニックになっている人もいるというような表現をしています。



この船と共に終わっていいと腹をくくるのもあるでしょうし、ボートを出したいのだけどその扱いがわからなくて焦ることもあるでしょうし、いやいやこんな大きい船が沈むわけがないと静観するというのもあるでしょう。
どれを選択するのかは自由なんです。

でもこれはテレビ業界に限ったことではありません。
音楽業界は崩壊が早かったし、自動車産業や大手の飲食業などなど、岐路に立たされいる業種はたくさんあります。

でもね、それはあくまでも業界や業態や業種というというくくりであって、もちろんそこに関わっている人は大きな影響を受けますが、実は個人レベルでは関係ないということもできます。
そこから離れていくこともできるのですから。

どっちに向いて歩いていくのか、どの列車に乗るのか、その場所で動かずに待機するのか、選択を迫られている人も多いでしょう。
そのために必要なのは情報です。
ネットでも拾えるし、実際に足を運んだり人と話したりすることで、世の中全体の流れは見えてきます。

選択したことが違うと感じたなら、即座に方向転換もできます。
それは失敗とは言いません。
前例がないような大きな節目にきているのですから、やってみなければわからないことだらけですから、自分なりに真実がつかめればOKなんです。

もうメディアや他人の言うことに振り回されず、自分の意思で選択し前に進む時がきています。
2020年は想像を超えるような出来事が連続し、ちょっとやそっとのことでは驚かなくなるでしょう。
心の準備だけはしっかりしておきたいものです。


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