著作権に対する考え方が変わる


おそらく将来的には著作権フリーの曲が増えるのではないかと考えています。
写真でもフリー素材はたくさんありますが、それに近い感覚です。

つまり、誰が作った作品であれ、音楽はみんなの共有財産として楽しむものだという発想です。

もちろんこれは今すぐにどうこうというものではありません。
しかし時代とともに権利ビジネスとうものも、おそらく形を変えていくでしょう。

今まで音楽ビジネスに関わってきた人からすれば、では著作者はどうやって収入を得るのか?ということなんだと思います。
でも音楽だけに関わらず、自分が得意とすること、自分の才能を活かした何かで世の中に貢献し、お互いを支え合うような社会になっていったらどうでしょう?
貨幣すらいらない世の中だってあり得るわけですから。

常識や古い価値観を捨て去るというのは、これくらい自由な発想になることだと思います。
今は理想論のように聞こえるかもしれませんが、この先の変化の速さは想像を超えてくるので、10年後は全く今とは違う社会が展開していることだって十分考えられます。

著作権に関して言えば、インディーズなど自立型で活動しているアーティストは、著作権登録していないケースが多いです。
そしてこれからはさらに増えるでしょう。

まだ過渡期ですし、急に大変化が起こるということではないですが、将来のことは予測がつきません。
「昔は著作権というのがあってさぁ〜」なんていう会話が交わされる日がそんなに遠くはない気がしています。

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