アスレチック
今日子供を連れて大きい公園に行ってきた
すごいでかい所でアスレチックとかいっぱいあるし水で遊べるとことかもある
まず子供がボートに乗りたがったから1時間程並んでボートに乗った
いやー並んだかいがあってすげーキャピキャピしてたなー
あの時の俺
子供と嫁は暑くて遠い目をしてた
次にアスレチック
アスレチックって言っても子供はまだ小さいから手を繋いでやらないとできないんだけどね
それで入り口も中もすごい狭くて子供がやっと通れるようなアスレチックがあってそれをやりたいって騒ぎだしたんだよ
でも手を繋いでやらないとできないし…
アスレチックを見るとお父さんが頑張って中に入って子供にやらせてあげてる人達が数組いた
あーなるほどな
あーやってやればいいんだ
俺逹の番になった
狭い入り口をなんとか通り抜け子供を連れて出口に向かう
子供『怖い怖い』
俺『大丈夫、俺がちゃんと手を持ってるから頑張ってみろ。大丈夫だ！』
なんとか俺と子供はアスレチックをclearして出口にたどり着いた
出口は入り口より狭い
しかも俺デカい
身長183の俺予想以上にヤバい
子供を先に出して、俺が後に続こうと完全変態体勢にはいった
体育座りみたいな格好をして一気に足を動かした
ﾁｮｺﾁｮｺﾁｮｺﾁｮｺﾁｮｺって
出口付近にいた犬が吠えだし、鳥が一斉に飛び立った
大丈夫だ
僅かだが確実に進んでる
が、まずい。つまった!!
肩がすっぽりとはまり、身動きが取れない。足は微かに動かせるがダメだ
砂をｻｻｻｻｻｰってするだけだ
後から来た子供逹がどよめく
『えっ、あの人つまってない？どうする？引き返す？お父さん呼んでくる？』
くそっ
なんてこった
焦れば焦るほどアスレチックの思うつぼだ
俺は肩を左右交互に駄々をこねるようにフリフリした
足もｻｻｻｻｻｰって
でも絶対子供の手は離さなかった
子供だけはなんとか守るんだ
フリフリのｻｻｻｻｻｰだけど、こいつだけは守るんだ!!
子供『離してーーーー』
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