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誰が馬に念仏を唱えようとしたのか?

おはようございます
3月も終盤に近づいた日曜日の朝です

昨日は一日中事務所で作業
あとは郵便物の送付など

さて今回は以前にも触れましたが
諺にまつわるどうでもいい話題について(笑)

馬の耳に念仏」という言葉があります

馬を相手にありがたい念仏をいくら唱えても
ムダであるということから
いくらよいことを言い聞かせても
まるで理解できなかったり
まともに耳をかたむける気がなく
何の効果もないことのたとえですが

ここでいう「」は、もちろん比喩
批評の対象となるのは聞く耳をもたない人間

本人に聞く気がなければと同じことで
いくら道理を説いてもむだなこと

牛に経文」、「犬に論語」、「猫に経」といった
動物とありがたい教えを組み合わせた類例が
数多くあることから「」であることに
特に意味があるという訳ではないんですね

馬が使われてたのは「馬に念仏」といわれて
いた江戸中期くらいに当時よく知られていた
馬の耳に風」という「馬耳東風」の元になる
言葉と一体化して日本独自の印象的な表現となり
次第に広まったものと推定されたようです

海外では似たような言葉としては

〔英語〕
There's none so deaf as those who will not hear.
(聞こうとしない者ほど聞こえぬ者はない)

〔中国〕対牛弾琴(牛に向かって琴をひく)

〔朝鮮〕쇠귀에 경읽기(牛に読経)

と言った言葉が使われているようです

さて
もうすぐ4月なのになんとなく
寒い日が続いていますが
体調には気をつけていきましょう

という訳で
今日も一日頑張っていきましょう!

画像の引用 Aislinn BranderによるPixabayからの画像

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