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「そよ風のチャンピオン。」〜アル中・徒然日記 その45〜

人生は近くで見ると悲劇だが、遠くから見れば喜劇だ
〜チャールズ・チャップリン〜

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俺「N主任、忙しいですよね?」
(多分)Aさん「あぁ、Nさん忙しいからねぇ。さっきまで居たんだけど。入院?入院するのまた?」
俺「(苦笑しながら)いや、検査。脳のCTのカルテが残っているらしいから、退院して1年だから丁度良いかなぁ、と思って。じゃあN主任に伝えておいてほしいんで……」
Aさん「(被せるように)あ、来たきた!ちょっと待っててね〜」

(保留音、鳴っている。目の前の広尾駅では、乗る予定の日比谷線が到着してドアを開けている)

俺「(この後、風疹の抗体検査の結果訊きに行かないと行かんのだけどなぁ。まぁ仕方ないか。)」
N主任「お電話替わりました。」
(ここで目の前の日比谷線のドアが閉まる)
俺「あぁ、電車が行っちゃった……。」
N主任「何?こっちから折り返し電話するって言ったでしょ?」
俺「うんそう言ってたけどさ、役所が検査するの6月か7月か知りたいんだって」
N主任「先生休みだったから、外来の予約取らなかったのよ6月の分は。7月なら予約は取れるよ。月・火・木だったら外来やってるよ」
俺「うーん、どーしよう?」
N主任「私がいた方がいい?」
俺「………居てくれたら、嬉しいな」
N主任「なら7月4日。」

かくも。
キッチリ1年経って、検査に行ってきます。

CTとかもいいし、MRIも撮りたいな。

採血もやりたいなあ。

昼の病院食も食べたいな。

かなり楽しみ。

帰りたく無くなるかもね。