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血を抜いて感じた満足感

人生で初めて献血に行きました。

事前にネットで献血基準を調べ、献血ルームへ。
街中で案内されたわけでも無く、予約も無く当日16時過ぎに飛び込みで行ったため担当の方から驚かれた。

受付書を記入し、基準値を満たすかヒアリング。
「最後に食事をしたのはいつ何を食べましたか?」「23時に食パンを食べました。」
「睡眠時間は何時間ですか?」「3時間です。」
「初めての方だと少し厳しいですね」
その日はたまたまコンディションが悪かった。
「最終的にはドクター判断となります」と言われ、全て自己責任の上なんとか合意をいただいた。

献血ルームには平日の夕方もあってか、若い方は誰一人居なかった。

街中で、「献血にご協力くださいーっ」という人をよく見かけるが、ほとんどが素通り。若い人が行くきっかけが少ないんだと感じた。(自分もその1人だった)

無事に献血を終えて休憩。
理由はわからないが尋常じゃない自己満足にかられた。
次回は2ヶ月後になります、と案内をされ終了。

今回献血を受けようと思ったきっかけ。
良く言えば社会貢献。
逆に言うと承認欲求を満たしたかった。

今までは会社という組織の1人として、会社に貢献しようと努力していた。
なぜなら、会社に貢献する=社会に貢献しているから。

会社という組織から抜け、1人になることで、
自分1人が社会に与えられる影響ってなんだろう、と考えることが増えた。
結論、こんなちっぽけな自分じゃなにも影響を与えることができないと至った。
だったら少しだけでも社会にとって良いとされることがしたい、そう思って献血に行った。

元々、「献血に行きました」とSNSやブログにアップすることが、嫌いだった。
(献血行って社会貢献してますアピールが偽善に感じるから)

ただ、
・自分1人が社会に対して与えられる影響
・自分が生きてる価値を感じられない
そう思っている人は多いと思う。
そんな人には是非一度献血に行ってみてほしい。

自分の血が目の前で抜き取られ、それが今後どう活用されていくのか、話を聞くだけで、やって良かったと感じる。

その結果、誰か1人でも、わずか0,1人でも
生きる希望を与えられているなら結果的に自分が生きてる価値を感じる。(自己満足)

きっかけは自己満足で良い。これからも自己満足で良い。
偽善者は偽善者らしくあれ。
今後も定期的に献血に通い続ける。

p.s.
看護師さんから注射嫌いですか〜?
って聞かれて、平然と別になんとも思わないです。
とか言ってたけど、本当は大っ嫌いですっ!!!

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