見出し画像

(減薬記録)2022.12.06

2022.12.06(tue)
減薬を始めた頃はまだ夏の暑さの残る日々だったのに、冬の寒さも本格的になってきた。あっという間に年末になってしまうんだろう。

最近は家にいながらリハビリを兼ねた在宅ワークを少しやってみたりしている。
単純な作業だけれど、いざやってみると楽しかったりするんだよなぁ…

11月はずっと葛藤の日々だったけれど、12月に入ってからは自分の中で決断が出来たので前に進めそうな予感がしている。

減薬に関しては眠れなかったり、イライラしたりという症状が強く出ているけれどまぁ仕方ない。ただやっぱりイライラしてしまうのは辛いし、それは漢方で対処してる。それでも家族に当たってしまうこともあったりして自己嫌悪になったり。

家の中では減薬の話は家族にも話すこともないし、周りも何も聞いてくることも話しかけてくることもないので黙々と孤独に取り組んでいる。
ただ、わたしは本当に周りの人たちに恵まれていて、気にかけてくれたり話を聞いてくれる友達がいて幸せだな、と思っている。
減薬って孤独ですよ、本当に。

夜中、目が覚めて眠れずにただただ目を閉じて横になりながら、襲い掛かる焦燥感や不安感に対してひたすら内省したりしている日々。
結構辛いけれど、でもこの時間はわたしにとって必要な時間だったのではないかぁと最近そう思うようになった。

色々な苦労があったけど、きっと家族みんなにもわたしが想像出来ないような大変さがあったんだと思う。大きいか小さいか、きっとその違いだと思う。
だからといって、満たされない自分たちの欲求や責任を周りに転嫁していいのかというとそれは違うと思うし、子供には子供の生き方があったわけで大人の事情なんて関係なかったけれど、でも、でもそれを毒親だった、と片付けるのはわたしはなんかちょっと違う気がしている。

どうやってもわたしという存在は親がいなければ存在しないのだ。

わたしが欲しかった愛情の形と親が与えてきた愛情の形は違うかもしれないけれど、根底にあったのはやっぱり愛だったのかもしれないのだ。

そういう気持ちを理解するために、わたしは病気になったのかもしれないし今こうして減薬に苦しんでいるのかもしれない。
本当はこんな苦しみは味わう必要もなかったのかもしれないし、味わうべきではないと思うけれど苦しみの中で見つけられるものもあるような気がする。

自分の人生を見つめ直す意味で、わたしは今とても貴重な時間を過ごしている。
こんなに真剣に自分と向き合い続ける時間、人生の中でもなかなかないと思う。

減薬をすると決めた自分を今は褒めてあげたい。
決めて前に進んだからこそ、新しい道が開けている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?