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不知火美術館・図書館

不知火美術館・図書館に子どもたちといきました。
不知火美術館・図書館は、1999年に北川原温+伊藤建築事務所によって「不知火文化プラザ」として開館。今年4月にリニューアルオープンされました。TSUTAYA等を運営しているcccが指定管理者として企画・運営しています。公的な図書館を民間企業が企画・運営するのは、九州だと佐賀の武雄図書館に次いで2ヶ所目だそうです。


同じ敷地内には、「こども絵本の家」という絵本だけを取り扱う建物もあります。「こども絵本の家」には、くまもとアートポリス事業の一環である「みんなの家」プロジェクトで建てられた建物が活用されています。

「みんなの家」は、東日本大震災や熊本広域大水害において被災された方々が集い、新しい生活を回復するための憩いの場として建てられました。

今回は、事前に下調べしておらず、子どもが一緒だったこともあって、ほぼほぼこども絵本の家で過ごしました。本棚の一部が座れるようになっていたり、所々に椅子が置いてあったりして、子どもたちは自分の好きな絵本を次々に手に取り、好きな場所で読んでいました。
奥には小上がりスペースもあり、小さな子ども向けの本やフェルト製のおもちゃ等がたくさん置いてありました。


ここにある本は、市内在住に関わらず誰でも借りることができるそうで、わたしたちも借りて帰ることにしました。
家から車で45分ほどかかり、少し遠いのですが、子どもたちが楽しく過ごしていたし、田舎では珍しいおしゃれ空間で、スタバもあるということでまた返しにくることにしましたw

美術館のスペースには、企画展で大型のサッカーゲームが展示してあり、実際に遊ぶことができるということで、子どもたちは大はしゃぎ。
美術館のお兄さんと一緒に遊んでもらって大満足でした。

図書館内には無理Wi-Fiが完備されており、誰でも利用することができる学習スペースも設置されています。カフェだとコストもかかり、長居しづらい時もあったりしますが、あくまでもここは公的な施設なので、学生も利用しやすいですよね。この辺の学生が羨ましい!
しかも、本の貸し出しや延長等にLINEを活用することもできるらしく時代の進歩を感じました。

デザイン性が高い施設だと、説明書等が簡略化されていることが多いと思うのですが、その分、家具の配置や素材や色の使い分け、照明や開口部等をうまく活用して人の動きの流れや、滞在スペースをうまく作り出していく必要があるのだなと改めて思いました。
今回は、施設内をじっくり見て回ることができていないので、次回は子どもたちと探検してみようと思います。

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