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設定が不思議な小学校低学年女子たちの寸劇

昨日あった、私が勤めている学童保育での出来事について書きます。

小1の女の子3人が、外で遊んでいる時に、「先生(私)とAくん(大学生のバイトの男の子)が結婚したらいいじゃん」と言い出す。

〇〇先生と〇〇先生が結婚したらとかは、よく子どもたちから言われることなので、”はいはい”という感じでスルーしていたら、子どもたちが、細かい設定まで考え始めて、寸劇の練習を始める。

劇の流れは、私が、夫と結婚し、Aくんにばったり出会って、その場で求婚され、夫と別れて、Aくんと再婚し、実家にそれを報告するというもの。

私が看護師、夫は学校の先生、Aくんはそのまま学童の先生という設定。
実家のおばあちゃんは杖をついていて、結婚の報告をした後、私が食事を作って運んであげていた。

気付き・感想

誰々と誰々が結婚したら、付き合ったら、という絡みが、小学校低学年の女子から多い!お家ごっこの延長なのでしょうか?社会の構造や制度に興味が出てきているということなのでしょうか?言われる大人はちょっと複雑。。。笑

『結婚して、別の人と出会って、すぐ再婚する』こんな流れどこで、学ぶの?!ドラマ?自分の親や親戚の人等から聞いた話なのでしょうか?確かに周囲に、離婚、再婚を経験している人は結構いますが。

女性→看護師、男性→学校の先生、という設定が意外!!学校の先生は、自分の親以外の大人で、よく接する人たちなので、パッと思いついた職業としてそうなのかなと思いますが、”女性の職業といえば看護師”というイメージが令和の小学生にも根付いているということに驚かされました。(その3人の子たちのお母さんは看護師さんではありません)小学生がなりたい職業上位の、YouTuberや医者ではなかったんです。
ここが田舎なので地域性もあるのかも知れません。

実家の杖ついているおばあちゃんって誰?!結婚の報告をまず、おばあちゃんにすることはないだろうし、親だとしたら歳をとりすぎているし、いったい誰を想定して報告に行っているのか気になります。とりあえず、『実家には、杖ついたおばあちゃんがいる』という認識なのでしょうか??

私が知る範囲では、このような設定遊びをするのは小学校低学年の女子に限ります。(たまに男子が犬とかにされていますが。。笑)発達に則した遊びなのでしょうね。小学校低学年の段階では、設定がチグハグで、なんだか昭和を思わせるような雰囲気もあって、面白かったです。
彼女たちの情報源として考えられるのは、家庭、学校、絵本、テレビ、ネット動画、友達、などでしょうか。
置かれる環境で、情報源や情報の質や量が異なり、形成されていく認識にどんどん違いが出ていくんだろうなと思いました。

最後になりますが、10歳年上の3人子持ちの既婚女性に一目惚れして、求婚する男の子なんているのかしらと突っ込みたくてしょうがなかったですが、そこは我慢しました。

読んでくださりありがとうございました。


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