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そこにある〝もの〟との交流

Peanutsシリーズのエピソードにはシュールなものが少なくないが、そこにただある〝もの〟が何かしらの意思を持って語りかけている場面がしばしば見られる。

At the 1974 Comic-Con, Charles Schulz announced his plans to add a new and very different character to his strip: the...

Posted by Charles M. Schulz Museum on Thursday, February 15, 2024

多くの場合、それらは登場人物たちの状況に直接干渉する事なく(そのような場面もあるが)感想を呟いたり慨嘆したりする〝観察者〟に止まるが、上記引用に見られるサリーと学校 (The School Building) のエピソード(その連載は長期間にわたる)では二者間の〝交流(ラポール)〟が成立している。

〝もの〟を見つめてゆくうちに、鑑賞者との間に精神的な交歓が生まれ、それらの関係が特別な〝唯一無二〟へと熟成していくという事は、芸術はじめあらゆる物事の中に生じるものである。

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