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【備忘録】すてろの見たアニメ2023秋編

こんにちは、すてろです。もう年の瀬ですが皆さんはいかがお過ごしですか?
私は感染性胃腸炎になり高熱と腹痛にうなされていました。幸い症状が治ってきたのでこのまま新年を迎えなさそうで良かった。

さて、秋アニメですが、個人的には面白い作品が多くて見応えのあるクールでした!そんなアニメ備忘録秋編。写真はこの前のんだ青色の綺麗なサワー。この頃はまだ元気だった…。


ウマ娘プリティーダービー(3期)

ウマ娘もついに3期(RttT入れたら4期)!息の長い作品になって来ましたね〜
相変わらず作画の安定感は凄かったです。キタちゃん可愛い。サウンズオブアースさんの見た目もすごく好みです。
話について。結構惜しいところが多かったなあ〜〜〜〜〜という印象が強いです。単話ではかなり面白い話もありました。6話のダイヤちゃんの話めっちゃ良かったです。背負うものの重さ、勝った時の重圧の解放からの安堵、そりゃ笑顔とか出せず泣くことしかできないよなぁ〜。普通に感動しました。

そして全体についてなのですが。チームスピカも、ウマ娘自体もドンドン大所帯になっていき、各々に割ける時間が少なくなってストーリーを書くのが難しくなっちゃったかなぁと言うのを結構思ってしまいました。キタちゃんの場合はやらなきゃいけない試合も多くて、描きたいエピソードも多くて、新ウマ娘もいっぱい登場して、それを全部拾おうとしてとにかくいろんなところに行ったり来たりして、それでいてバッサリしているところもあるといった印象です。3期はどこに主眼を置くかで評価が180°変わる作品だとは思いますね〜。自分はどうしても熱のこもったスポ根展開がウマ娘の好きな部分なので、その観点で評価するとなかなか難しい…(なので終盤はそこそこ面白かった)。RttTが好みだっただけに…!

と、結構色々かいてしまいましたが、やっぱタイシンちゃんに出会えたのはめちゃくちゃ貴重な財産だし、なんだかんだウマ娘の世界好きなので、次回めっちゃ楽しみにしてます!
そんな次回は映画、主役はジャングルポケット!意外と公開日が早い!楽しみだな〜。

薬屋のひとりごと(第1クール)

まず長屋晴子の歌声がめちゃくちゃいい。
とにかく完成度の高いアニメだなあというのが1クール目を観終わっての感想です。ストーリー、作画、演技、劇伴に至るまで、特に秀でた点を1つ挙げるのが難しいほどに、全ての水準が高レベルでした。没入できる要素が多くて、気づいたら作品の世界に取り込まれているような感覚です。

キャラについて。猫猫ちゃん、本当に猫ですね〜。ビジュアルも性格もとても可愛いです。ああいう女性人気の高いコテコテの厨二キャラ(とでもいうのでしょうか)、今日日逆に珍しいかもしれません。そんな猫猫ちゃんにアタックし続ける壬氏様。健気すぎるので早く振り向いてくれるといいですね…。応援してます…。ちょっと拗らせててキショいけど

ストーリーも謎解き要素がちゃんと作られていて、ミステリーが好きな層にもある程度刺さりそうな作りとなっています。主人公たちが聡明なのも説得力が増してよいですね。古代中国の階級や世相などが色濃く出てくるので、最初取っ付きづらいかもな〜と思ったんですが、見てるとやっぱり他の要素が面白くて全然気にならなないんですよね。めちゃくちゃ面白かったな。
主題歌、両方アニメに合ってて好きなのですが特に好きなのはOP。長屋晴子の声ほんと好きだな〜〜。緑黄色社会めっちゃいいですよね。ぼくも好きです。

SHY(1期)

チャンピオンに載ってるってのは知ってたけど、それ以外はなんもわからないレベルの知識。

まず紅葉山テルちゃんの見た目がクソ好み。

すごく面白かったです!題材がヒーロー物で、見る人が見たら結構食傷気味な題材なんですが、すてろちゃんはなぜかヒーロー物をヒロアカくらいしか読んでこなかったので普通に楽しめました。
ヒーローが派手に暴れるというよりは、タイトルのようにヒーローだけど一般人でもあるキャラの心情にフォーカスが当たる作品ではあるので若干人を選ぶ要素はなきにしもあらずかも。

まずキャラがみんな個性豊かなのがいいですね。スーパー引っ込み思案だけど、引っ込み思案なりに一歩一歩ちゃんと成長を見せるテルちゃん。そんなテルちゃんに救われて、今度はテルちゃんを支える大切な友達になったイコちゃん。二人ともとても可愛かったです。ヒーローだとやっぱりぺぺシャさんが好きです。今回の後半回のメインになってたので当然っちゃ当然なんですが、ストーリー普通に感動しました。
敵側の行動理念とか、ストーリーとかがあまり語られない割には途中に日常回が入ったり、1クールにしては進みもゆっくりだったのでそこはどうかな〜と思っていたのですが即座に2期が発表され、最初からそこも織り込み済みの製作だったみたいで一安心です。

作画が安定してたのも良かったです。あとは演出面。アイキャッチの入れ方やEDへの入りなど、細部にこだわりが見えてすごく繊細で美しかったです。ぺぺシャさん回の映像は本当に綺麗だったなあ。OPの曲と映像もすごく綺麗で思わず見入ってしまいました。
2期が楽しみだし、漫画も読んでみたくなりました。

16bitセンセーション-ANOTHER LAYER-

かなりおもしろかったです!
いや~~~これほどまでに評価が難しいアニメもなかなかないのではないでしょうか。うちも最終回見終わった後に完全に頭を抱えました。これnoteにどうやって書こうかなぁ…と。

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恐らく人による評価を真っ二つに分けた一番の要因は08話からの超展開だと思います。
面白さの評価軸を創作する側に置くとこれめちゃくちゃ面白いと思うんですよ。ストーリーの超展開で昔のPCゲームの展開を懐かしみつつ、過去と未来のPCゲーム、コンテンツ制作を追体験できるアニメ。多分生成AIなんて初じゃないですか?アニメ出たの。まさにこれから直面するであろうAI問題にも触れてて、やっぱり自分の好きで、楽しいと思えるものを作りたいよねってのは本当にそうだと思います。
一方で、評価軸を享受する側に置くと、終盤の展開があまりにも突然すぎてわけわかんないと思うんですよね。タイムリープしつついろんな世界でゲーム制作!がんばるぞ~!みたいな感じかと思ってたら宇宙人?謎のアキバ??AI???みたいになっていつの間にか終わってたみたいな。たしかにそれはそうかも。
案の定Xでも最終回放送終了後阿鼻叫喚の嵐。記憶に残る作品でした。
ちなみに私は…。
マモルとコノハの関係性が良かったのと最終回がなんだかんだ綺麗だったので評価は高めです(第三勢力出現)。

葬送のフリーレン(第1クール)

昔1話を何かで読んだなーってくらいの記憶しかなかった。
メチャクチャ面白い!かなりうちが好きな作品です。なぜ今まで漫画読んでなかったんだ…。
これも全体的に各要素の水準が高いです。とにかく作画が綺麗ですごいですね。戦闘シーンの迫力は凄まじいし、途中のシュタルクとフェルンのダンスシーンもすごく美麗でした。
キャラの魅力もすごい。シュタルク、フェルン…!
カ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!あまあま!!!!!!!!
ザインが「もう付き合っちゃえよ!」と叫ぶ気持ちもわかります。逆になんで付き合ってないんだよ。

フェルンが買ってもらった腕輪をシュタルクに買い直しましょうか?って提案されて一生懸命選んでくれたものです。二度とそんな事言わないで。ってタメ語で怒るところ超好き

すてろちゃん

本当にね

心理描写の美しさ、あいも変わらずのYOASOBIのOP。より作品への親和性が高い
SNSでもとにかくバズっててすごい盛り上がりです。ベイブレードとの謎コラボは謎すぎてメチャクチャ面白かった。

薬屋のひとりごともそうですが、日テレは最近深夜アニメに力入れてるな〜と感じます。特にフリーレンは初回金ローだったし。でもそれにしっかり見合うバズり方、反響をしていてすごいな〜と思います。2期も楽しみだ〜。

ティアムーン帝国物語〜断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー〜

すごく面白かったです!
主人公のミーア姫が悪政を尽くした後処刑されるといったところで転生し、次は断首されないように再起を図るストーリー。ミーア姫の性格がそこまでよくなったわけでもないのですが(特に自己中心的な部分)、その発言が悉く他の人の勘違いを生み(というか勝手に勘違いしているだけ)、結果丸く収まる。そんな展開が結構面白かったです。ほとんどギャグに振り切っており、頭使わずに見ることができて面白かったです。あとミーア姫が可愛い。

もうとにかくやりたい放題でめちゃくちゃにご都合展開で進んでいくんだけどここまで振り切ってたらメチャクチャ面白い。テンポがかなり良いのでサクサク見られるのも良いですね。あとミーア姫が可愛い(2回目)。作画もメチャクチャ安定していて、かなり見やすい作品でした!OPのノリもメチャクチャ良くて好きです。さすがおしゃべりクソメガネ👏

⭐︎ミギとダリ

坂本ですが?の作者が書いた漫画というのは知ってる。くらいの知識の作品。
結論から言うと、すてろちゃん秋No.1の作品はミギとダリです。
最終回では久しぶりにアニメを見て本当に号泣しました。

最初はめちゃくちゃシュールなギャグアニメ、そんな印象でした(実際感想を聞かれてそう言うことを言ってたと思います)。しかし、話数が進んでいくうちに徐々にシリアスな展開へ変貌し、さらにどんどんサスペンスに変化。最後は大団円のハートフルな展開。この二転三転するストーリーが、違和感なくシームレスに進んでいきます。根本はギャグアニメではあるので、シリアス展開にもギャグは挟まるのですが、絶妙な塩梅で入ってくるため気が削がれることも無く、犯人がわかるシーンや、対峙するシーンは普通に怖くてゾクっとしました。しかも1話からここまでが全部伏線になり回収される最終話。冒頭にも書きましたが見ながらめちゃくちゃ泣いちゃってずっと鼻啜りながら見てました。2人には幸せになってほしいな…。ハチャメチャに面白かったです。これは本当に原作を読んでなくて良かったかもしれない。
最初1話だけ見てしばらく寝かせていたのですが(その頃は完全にギャグアニメだと思っていたので)、2話以降を見始めてから、続きが気になりすぎて放送分まで一気に視聴。続きを見たすぎて次週の放送をまだかまだかと待つ、そんな日々を過ごしていました。

1クールアニメとしてあまりにも完成度が高い作品です。声優の素晴らしい演技、ギャグセンスの高さ、そこをしっかり表現できる美しい作画、ハラハラするストーリー展開、全てを回収するあまりにも完璧な最終回。全てが噛み合って本当に最高のアニメになったと思います。本当に好きな作品の一つになりました。胸を張ってオススメできる作品です。いろんな人に見てほしいです。

私の推しは悪役令嬢。

今期の百合枠。イラストがあまりにも好みだったのでジャケ買いで視聴。
めちゃくちゃ面白かったです!

異世界転生も悪役令嬢も共に色々な作品が出まくっていてかなりメジャーなジャンル。そこに百合要素もある結構王道な作品なのかなーと思っていたのですが、この百合要素が結構シリアスな恋愛要素として描かれてます。一言で百合と簡単に表すよりも、どちらかというと同性愛の苦悩がメイン。勿論男キャラには一瞬たりともときめくことはないし、めちゃくちゃグイグイいくけれども、相手がヘテロだからこそ本当に超えてはいけない一線は超えないし、途中までは自分の恋がかなうはずがないので一歩下がってクレア様の幸せを祈るなど、苦しみの部分がしっかりと描かれているのが印象的でした。

そのような根幹のストーリーがあるので、むしろ異世界要素やは結構おまけに近いような存在になっています。キャラクターも(特に男キャラは)空気になっており、主人公のレイちゃんと令嬢のクレア様のドタバタ恋愛漫画。が一番正しい表現かもしれません。なのでかなり人を選ぶ作品ではあると思います。
ただ、好きな人を本当に大事に想うレイちゃんに好感は持てますし、恋敵(?)が現れた時は普通にぶっ飛ばして欲しくなりました。普通に応援したくなります。面白い作品でした。見て良かった。

今年も備忘録をご覧いただきありがとうございました。去年からつけ始めたアニメ備忘録。早くも6回目になりました。今年最後に、特にはまったものnoteとか書きたいな。来年もよろしくお願いします。

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