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娘の小学校入学式に寄せて

今日は娘の小学校入学式でした。

甘えてばかりの娘が今日から小学生になることにびっくりです。本当に時の流れは早いものですね。

娘の学校は、群馬県にある小中高一貫校で、授業の7割を英語で行うイマージョン教育の学校です。11年生からはバカロレア教育も選べます(もっと低い学年から始めるとか、全員バカロレアになるかも等といった噂も聞いていますが、実際のところはわかりません)。

バカロレアの説明は、野本さんの記事を参考にしています(僕もまだよくわかっていない)。


僕が娘の学校生活で期待することは4つです。

①英語

第1に、英語は重要、英語を勉強するのではなく英語で勉強して欲しい。僕はTOEIC900点以上持ってますし、海外滞在経験も3年間ある、いわゆる英語が出来る層です。しかし、実際には英語ではものすごく苦労していますし、英語にはかなりのコンプレックスがあります。娘には僕と同じ苦労はしてほしくないです。そのため、幼稚園はインターナショナルの学校に通わせました。小学校以外でも引き続き英語は頑張って欲しいです。充実した英語教育は、僕が娘に贈れる最大のプレゼントだと思っています。

②自分で考える力

第2に、自分で考える力を身に着けてほしいです。現在はある物事を知っているという知識の価値がどんどん落ちていき、一方で、知っている知識をどのように使うかという知性の価値がどんどん上がっています。また、VUCAと呼ばれる明日何が起こるかわからない時代で、既存の知識はどんどん役立たなくなってきています。その中で重要なのは、自分で考える力です。ただし、自分で考えるためには基礎となる知識も重要になるとも思っています。なので、娘にはしっかり学んで、自ら考える力を身に着けていってほしいです。

③意思決定力

第3に、自ら意思決定し、行動できる人間になって欲しいです。僕の人生を振り返ってもよかったことは自分で意思決定をしています(高校時代の留学の決心、会計士になることを決めたこと、アメリカ駐在等)。自分で意思決定することにより失敗することもあるでしょうが、たくさんの失敗をして学んで欲しいなと思っています。また、意思決定は僕ら親のためではなく、自分のためにしてほしく、そのためにも自分で考える力を身に着けてほしいと思っています。僕は考える力と意思決定力は車の両輪のようなものだと考えており、2つあることが重要だと思っています。

④友達

第4に、良い友達を作って欲しいです。僕はそもそも友達も少ないし、小中高一貫校で生活したことないのでわからない部分もありますが、12年間も一緒に過ごせば、本当に自分のことをわかってくれるいい友達が出来る気がしています。友達は多ければいいわけではないと思いますが、信頼できる友達がいることは素晴らしいことです。親以外にも本当に自分のことがわかって、また親以外にも家族のように思える友人が出来たら素晴らしいと思っています。

上記4つ以外はあんまり娘に何かをして欲しいというのはありません。例えば、いい大学に行って欲しいとかはないですね。正直、12年後に日本の大学がどんなポジションにいるかわからないですし、英語が出来て自分の力で考えられるのであれば大体どこでもいけるのではないかと思っています。バカロレアは直接的に大学受験に役立たない可能性はありますが、労働期間は長期化する可能性も高く、ちょっとくらい出遅れてもいいかなと思っています。

いずれにせよ、素晴らしい12年間を過ごせるよう、親としてもサポートしていきたいと思います(妻には娘の送り迎えを頑張ってもらう予定です、僕は車の運転が絶望的に下手なので、送り迎えできません)。

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