原大介@ステラCEO

スタータアップにおける予算の重要性についてわかりやすく書きます。05年に会計士試験合格…

原大介@ステラCEO

スタータアップにおける予算の重要性についてわかりやすく書きます。05年に会計士試験合格、07年から8年間新日本有限責任監査法人在籍、2社のスタートアップでCFO経験。

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最近の記事

投資と良い習慣の確立を両立する方法

僕は投資を始めて2年間くらい経つのですが、投資口座への入金方法はちょっと独特です。自分にとって良いことしないと、投資をできない仕組みにしてあります。普通よりも投資の手間が増えるのですが、個人的にはすごく満足度の高い方法なので、紹介したいと思います。 やり方僕の投資は以下の4ステップです。 ①達成した習慣を決めて、その進捗をチェックする(1つでも複数でもOK) ②習慣が出来たら、それを金額に置き換える。 ③その金額を貯金口座から投資口座に移す。 ④投資する(投資の内容

    • 田舎に暮らして2週間

      うちの家族が群馬県に引っ越して2週間になります(画像はpixtaで買ったものですが、うちの近くも近い風景広がってます)。 引っ越してきた目的は、娘の小中高一貫校が群馬県にあるためです。 現状回りに一切何もないレベルではないですが、まあまあモノはない状態です。 最寄りのコンビニは徒歩10分です。 最寄りの飲食店も徒歩10分です(なかなか旨い蕎麦屋で、TVに出たこともあるそうです)。 駅は徒歩5分くらいですが、電車は1時間に1~2本です。まあまあ大きな都市に出るまで30

      • 娘の小学校入学式に寄せて

        今日は娘の小学校入学式でした。 甘えてばかりの娘が今日から小学生になることにびっくりです。本当に時の流れは早いものですね。 娘の学校は、群馬県にある小中高一貫校で、授業の7割を英語で行うイマージョン教育の学校です。11年生からはバカロレア教育も選べます(もっと低い学年から始めるとか、全員バカロレアになるかも等といった噂も聞いていますが、実際のところはわかりません)。 バカロレアの説明は、野本さんの記事を参考にしています(僕もまだよくわかっていない)。 僕が娘の学校生活

        • 集中力

          こんにちは、ステラ・システムズCEOの原です。当社はスタートアップの資金調達や事業計画の策定を支援しています。今回は集中力について書きます。 きっかけ 2022年の目標を「空白」を作ることにしたのですが、「空白」を作るためには、作業を効率的に行っていく必要性があり、「集中力」が大事だと思い、これを機に「集中力」について調べることにしました。僕はもともと集中力については興味があったのでいい機会でした(僕の愛読書である「才能を伸ばすシンプルな本」では、少し難しい目標に集中して取

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        • プレイドIPO
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          2022年の抱負:「空白」を増やす ~パーキンソンの法則を超えて

          あけましておめでとうございます。副業で経営をしている原です。2022年一発目のNOTEなので、今年の抱負を書きたいと思います。 野本さんが下記のNOTEで目標は緩い方が続くと書かれていますが、僕の新年の抱負も大分緩く設定してあります。 僕の新年の抱負は、「空白」を増やすことです。 定義 まず定義ですが、「空白」には辞書によると、色んな意味があるのですが、何も存在していないこと、その様、ブランクとあります。 僕が考える「空白」とは、今まで使っていた時間をあけることだったり

          2022年の抱負:「空白」を増やす ~パーキンソンの法則を超えて

          クランボルツ的小学校受験

          こんにちは、ステラ・システムズCEOの原です。当社はスタートアップの資金調達や事業計画の策定を支援しています。先日、クランボルツの計画的偶発性理論を記事に書いたところ、野本さんが下記の記事を書いて紹介してくれました。 今日は、最近娘の小学校が決まったのですが、このプロセスがまさしくクランボルツの計画的偶発性理論だったので、紹介したいと思います。 まず、計画的偶発性理論(Planned Happenstance Theory)とは、心理学者のクランボルツ氏によって発表された

          クランボルツ的小学校受験

          クランボルツの計画的偶発性理論 ~偶然を取り込もう

          こんにちは、ステラ・システムズCEOの原です。当社はスタートアップの資金調達や事業計画の策定を支援しています。この会社は2019年8月から副業の状態で続けています。今日は僕が好きな考え方である、クランボルツの計画的偶発性理論を説明します。 クランボルツの計画的偶発性理論とは何か?計画的偶発性理論(Planned Happenstance Theory)は、心理学者のクランボルツ氏によって発表されたキャリア理論です。成功した人のキャリアを調査したところ、その8割は偶然がきっか

          クランボルツの計画的偶発性理論 ~偶然を取り込もう

          労働者、企業家、投資家の3つの視点を持つ

          こんにちは、ステラ・システムズCEOの原です。当社はスタートアップの資金調達や事業計画の策定を支援しています。この会社は2019年8月から副業の状態で続けています。今日は僕が意識している3つの視点を説明したいと思います。 3つの視点とは3つの視点とは、労働者、企業家、投資家です。 以下が、自分なりのざっくりした3者のイメージです。 労働者・・・収入は安定しているが、アップサイドがほとんどない。仕事の内容は自分でコントロールできない。時間と収入が比例関係にある。 企業家

          労働者、企業家、投資家の3つの視点を持つ

          バーベル戦略

          こんにちは、ステラ・システムズCEOの原です。当社はスタートアップの資金調達や事業計画の策定を支援しています。この会社は2019年8月から副業の状態で続けています。今日は僕が意思決定をする際に目安としている「バーベル戦略」について話をしたいと思います。 1.バーベル戦略とは何か?皆さんは「バーベル戦略」という言葉を知っていますか?これは金融専門家のナシム・ニコラス・タレブ氏が提唱している戦略で、ハイリスク・ハイリターンの資産とローリスク・ローリターンの資産など対照的な資産を

          Point of No Return

          こんにちは、ステラ・システムズCEOの原です。当社はスタートアップの資金調達や事業計画の策定を支援しています。この会社は2019年8月から副業の状態で続けています。先日、共同創業者の角田とディスカッションをしていたのですが、その時にPoint of no returnに陥らないようにしようという話をしました。 Point of no returnとは?Point of no returnとは、言葉通り、「戻れなくなる地点」です。登山チームでいうと、この地点までは安全に引き返

          創業(副業による)2年間を振り返って

          こんにちは、ステラ・システムズCEOの原です。当社はスタートアップの資金調達や事業計画の策定を支援しています。ステラ・システムズは2019年8月から創業しているのですが、2年間を振り返って、こうしてよかったなという点を記述してきたいと思います(あくまで現時点で良いと思う点であって、後々に振り返ったらあまりよくなかったという可能性もあります)。 ①副業で始めた起業当時、専業か副業かという選択肢がありましたが、僕は副業を選びました。今では副業でよかったと思っています。 副業の

          創業(副業による)2年間を振り返って

          娘に見る完璧主義

          まず、お知らせです。従来は、予算関連のことを書いていましたが、他の仕事でも同様の内容を書くことが多い、また、元々集客を目的としての記事でしたが、十分顧客を獲得できていることから、記事の内容を変えていきます。 今後の記事は、日々の気づきについて書いていきます。 今朝のことです。来月6歳になる娘は教室の宿題をしていました。今回の宿題は紙に書いてあるサイコロをハサミで切って、サイコロを完成させるものです。僕は他の部屋で作業をしていたのですが、娘が突然泣き始めました。何かと思って

          娘に見る完璧主義

          スタートアップの悩み相談「スタートアップでも借入できるんですか?」三つの観点から説明します

          こんにちは、ステラ・システムズCEOの原です。ステラ・システムズはスタートアップの資金調達や事業計画の策定を支援しています。このNOTEは資金調達に困っているスタートアップの役に立てばと思い、書いています。私は、今まで30社以上のスタートアップの支援をしていますが、その中で多かった質問や課題とその回答を記載していきたいと思います。 ここ最近のNOTEでは、借入について書いたものが多かったので、今回はもう少し踏み込んで借入の説明をしていきます。実際にスタートアップからも「スタ

          スタートアップの悩み相談「スタートアップでも借入できるんですか?」三つの観点から説明します

          スタートアップの悩み相談「借入と出資、どっちを使えばいいのか?」三つの観点から説明します

          こんにちは、ステラ・システムズCEOの原です。ステラ・システムズはスタートアップの資金調達や事業計画の策定を支援しています。このNOTEは資金調達に困っているスタートアップの役に立てばと思い、書いています。私は、今まで30社以上のスタートアップの支援をしていますが、その中で多かった質問や課題とその回答を記載していきたいと思います。 前々回は銀行とのコミュニケーション、前回は銀行とコミュニケーションを取る際には投資家に説明している事業計画と同一であるべきと書きました。今回もス

          スタートアップの悩み相談「借入と出資、どっちを使えばいいのか?」三つの観点から説明します

          スタートアップの悩み相談「なぜ銀行向けと投資家向けの事業計画は同じでなければいけないのか?」三つの理由を教えます

          こんにちは、ステラ・システムズCEOの原です。ステラ・システムズはスタートアップの資金調達や事業計画の策定を支援しています。このNOTEは資金調達に困っているスタートアップの役に立てばと思い、書いています。私は、今まで30社以上のスタートアップの支援をしていますが、その中で多かった質問や課題とその回答を記載していきたいと思います。 まず、最初に断っておかなければいけないのは、課題に対する完全な回答というのは存在しません。そのため、単純に課題とその回答を羅列するのではなく、課

          スタートアップの悩み相談「なぜ銀行向けと投資家向けの事業計画は同じでなければいけないのか?」三つの理由を教えます

          スタートアップの悩み相談「なぜ銀行とのコミュニケーションがうまくいかないのか?」三つの理由を教えます

          こんにちは、ステラ・システムズCEOの原です。ステラ・システムズはスタートアップの資金調達や事業計画の策定を支援しています。このNOTEは資金調達に困っているスタートアップの役に立てばと思い、書いています。私は、今まで30社以上のスタートアップの支援をしていますが、その中で多かった質問や課題とその回答を記載していきたいと思います。 まず、最初に断っておかなければいけないのは、課題に対する完全な回答というのは存在しません。そのため、単純に課題とその回答を羅列するのではなく、課

          スタートアップの悩み相談「なぜ銀行とのコミュニケーションがうまくいかないのか?」三つの理由を教えます