切り抜きのときに気をつけていること

前提

これは忘備録的なものであって、こうすれば伸びるとか、どうやったらいいとか方法論ではないです。
というかむしろ、伸びる方法の逆を行っていることが多々あるので、自分のチャンネルを伸ばしたい方は参考にすべき記事ではありません。
私自身が耳から聞いたことがすぐに抜けてしまって、文字にしないと忘れてしまうことが多々あるので、それで文章として残しています。
なので記事の内容は多分少しずつ変わっていきます。
決してイキってこういう記事を書いているのではないことを予め書き加えておきます。

リスペクトを忘れないこと

当たり前の話で、切り抜きというのは配信者の配信ありきで成り立っています。
本人が「この配信切り抜きダメね」って言ったらダメですし(奈羅花さんはキャスの切り抜きダメです)、しっかり本人を敬う必要があります。

具体的な話

でも具体的にリスペクトって何を指すのかという話ですが、それは色々あります。
メンバー加入とか、ボイス購入とか(もちろんこれは本人が好きだから行っていることで、義務でやっているのではありません)いう話もできるのですが、今回は切り抜きに限った話にしていきます。

本人にできるだけ迷惑をかけないこと

例えば記憶に新しい「子胤クレル」さんのそばにいる謎のおじさん、KUNさんは自身の動画で「切り抜きには否定的ではないけど、やばい切り抜き方とか誇張をする切り抜きがあるから~」「うちは切り抜き許可してないから」という発言をしていたので( https://www.youtube.com/watch?v=sNVCBubfJBs )、私は取り扱わないようにしています。
(本件について収益化の有無は関係なく、「もしかしたら本人にとって意図しない表現をもしかしたら行ってしまうのではないか」という懸念によるものです)
切り抜きをする上で当たり前ですが、本人もしくは本人の周囲に迷惑をかけてしまうと本人の評価に疵がついてしまうのでよくありません。
(良くない切り抜きはすぐに消されるのですが、そもそもそういう動画を出すのがよくありません)
で、あと雑談の切り抜きですが、実は奈羅花さんが雑談で使用している「Sunrise」( https://dova-s.jp/bgm/play1561.html )は楽曲の規約により再配布が禁止されています。
もちろん切り抜きは再配布に当たるので、よくありません。

本人を尊重すること

当然の話ですが、奈羅花さんを見に来ている人の中には奈羅花さんを見に来ている人がいます。
どういうことなのかと思われたかもしれませんが、APEXをプレイしているときにも本人がくしゃみしたら「ミュート助からない」とかいう人達のことです(私も恥ずかしながらそうです)。
そういう人たちは本人を見ています。
なので、字幕をつけるときには明確な理由がない限り顔にかぶせてはいけません。サムネを作るときも同様で、顔にはできるだけ文字が被らないようにします。(たまにツノとかにギリギリ被さることはあります)
エンディングの動画も同様で、元動画のカードを直接顔にかぶせてはいけません(当チャンネルではエンディング動画を1枚噛ませてその上に置いています)。
VTuberの顔というのは文字通り顔なので、そもそもそこに何かを重ねるということが本人への侮辱になります。
もう一つは、本人に擬えることです。
奈羅花さんはアーカイブについたコメントについて♡をつけるとか、返信をするといったことをしません(荒れるので当然と言えば当然です)。
なので、そこはそれに擬えています。
みんなのコメントに♡をつけたほうが伸びるとか、そういうデータはおそらく存在しますが、個人的にはすべてのコメントにハートをつけるのは全員のコメントにハートをつけていないのと実質同じことであるとか、そもそもYouTubeStudioの仕様上全員のコメントにハートをつけるのが難しいとかそういう理由からハートをつけていません(一番の理由は本人がつけていないからですが)。

目立たないこと

某オレンジアイコンのチャンネルのように本人の技術力が格段に高くて、本人が自我を出してもそれをコンテンツに昇華できるなら一つの方法としてはありだと思いますが、基本的に「切り抜きの人」が目立つことは避けるようにしています。(コメント欄での議論は動画をよくするためなので別に自我を出しているわけではありません)
そもそも切り抜きの主目的は「本人の宣伝を行って、本人のチャンネル登録者を増やす」ことです。
これに取れる切り抜きのスタンスは2つあって、

  1. 極力目立とうとしないで、本人に誘導する(エンディングクレジットで本人のコンテンツのみを出す)

  2. 積極的にクレジットして登録者を増やして、本人への流通量を上げる

です。これは両方とも長所短所があるので、どっちがいいかという話ではありません。
2.は単純明快な話で、エンディングに「本人のチャンネル」「切り抜きのチャンネル」「元動画」「最新の切り抜き」を載せることで切り抜きチャンネルの固定ユーザーを増やしつつ本人のチャンネルに誘導するという作り方です。
1.(私が取っているスタンス)は極力切り抜きチャンネルが目立たないようにする方法で、エンディングに「本人のチャンネル」「元動画」という本人のコンテンツのみを載せる方法です。
詳細は次のセクションで説明します。

人は奈羅花の下に平等である

私のスタンスはこの言葉にすべて集約されます。
そもそも切り抜きをしているからといって別に特段ファンの中で偉いとかそういう事実は一切ありません。絵を描いてても同様です(私もたまに絵を描きます)。
この世で唯一偉いのはVTuber本人であって、他はすべて平民です。同じVTuberを推しているというだけの赤の他人です。
なので切り抜きアカウントでスパチャをするとか、コメントをするとか、そういうことをしてしまうとこの階級制度に良くない事態が起きる可能性が1‰でもあるので、そういうことをしないようにしています。
おそらくは戦略上では2.のほうが本人の宣伝になるので、多分良いです。

できることを探すこと

動画を切り抜いて編集してはいおしまい、で終わらせては最終的な目標になる「本人の登録者の増加」に到達することはできません。
YouTubeやそのアプリは日々更新されており、例えば登録チャンネル一覧の画面では「投稿」が表示されたりします。なので本人のボイスの宣伝を投稿でしたりすると「ボイスの購入」「登録者の増加」を両方煽ることができます。Shorts動画も同様で、「Shorts動画」という専用のゾーンにリーチするために大切な動画群です。
あとちゃんと動画は適切なタグをつけましょう。
V最協S4であれば「椎名唯華」「成瀬鳴」「にじさんじ」などのタグをきちんとつけることで、本人以外のにじさんじのファン層を本人に流入できます。

他人の力を使うこと

VTuber、切り抜き共々行えることとして「絵師」の力による流入が考えられます。
私のチャンネルに詳しい人(いるかわかりませんが)なら少し前のEDに絵描きさんの絵を使用していたのを覚えていると思います。(依頼費用は収益から出ています、ありがとうございます)
あれは単純に私が見たかったからというだけではなくて、絵師が「こういう絵を依頼で描きました」とTwitter等で言ってもらうことで、本人の認知度を上げるという宣伝効果も実はありました(インプレッションのクリック数がちょっと上がりました)。

適切な管理を行うこと

コメント欄にはたまに荒らしとかスパムが湧くのですが、それをちゃんと報告と削除をするのが大事です。この世の中には「割れ窓理論」というものがあって、少しでもスパムだったり荒らしの連投を放置していると、すぐに荒れ果ててしまいます。
切り抜きというのは本人が(建前上)見ていない場所で「本人がかわいいよね」とかいう話ができる場所でもあるので、少なくともスパムは消したほうが良いと思います。たとえ再生数が減るとしても。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?