「全ての答えは自分の中にある」は本当か！？ --迷ったとき答えを出す３step--

STEP 1.  セルフ・コーチングは、効果的なのか？

あなたが難しい問題に直面した時、どんな気持ちになりますか？
不安、ドキドキ、こわい、どうしよう、困惑・・
当然ですよね。

• 経験したことないプロジェクトの責任者として急に任命されたり

• 突然、経験したことのない困難な状況に陥ったり

• 身に覚えのない中傷を受けたのに誰も信じてくれなかったり

• 想定もしていない出来事が次から次へと起こったり

こういった場合、誰でも不安になり、未来が不安にも思えるでしょう。

人間は「未知の物」「不確かな未来」に対して、自然とネガティブな感情が湧き上がるようにプログラムされているからです。そんな時、自分自身に対して「どうすればいいのだろう？」という質問が浮かぶかもしれません。

しかし、不確かな問題に直面して、答えを自分に投げかけても答えは出てきません。「どうすればいいのだろう？」

問題が「自分にとって未知のもの」である以上、何度、自分に答えを問いかけても答えは見つかりません。それゆえ、多くの人が自問自答に行き詰まり、「どうすることもできない」という思考停止状態に陥ってしまうのです。

そんな時、私たちが気付くべきなのは、「自分の頭の中をどこを探しても、絶対に答えは見つからない」ということです。

ですから、「どうすればいいのだろう？」という質問に固執するのではなく、次のような質問を考えるべきです。

答えがあるとしたら、どこで見つけられるだろう？
誰がその答えを知っているだろうか？
どんな状態が自分にとって理想的なのか？

こうして自分に対する質問の内容を変えることで、私たちは次に進むことができるのです。

STEP 2.  具体的なアプローチと事例

例えば、あなたが起業を考えているとします。

はじめて起業することについて、「一体どうすればいいんだろう？」と不確実な問題に直面したとします。この質問だけでは答えは得られません。

代わりに、「成功した起業家はどのようなアプローチを取っているのだろう？」や「起業に関する専門知識を持っている人は誰だろう？」という質問をすることで方向性を見つけることができます。

手順としては、以下のようなアプローチがあります。

成功した起業家の事例を調査する：成功している起業家の経験や成功ストーリーを調査しましょう。彼らがどのようなアイデアや戦略を持っていたのか、どのような困難を乗り越えたのかを学びます。

起業に関する情報を収集する：起業に関する専門的な知識を得るために、書籍やオンラインのリソースを活用しましょう。ビジネスプランの作成方法や市場調査の手法など、必要なスキルや知識を身につけます。

コーチや専門家の助言を求める：起業に成功した人やビジネスの専門家にアドバイスや指導を求めることも有益です。彼らの経験や知識を借りることで、自分のアイデアや計画を評価し改善することができます。

とりあえず行動に移してみる：情報収集や学習の後は、自分のビジネスアイデアを具体化し、行動に移しましょう。ビジネスプランを作成し、必要なリソースや資金を確保し、マーケットに進出するなどの具体的な行動を起こします。

成功した起業家の手法や専門家のアドバイスを活用することで、自分が起業するための具体的な行動計画を立てることができます。そして、その計画を着実に実行することで、起業の成功に近づくことができるのです。

STEP 3.  「どうすればいいのだろう？」まとめ

「全ての答えは自分の中にある」という言葉は、最終的には正しい考え方です。しかし、時には、答えを見つけるために「質問の仕方を変える」必要があります。

直面している問題に対して「どうすればいいのだろう？」という一般的な質問では答えは得られません。問題が未知のものである場合、自分自身に問いかけても答えは見つかりません。そのため、多くの人が自問自答に行き詰まり、「どうすることもできない」と思考停止状態に陥ってしまうのです。

だから、質問の仕方を変えることが重要なのです。

• 答えがあるとしたら、どこで見つけられるだろう？

• 誰がその答えを知っているだろうか？

• どんな状態が自分にとって理想的なのか？

このように質問の焦点を変えることで、新たな視点やアプローチが見つかることがあります。自分自身に問いかけるだけではなく、他の人や情報源からも学ぶことが大切です。

「全ての答えは自分の中にある」という言葉は最終的な目標ですが、それを実現するためには質問の仕方を変えて新たな視点を見つける必要があります。ひとりで難しい時は、他の人の知恵を活用しながら、信頼できる人に相談しながら、あなたの内側にある答えを見つけだしていきましょう。