今はもう誰も 第5話 ご挨拶
佑樹と真美は順調に交際を進めていた
真美の指導も終わり、真美はひとりで仕事をこなすようになった
佑樹は自分の業務に専念し、また新入生が来れば、指導担当に任命されるだろう
そして佑樹は真美にプロポーズする
佑樹「真美、オレと結婚して欲しい、
一緒に優しい家族をつくろう、」
真美「はい、わたしこそ、よろしくお願いします。」
佑樹「じゃあ、ご両親に挨拶に行かんとな、、、いつが良いかなぁ❓」
真美「ええ、いつでも良いはよ、お母さんに言っておくから、、、
あー、ウチは親が離婚してるの、、、
だから、お母さんだけなの、、、」
佑樹「そか、なにも問題無いよ、
じゃあ今度の日曜日でも良いかなぁ❓」
真美「じゃあ、お母さんにお願いしとくね、」
という事で真美の実家訪問当日
真美「笑笑、お母さんなんか今日、
お化粧とかケバくない❓髪の毛も染めて、服装もいつもと違うし、、、どしたの❓」
母親「そそ、気合い入ってんのよ、
あんたの大切な人だからねー」
そこへ佑樹が訪れる
ピンポーン、ピンポーン
真美「はーい、いらっしゃい、入って入って、、、」
佑樹「じゃあ、お邪魔しまーす」
母親「いらっしゃい、よくいらしたはね、上がって上がって、、、さ、さ」
リビングに座る3人はコーヒー☕️を啜りながら歓談する
すると佑樹が切り出す
土下座🙇♀️する佑樹
佑樹「お母さん、真美さんを私にください‼️結婚させてください。必ず幸せにします。どうかお願いします。」
真美「お母さん、わたしからもお願いします。佑樹さんと結婚させてください」
母親「良いはよ、わたしは全く問題ないと思うは、後はふたりで力を合わせて、やって行けば良い、、、
あー、ひとつ、、、絶対離婚しない事
良い⁉️」
佑樹「も、勿論です。ふたりで幸せになります。」
この様に母親によってふたりの結婚は快諾された
その夜の事、、、
クチュクチュクチュクチュ
ヴィ〜〜〜ン、ヴィ〜〜〜ン、
母親「あーっ、佑ちゃん、、、あーっ」
なんと母親は娘の彼氏の名を呼んで自慰をしていたのである
実はこの母親、、、翔子である
翔子と真美は親子だったのである
かつて佑樹が真美に翔子の面影を感じたのは親子なのだから当然なこと
そして、娘から彼氏の名前を聞いて、
それが以前自分が付き合っていた
佑樹である事を翔子は分かっていた、
佑樹の素性や性格も知っているし、
彼の魅力も充分知っている、
だから娘と佑樹の結婚に反対しなかった
佑樹は娘を充分幸せに出来る男だと
翔子自身が認めていたからである
しかし、その彼はかつて自分が愛した男
事情あって別れなければならなかった男
翔子は自慰に耽り、その後の喪失感の中で、ひとつの活路を思い浮かべる
その活路とは、、、何なのか⁉️
…つづく…
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