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ことばごっこ-詩集-

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自分による自身のための、ことばの掃き溜めです。
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#poem

【詩】我が儘な僕の、我が儘にしたい君

僕に優しくしないでよ みんなの前、君の前、スマートにキマってたのにさ 生来の甘ったれを隠せ…

いしころ
3年前
1

【詩】だれのせいですか?

大地が家を震わせたのは  だれのせいですか? 海が街を飲み込んだのは  だれのせいですか?…

いしころ
3年前
1

【詩】ニキビ・ボーイ

どうしたんだい? お嬢さん 鏡に映るその顔は、ひどく元気がないようだ ああ なるほど そう…

いしころ
3年前
1

【詩】渡り鳥

運河の渡しに佇むは 白い羽もつ渡り鳥 ぼんやりくらい闇を背に すらりとするどい姿が浮かぶ …

いしころ
3年前
3

【詩】不自由なひと

白い杖で、足元を探る女がいる 義足で、階段を上る男がいる 声以外で、何かを伝えようとする…

いしころ
3年前
2

【詩】月を見る女よ

月を見る女よ 月が愛しいか 寂しい月に見惚れる女よ その姿のなんといとけないことか 女は…

いしころ
3年前
2

【詩】そらの血

澄み切った肌に鎌風走る 硬質な線が幾重も刻まれて 切り口を風が撫でる そこから白い血が揺蕩って 傷の場所がわからないほどに拡がる 地肌までも見えなくなって 血色は黒く暗く染まる 悲痛な叫びが轟いて 血は溢れ出して地に落ちた 降ってきた血は ここで 色の違う血に変わる ここを巡って満たしてく いつか噴きあげて返すまで 泣き声が収まって 血は洗いざらい失せた 傷痕もすっかり消えて 澄んだ肌を見せていた

【詩】ガトーブルトン

ガトーブルトン 小麦粉、 砂糖、 卵黄、 バター、 そして 遥かな西の潮風が染み込んだ ブ…

いしころ
3年前
4

【詩】洞−ほら−

愛してるって言われてもさ 聞き流せるさ 愛してるって書かれてもさ 見過ごせるさ 君の言葉は…

いしころ
3年前
1

【詩】空−から−

彼女は 別のことを考えている 隣で 腕の中で 僕の下で これには 意味は無いんだ ここには…

いしころ
3年前

【詩】灰の星

真っ赤な三日月小脇にかかえ ステップ踏むのもいいじゃない ちゅうぶらりんな惑星蹴って 火…

いしころ
3年前
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【詩】夢

夢をみるのは簡単なのに  人のせいで儚くなっていく   その脆さに助けられてる僕は卑怯かな…

いしころ
3年前
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【詩】蝙蝠と猫と蛇

逃げた逃げた逃げ逃げた コウモリの腕が突っ張った 逃げた逃げた逃げ逃げた ネコの蹄が反っ…

いしころ
3年前
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【詩】ぱたぱたとこごろもっちゃ

俄かにあらわれた言葉は 我儘になる桎梏を知らない衝動 親など構わずに駆け出した あの日の夜に似ている