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6.2. 非アクティブな翻訳

Polyglotの「非アクティブな翻訳」(2021-08-30更新版)の私家版和訳を掲載します。「翻訳者ハンドブック|WordPress翻訳|現在の翻訳チーム」の続きのコンテンツです。
以下、本文です。

6.2. 非アクティブな翻訳

https://make.wordpress.org/polyglots/handbook/translating/teams/inactive-translations/

非アクティブな翻訳には2つのタイプがあります:非アクティブなロケールと非アクティブな翻訳エディターです。

非アクティブなロケール

ロケールのメジャーバージョンが2つ以上 (例えば、WordPressのバージョンは5.5で、最後にリリースされた言語バージョンは5.3) 遅れている場合、そのロケールは自動的に“非アクティブ”とみなされ、Rosettaにその旨が記録されます。

このようなロケールのローカルサイトでは、翻訳が非アクティブであることを示すメッセージが自動的に表示されます。このメッセージは手動では削除できません。ただし、そのロケールが現在のWordPressの最新バージョンに対応した言語パックをリリースすると、このメッセージは自動的に消えます。
https://make.wordpress.org/polyglots/files/2014/03/Screenshot-2015-09-06-23.06.22-1024x369.png

非アクティブな翻訳エディター

個人でWordPressの翻訳を始めたものの、翻訳を完了できなかったり、すべての翻訳プロジェクトを最新の状態に保てなかったりすることがあります。場合によっては、レビュー依頼が注意されずに放置されたり、明確な説明なしに却下されることもあります。

このような場合、そのコントリビューターは“非アクティブ”とみなされ、新しいコントリビューターを翻訳エディターとして追加して、翻訳を開始する必要があります。

非アクティブな翻訳の翻訳エディターになりたい方は、以下の手順をよくお読みください:

  • Step 1:現在の総合翻訳エディター(GTE)にコンタクトを試みる。

    • まず、あなたのローカルサイトのコンタクトフォームを使ってみてください(例:ブルガリア語で翻訳したい場合は、http://bg.wordpress.orgの問い合わせフォームを使う)

    • 手っ取り早くコンタクトを取るには、翻訳エディターに直接コンタクトを取ることです。現在のチームのリストで、“Team”リンクからロケールのページに移動すると、現在の翻訳エディターのリストが表示されます。彼らのSlack名を探し、#PolyglotsチャンネルでWordPress Slackチームにコンタクトを試みてください。

    • プロフィールにコンタクト情報を記載しない翻訳エディターも居ます。その場合は、https://make.wordpress.org/polyglotsに移動し、記事を投稿し、翻訳エディターのユーザー名(例:@petya)にメンションしてください。その投稿中に、参加したいことを説明し、翻訳エディターとして追加してもらえる様にお願いしてみてください。翻訳エディターには、その投稿中でメンションしたことで、通知eメールが届く筈です。
      注:チームが非アクティブなのではなく、何らかの理由で単に遅れている可能性があります。翻訳エディターが対応する迄、少なくとも1週間はお待ちください。

  • Step 2:Polyglotsチームのリーダーにコンタクトを取る。1週間経っても翻訳エディターから返信がこない場合、(再びmake/polyglotsに投稿することで)Polyglotsチームリーダーにコンタクトを取り、あなたがこれ迄に行なった手順と返事がないこと、或いは、翻訳エディターから返事が来たが、最早WordPressの翻訳には携わっていないことを伝えてください。
    注:グローバルメンターは、例えば1年以上コアパッケージをリリースしていないなど、チームが適切に機能していない兆候がある場合、追加の_GTE_を割り当てることができる。

  • Step 3:Polyglotsチームリーダーが、現在の翻訳エディターにコンタクトを取る。Polyglotsチームリーダーも、彼らと連絡を取る為に最後の努力をします。

これらの手順を踏んでも、回答がない場合、Polyglotsチームリーダーが候補者を審査し、ローカルサイトの翻訳エディターを変更し、新コントリビューターが、自身の翻訳と他者の翻訳を検証できる様にします。

Changelog

  • 2021-08-30

    • “非アクティブな翻訳エディター”のstep 2に、グローバルメンターが介入できる条件についての注釈を追加。

Last updated: August 30, 2021

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