プログラミングガイド「ビルド設定リファレンス」(T部)
「Build settings reference」の私家版和訳です。
1. テキストベースのInstallAPI検証モード (TAPI_VERIFY_MODE)
「テキストベースのInstallAPI」をビルドする際に、警告やエラーを報告するレベルを選択します。
2. ターゲットデバイス・ファミリー (TARGETED_DEVICE_FAMILY)
ビルドシステムは、ターゲットのInfo.plistファイルに追加する「UIDeviceFamily」キーに正しい値を設定するために、選択したデバイスを使用します。これにより、「--target-device」フラグもactoolに駆動し、iOSプラットフォームのカタログコンパイル時に選択されるイディオムを決定します。
3. TARGET_BUILD_DIR
プロダクトのファイル(中間ビルドファイルなし)を含むディレクトリ階層のルートを識別します。それらを定義するターゲットのプロダクトファイルを操作するビルドフェーズRun Scriptでは、このビルド設定の値を使用する必要がありますが、別のターゲットのプロダクトファイルを操作するビルドフェーズRun Scriptでは、代わりにBUILT_PRODUCTS_DIRを使用する必要があります。
4. ターゲット名 (TARGET_NAME)
現在のターゲットの名前です。
5. TARGET_TEMP_DIR
ターゲットの中間ビルドファイルを含むディレクトリを指定します。ビルドフェーズRun Scriptでは、このビルド設定で指定されたディレクトリではなく、DERIVED_FILE_DIRで指定された場所に中間ファイルを配置する必要があります。
6. テストホスト (TEST_HOST)
テストのバンドルが注入される実行ファイルへのパス。この設定は、アプリケーションや他の実行ファイルをテストする場合にのみ指定してください。
7. 欠落ベースラインをテストの失敗として扱う (TREAT_MISSING_BASELINES_AS_TEST_FAILURES)
XCTestCaseでパフォーマンスを測定するテストを実行する場合、ベースラインの欠落をテストの失敗として報告します。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?