ニンジャスレイヤーTRPGシナリオ【ゲット・ザ・チャワン・バッカーズ】
はじめに
本記事は「ニンジャスレイヤーTRPG」第２版プラグイン環境用のシナリオを記したものである。
キャラ立ち絵や背景などには、Midjourney/にじジャーニーによる生成画像を使用している。
NM向け記号解説
：「ドーモ、ニンジャスレイヤーです」
のような「：」から太字の文章が続く形になっている文は、シナリオの進行に合わせてNMが読み上げる文であることを意味する。「：」の前に発言者の名前や、読み上げるにあたっての条件が書かれていることもある。通常の太さの説明文の中に、太字の「セリフ」が挿入されることもあり、その場合は前後の文章を見てその「セリフ」を、いつ、だれが発するべきなのか判断されたし。
：「イヤーッ！」（命中判定）「グワーッ！」
のように、内部に判定や条件が書かれた（）で文章が区切られている場合、判定が成功するか、シチュエーションが条件に合致していないと、それに続く文章は読み上げられない。
：＜DKKが最も高いキャラクター＞の前に、赤黒い影が現れた。
といった「条件」が＜＞で囲まれている箇所が出現した場合は、そこにその条件に適合するキャラクターの名前を入れる。
これらの文にはＮＭの判断により、自由に修正を加えて構わないが、重要な情報が失われないよう注意されたし。
シナリオサマリー
【ゲット・ザ・チャワン・バッカーズ】
美術館から盗まれたチャワンをハックアンドスラッシュ犯から回収せよ。
時間を掛けるとチャワンを処分されてしまう可能性があるため、迅速な仕事が求められる。
募集人数：3～4人
募集条件：成長の壁を2～3つ超えたストリートニンジャ。他所属ニンジャPCについては応相談。
新規作成の場合は28ポイントスクラッチ。
キャラロスト：あり
余暇：標準（4スロット）
開催日時：yyyy/mm/dd tt:mm～
開催場所：<具体的な開催場所>
所要時間：4～5時間
その他：マップなどにGoogleスプレッドシートの使用を想定。
参加表明：開催場所で行ってください。 募集するPCの能力値帯や所属によっては適宜書き換えること。
本シナリオでは敵としてザイバツニンジャが登場するため、ザイバツPCは弾くか敵所属の変更を行った方がいいだろう。
1.導入/ダンゴウ
：◆
：ここは、ネオ・カブキチョにある有名なオスモウ・ウエスタン・バー「高い昼」。
：広い店内は吹き抜け状のサルーンを模しており、壁には何枚もの歴代ヨコヅナ達の手形が飾られ、店内中央のドヒョーでは二人のスモトリ従業員が滑稽なオスモウ・コントを行っている。もし、今がオスモウ中央リーグ「リキシ」の開催期間中なら、大勢の客がヤキトリやバリキ・ハイ、ケモビールなどを片手に、壁掛けスクリーンからのオスモウ中継で大盛り上がりしているだろう。
：その一方で、店内の奥には光のほとんど当たらない一角があり、そこには喧騒を尻目にしめやかにバッファロー肉やスモトリ・チョコを味わうハードボイルド者の姿もある。
：また、こうした酒場は単なる飲食のためだけでなく、傭兵ビズやうさんくさい儲け話、あるいは用心棒や探偵仕事のような案件に関する取引の場としてもよく用いられている。
：そして、同じテーブルに集う君たちがここを訪れた目的も、まさにこれから行われる傭兵ビズのダンゴウに参加するためである。
：君たちの中には見知った顔がいるかもしれないし、お互いに知らない顔ばかりかもしれない。
：何はともあれ、これから同じビズに参加する者同士、まずはアイサツを済ませておくべきだろう。
【招集→アイサツ→依頼人登場】な汎用的導入。
飲食RPについてはデータ上の【万札】を消費せず自由に行って構わないが、PCのステータスが低い場合は、しっかり飲み食いして英気を養ったと銘打って、シナリオ中の【体力】/【精神力】や『即応ダイス』/『緊急回避ダイス』などを増加させてもいいだろう。
なお、酒場に入れるかどうか怪しいような年齢・外見・生物種のPCがいるかもしれないが、そこは依頼人が事前にここのオーナーに話を通しているためご安心ということにしておくといいだろう。
各人がアイサツを行い、PC同士の会話の区切りがいい所で、依頼人を登場させてダンゴウを開始する。
：アイサツをすませて飲食などしていると、君たちのIRC端末が『依頼人到着』のメッセージを受信。
：同時に、君たちのテーブルに一人の少年が現れる。
：「ドーモ、タキです。依頼人様のご登場だぜ」
◆タキ：ティーンエイジャー・ハッカー （種別：モータル）
カラテ 1 体力 1
ニューロン 3 精神力 3
ワザマエ 3 脚力 2/-
ジツ - 万札 5
攻撃/射撃/機先/電脳 1/3/5/7
回避/精密/側転/発動 3/-/-/-
◇装備や特記事項
▶▶生体LAN端子LV2、違法トロ粉末、ウィルス入りフロッピー
◉kill-9、◉サモン・クローンヤクザ
◉知識：電子ウイルス、◉知識：犯罪、◉知識：セキュリティ：「さて、それじゃあ早速仕事の話に入らせてもらうぜ」タキはオスモウ・チョコを口に放り込みながら話し始める。
今回はPCの所属を問わず使える依頼人役としてタキ：ティーンエイジャー・ハッカーを登場させてある。
今回はダンゴウ場所としてオスモウ・ウエスタン・バー「高い昼」を使用しているが、彼がアジト地上の路面店舗を買い取って「ピザタキ」の経営を開始しているならそちらを使っても構わない。
依頼人は以下のようなブリーフィング内容を説明する。もっとも重要な4個目の太字の◎は必ず伝えるべきだが、その他についてはNMが適宜取捨選択しても構わない。
◎先日、ネオサイタマ県立美術館が二人組のハックアンドスラッシュに襲われた。 重厚なシャッターは破られていたものの盗まれた展示品は確認できず、美術館は『厳重な警備体制によって被害を食い止めることができたのだ』と発表。
◎しかし、その後、倉庫にしまわれたチャワンが一つなくなっていることが判明。美術館は先の発表を今更撤回すれば職員らの大量ケジメ・セプクが発生する恐れがあることからこれを隠蔽。表向きには『当該のチャワンは最初から美術館に存在しなかった』ということになった。
◎さる古美術商の見立てではこのチャワンはいわゆる「名物」と呼ばれる逸品である可能性があるとのことで、フィクサーに回収を依頼してきた。
◎ハックアンドスラッシュ犯を追跡し、処分される前にチャワンを回収せよ。
◎監視カメラ画像などはほとんどが電子的に消去されているが、重厚なシャッターを破ったのはハックアンドスラッシュ犯の一人が装備する「巨大な鉤爪サイバネ」であることがかろうじて確認できた。これを手がかりに追跡するといいだろう。
チャワン回収の話自体は古美術商ニンジャ「カナスーア」からの依頼を想定しているが、彼の高圧的RPでダンゴウがこじれないようPCへの直接の依頼人はタキにしている。
ダンゴウ内容を説明し終えたら、以下のメッセージを流してPCとの質疑応答を行う。
：「ここまでで、何か質問はあるか？」
PCとの質疑応答を終えた後、以下のメッセージを流して事前調査パートへと移動する。
：「ヨシ。これ以上質問がないなら仕事の時間だ。しっかりチャワンを回収してきてくれよな！」
2.鉤爪サイバネアウトローの調査
：依頼人とのダンゴウで最低限の情報を得られたが、涼しく確実に仕事をこなしたいならば入念な下調べが重要だ。
：ネオサイタマIRC-NETにダイヴして監視カメラデータ閲覧やIRC-SNSでの関連情報検索といった電子的手法を取るか、物理世界でのコネや知識を元に足を使って地道に調べるか。ターゲットや作戦地域について、自身に向いている方法で調査を行うとしよう。
チャワンを美術館から強奪した鉤爪サイバネアウトローの調査。
PC全員が、【ニューロン(ハッキング)】か【ワザマエ】を用いた調査判定(難易度HARD)を行うことができる。
◆鉤爪サイバネアウトローの調査に対する修正：
最も適した知識スキル（+2）：サイバネティクス、独立小組織
次に適した知識スキル（+1〜2）：ストリートの流儀独、犯罪、歓楽街など
調査判定で掴める情報や報酬
判定成功時に与えられる情報：
判定成功数ごとに、下記情報が1つずつ与えられる。
◎巨大な鉤爪サイバネはオムラ製の高出力テッコに凶悪な外付けサイバネ武装を取り付けたものだ。その仰々しいサイバネを装着したアウトローは、ツチノコ・ストリートのパブ「イチヤゴシ」でよく姿が確認される。(シナリオ進行可能)
◎鉤爪サイバネアウトローは「デビルクロー」という名のニンジャ。その凶悪なサイバネで重厚な守りをたやすく切り裂き複数の敵を薙ぎ払う、手練のスラッシャーだ。(即応ダイス+1個)
◎デビルクローはテクノギャング「JタダキXIファミリー」の構成員であり、イチヤゴシはそのたまり場だ。戦闘の際にはテクノギャングらの攻撃にも警戒した方がいいだろう。(緊急回避ダイス+1個)
もし、調査判定の成功者が一人もいなかった場合は鉤爪サイバネ者を発見できずシナリオ終了となるが、どうにか足取りを掴むためにさらなる調査を行ったという体で、全員の【体力】1か【精神力】1を支払って成功数+1で判定に再挑戦させても構わない(シナリオ進行は最低保証となる)。
また、タキが依頼人の場合は彼にも調査判定を行わせても良いだろう。
3.パブ「イチヤゴシ」
：◆◆
：今日もツチノコ・ストリートには電子商業音楽の騒々しいベース音が鳴り響く。違法オハギ屋台の前では、リアルヤクザ同士が縄張りを争う。通りに面したIRCモテルの四階では、ザゼン・ドリンクでキメたスゴイ級ハッカーが喧騒を見下ろして冷笑しながら、神に定時の崇拝を捧げる。
：職を失ったリアルヤクザがケジメ・ショーを行っている輪の横を君は足早に通り抜ける。右手では、檻に入ったバイオスモトリが軒先に吊るされ、キモノ姿のモヒカン女たちがショック・ヌンチャクやサスマタでこれをいたぶっている。「武田信玄」「安らぎ」と書かれたPVCノボリが無表情に揺れていた。【ア・ナイト・アット・ザ・ツチノコ・ストリート】より引用
：鉤爪サイバネアウトローを追う君たちは、ストリートの一角にあるパブ「イチヤゴシ」の前にいる。その入口には「本日貸切」の札が下がり、中からはにぎやかな喧騒が漏れ聞こえる。
：鉤爪サイバネアウトローもこの中にいるだろうか。確認のためエントリーしよう。
：「サノバビッチ？」「今ここは俺たち『JタダキXIファミリー』で貸し切り中なんだぜ？」店内に入った君たちに客たちが敵意を向ける。ストリートウェアの下に戦闘用サイバネを隠したアウトローども、いわゆるテクノギャングだ。
：君たちが彼らに鉤爪サイバネ者を探していることを告げるかあるいはカラテインタビューしていると、店の奥から蛍光カクテルを手にしたオイランを侍らせて目当ての者が現れる。
：「ドーモ、デビルクローです」両腕を巨大な鉤爪サイバネに置換した男がアイサツする。その全身から立ち上るニンジャソウルの気配。
：「入り口の『本日貸切』が読めなかったわけでも、俺たち『JタダキXIファミリー』への加入希望者ってわけでもなさそうだが……何しに来やがった？」デビルクローが君たちをじろじろと眺める。
：「なるほどなるほど……」君たちの目的を聞くと、デビルクローは侍らせたオイランが傾けたグラスから蛍光カクテルを飲み干し、ガキリと鉤爪サイバネを鳴らす。
：「キルナイン・ユー！」「ケツ・ノ・アナ……！」それを合図に、テクノギャングらが一斉に君たちに武器を向ける。
：「チャワンについてインタビューしたいなら、まずカラテを見せな、ご友人！」デビルクローは鉤爪で君たちに向けてぎこちない手招きを行う！
パブ「イチヤゴシ」のマップは、Gatz＝サンが行ったセッション『キタノストリート殺人事件』の「ピザタキ」マップをベースにしている。
PLが薄黄色の初期配置マスにキャラ配置を行ったら、戦闘を開始すること。
イチヤゴシのNPCデータ
デビルクロー
◆デビルクロー （種別：ニンジャ/重サイバネ）
カラテ 9 体力 11
ニューロン 6 精神力 4
ワザマエ 8 脚力 6/N
ジツ 0 万札 10
攻撃/射撃/機先/電脳 11/8/7/8
回避/精密/側転/発動 11/10/8/6
即応/緊急回避 0/0
●脆弱性：電磁（1）
◇装備や特記事項
▶生体LAN端子LV1、▶▶テッコLV2
▷テクノカラテ制御プログラム、▷▷工業用チェーンソーアームx2
●連続攻撃2、●連射2、
◉重サイバネ化、◉回転斬撃強化、◉常人の三倍の脚力、◉トライアングル・リープ デビルクローは28ポイントスクラッチビルド(【万札】10ローン)で作成したニンジャだ。
『▷▷工業用チェーンソーアームx2』を巨大な鉤爪と読み替えた重サイバネニンジャで、異形の両腕では日常生活にも支障が出るため、オイランや配下のテクノギャングらの手を借りているという設定だ。
戦闘の際は、連続側転からの『轢殺攻撃1』をくりだし強烈なカラテを叩き込んでいく。PCがまとまっているならば『◉回転斬撃強化』を乗せた『●戦闘スタイル：回転斬撃』を、PCが隣接しているならば『●戦闘スタイル：切断攻撃』を行うといいだろう。
なお、このビルドをPCに流用する場合、『◉常人の三倍の脚力』や『◉トライアングル・リープ』はお好みで別スキルなどに差し替えてもいいだろう。
グレーターテクノギャング/テクノギャング
「キルナイン・ユー！」//「ゴートゥー・アノヨ！」//「ケツ・ノ・アナ！」
◆グレーター・テクノギャング （種別：モータル/重サイバネ）
カラテ 4 体力 4
ニューロン 2 精神力 2
ワザマエ 4 脚力 3
ジツ – 万札 3
攻撃/射撃/機先/電脳 5/4/3/4
◇装備や特記事項
LAN直結型ハンドガン： 銃器、連射２、1ダメージ、射撃難易度：NORMAL
ショック・ナックル： 近接武器、２ダメージ（１＋電磁１）
◆テクノギャング （種別：モータル/重サイバネ）
カラテ 2 体力 2
ニューロン 1 精神力 1
ワザマエ 2 脚力 2
ジツ – 万札 1
攻撃/射撃/機先/電脳 3/2/1/3
◇装備や特記事項
チャカガン： 銃器、連射１、ダメージ１
テッコによる殴打： 近接武器、ダメージ１ テクノギャングのデータは「モブエネミーリスト」から引用したものだ。
このシナリオに参加するレベルのPCにとっては取るに足らない雑魚だが、波状攻撃への警戒でデビルクローの攻撃に回避ダイスを出し惜しみさせたり、あるいは先に始末されることでデビルクローへの攻撃を遅れさせればそれで十分仕事をしたと言えるだろう。
4.チャワンの行方インタビュー
撃破したデビルクローに対し、チャワンの所在を聞き出すためのインタビューを行う。もし彼を爆発四散させていた場合、インタビューは他のテクノギャングやパブ従業員などの生存者に対して行ったものとして構わない。
◆チャワンの行方に関する交渉：代表者1名、難易度HARD
最も適した交渉スキル（+2）：威圧
次に適した交渉スキル（+1～2）：欺き、誘惑など
最も適した知識スキル（+2）：ザイバツ
次に適した知識スキル（+1〜2）：ストリートの流儀、独立小組織など
判定成功時に与えられる情報：
判定成功数ごとに、下記情報が1つずつ与えられる。
◎チャワンを確保しているのは「シャムロック」という名のニンジャ。これからチャワンを取引相手に引き渡すところで、その待ち合わせ場所はツチノコ・ストリート内の廃アパート「メゾン・ツチノコ」の301号室だ。(シナリオ進行可能)
◎シャムロックは電脳戦を得意とする腕利きのハッカーであり、美術館の監視カメラ記録消去や所蔵品目録の電子的改竄でチャワン盗難の発覚を遅れさせた。また、テック武器を用いて多少の近接戦闘も行える他、オナタカミ製四足歩行警備ドローン「ハイエナ」複数体を護衛として侍らせている。(即応ダイス+1個)
◎シャムロックの取引相手は二人組のニンジャで、言葉の訛りからするにキョート人。ザイバツ・シャドーギルドの者である可能性が考えられる。(緊急回避ダイス+1個)
もし、成功数0だった場合は交渉失敗でチャワンの行方がわからずシナリオ終了となるが、粘り強く交渉を行ったという体で、交渉者の【体力】1か【精神力】1を支払って成功数+1で判定に再挑戦させても構わない(シナリオ進行は最低保証となる)。
5.メゾン・ツチノコ301号室
：◆◆◆
：君たちはイチヤゴシで得られた情報をもとに、チャワンを手にするニンジャ「シャムロック」の元に向かう。
：そこは廃アパート「メゾン・ツチノコ」の301号室。その中からはいくつかの気配。
：室内を覗き込んで見えるものは、荒れ果てた部屋の奥に置かれた目標のチャワン、猟犬めいた四脚型ロボット複数体、そして、向かい合う三人の人影。
：「GRRRR……」唸りを上げる猟犬ロボットたち。「ハイエナ」あるいはオナタカミ・ハウンドとも呼ばれるオナタカミ社製ロボットで、突進からの噛みつきや暴徒鎮圧ショットガンで暴徒鎮圧やカネモチ邸宅警備に使われている。
：「ドーモドーモ。毎度ありぃ♡」部屋の右側にはハイエナを周囲に侍らせた女。あれこそがチャワンを確保していたニンジャ、シャムロックだ。
：「ウム。これを持ち帰ればグランドマスターもお喜びになるだろう」「それにしても、わざわざこんな地味なモンを欲しがるなンてねぇ……」部屋の左側、シャムロックに向かい合って報酬振り込み処理などを行っている男女二人組。一人はガスマスクメンポに奇怪なシリンダーを背負ったくねくねしい男、もう一人は首にマフラーをなびかせる赤毛の女パンクス。彼らもまたニンジャだ。
：彼らは今にもチャワンを持ち帰ろうとしている。危ういところだが、君たちはチャワンが失われる寸前にどうにか間に合ったのだ。ASAPで踏み込んで、チャワンの奪取に向かうとしよう。
：「ド、ドーモ、シャムロックです。こいつら一体何！？」「「「GRRRR……」」」シャムロックは慌てた様子で室内にエントリーした君たちにアイサツ。周囲のハイエナたちが侵入者である君たちに向けて唸り声を上げる。
：「……ドーモ、モスキートです」「ドーモ、イグナイトです……！」二人組もまたアイサツ。その装束には「罪」「罰」のエンブレム。キョートのニンジャ組織「ザイバツ・シャドーギルド」構成員の印だ。
：「チャワン狙いの者らか。……ンンー、我々は君に嵌められたというわけかな、シャムロック＝サン？ 色々とたっぷりじっくり吸い出す必要が出てきたかね？……フィヒ」「ハァ！？ そんなわけないでしょ！？」モスキートはシャムロックが君たちを引き込んだものと疑っているようだ。
：「だったら、こいつらぶっ飛ばすの手伝ってもらうぜ！」「ウェー……ハイヨロコンデー」しばしの口論の末にシャムロックは渋々ザイバツニンジャに従い、共同で君たちを撃退することとなったようだ。
：チャワンを狙う彼らを打倒するか、あるいはチャワンを『運搬』して脱出するか。望みの方法でチャワン回収の依頼を達成せよ！
廃アパート「メゾン・ツチノコ301号室」のマップは、自作シナリオ【ビースツ・アンド・フレンズ】の「アパートの一室」を流用したもので、【ニンジャの自宅】マップをベースとしている。
PLが薄黄色の初期配置マスにキャラ配置を行ったら、戦闘を開始すること。勝利/敗北条件は下記の通り。
勝利条件：「チャワン」を運搬したPCのマップ外脱出、敵NPCの全滅
敗北条件：「チャワン」を運搬した敵NPCのマップ外脱出、勝利条件を満たしていない状態でのPC全員の全滅・マップ外への逃走
戦闘開始時点では敵はPCの全滅を目的として行動するが、ニンジャ一人の撃破、もしくは3ターン目からは「チャワン」を確保しての脱出に目的を切り替えるといいだろう。
なお、チャワンは小さく軽いが、携帯した状態での戦闘行為にはうっかり壊してしまわぬように厳重注意が必要なため、行動難易度の上昇する『運搬』ルールの対象となってしまう。
特殊運搬ルール
このシナリオでは過去の自作シナリオ【テイク・ヒード・オブ・ザ・コブラ・イン・ザ・ルーム】同様に、以下の特殊『運搬』ルールを使用する。
『受け渡し』：
『運搬』中のキャラとそうでない味方キャラが隣接している時、どちらかが「その他の行動」を消費して「受け渡し」を宣言することで、「下ろす」「かつぐ」処理を介さず対象を『運搬』するキャラを直ちに変更することができる。
『手放す』：
『運搬』中キャラが他のキャラの攻撃を回避できなかった時、『運搬』中キャラは『手放す』を宣言することで、そのフェイズの終わりに「下ろす」処理を行うことと引き換えに回避できなかった攻撃のダメージおよび付属効果を打ち消すことができる(『連続攻撃』などで複数回ダメージを受ける場合は全体ではなくそのうちの1発分だけ)。
打ち消した攻撃が『近接攻撃』だった場合、攻撃者は望むならば「かつぐ」を宣言して再配置前の対象を直ちに『運搬』することができる。
なお、『運搬』中キャラがNPCの場合、原則的に『サツバツ！』、『ヒサツ・ワザ』でダメージを受けた時、および大きめのダメージ(NM判断)の攻撃が命中した時に『手放す』を宣言する。
シャムロックの買収
シャムロックとザイバツニンジャの取引自体は既に終了しているため、彼女を買収し、PCの味方になるよう交渉する余地がある。
彼女の言い値は【万札40】でそれに従うならば買収は自動成功だが、的確な交渉を行えば値引きを狙うこともできるだろう。もし、PCが圧倒的な話術を持っているならば無償あるいは逆に彼女に金を出させることさえできるかもしれないが、成功率はかなり低いものとなる。
◆シャムロックに対する交渉：PCのうち1名が1ターンに1回のみ、対象との隣接時「その他の行動」消費
買収金額：交渉難易度(支払いは戦闘終了後)
【万札40】：自動成功
【万札20】：交渉難易度U-HARD
【万札0】：交渉難易度UH2
【万札-20】(逆にシャムロックがPCに万札を支払う)：交渉難易度UH3
最も適した交渉スキル（+2）：駆け引き、威圧
次に適した交渉スキル（+1）：理路整然、誘惑など
最も適した知識スキル（+2）：ハッカーの流儀
次に適した知識スキル（+1〜2）：ファッション、現代アートなど
モブ全滅：交渉ダイス+1個
シャムロックの【体力】が半分以下：交渉ダイス+2個
◆判定失敗時のペナルティ：
シャムロックは敵対状態を維持する。
この『交渉判定』は成功するまで何度でも再挑戦することができる。
◆判定成功時に与えられる報酬：
シャムロックとハイエナ、および彼女が召喚したクローンヤクザは次手番からPCの味方として行動する。
なお、この交渉の際には、チャワンを持ち帰れた場合の報酬が【万札100】であり、支払いはそこからの天引きで行われることをPLに告げておくといいだろう。
ちなみに、【万札】支払いは戦闘終了後であり、買収成立時点ではまだ行われない。
メゾン・ツチノコのNPCデータ
シャムロック
◆シャムロック （種別：ニンジャ）
カラテ 6 体力 8
ニューロン 9 精神力 10
ワザマエ 7 脚力 4/H
ジツ 1 万札 10
攻撃/射撃/機先/電脳 6/7/11/13
回避/精密/側転/発動 9/7/7/10
即応/緊急回避 4/0
◇装備や特記事項
タクティカルスーツ
▶▶生体LAN端子Lv2
パルスダガー
☆謎めいたニンジャソウルLV1
●連射2、●時間差、●マルチターゲット、
◉タツジン：ハッカー、◉kill-9、◉戦略視界ナビ、◉サモン・クローンヤクザ、◉サモン・ツェッペリン シャムロックはデビルクロー同様に28ポイントスクラッチビルド(【万札】10ローン)で作成したハッカーニンジャだ。
戦闘序盤は『◉サモン・クローンヤクザ』でのモブ召喚や『◉サモン・ツェッペリン』での自動射撃を行いながら『◉戦略視界ナビ』での支援を掛けていこう。PC側にハッキングターゲットがいるなら『◉kill-9』での電脳戦を仕掛け、アトモスフィアが上がったら『パルスダガー』での近接戦闘に移行してもいいかもしれない。
なお、上記ステータスは他NPCとのバランスを考えて設定したものであり、PCビルドに援用する場合、ニンジャソウルを『☆謎めいたニンジャソウル』から変更ないし【ジツ】値0にする、『生体LAN端子』のレベルを下げて【万札】を切り詰め『パルスダガー』を『トキシンニードル』のようなより強力な武器に変更してパラディン(ハッキング/物理攻撃兼用)寄りにするなど、お好みで微調整するといいだろう。
イグナイト
◆イグナイト： 赤髪のパンクス （種別：ニンジャ）
カラテ 5 体力 7
ニューロン 7 精神力 14
ワザマエ 8 脚力 4/N
ジツ 6 万札 10
攻撃/射撃/機先/電脳 5/8/7/7
回避/精密/側転/発動 9/8/8/13
即応/緊急回避 5/4
◇装備や特記事項
ニンジャ存在感のオーラ一式(標準的な)
☆カトン・ジツLV3、★カトン・ボール、★★グレーター・カトン・ジツ、★★カトン・ジャンプ
●連射2、●時間差、●マルチターゲット、
◉◉グレーター級ソウルの力、☆◉発火能力者、☆◉ニンジャ存在感のオーラ イグナイトのデータは「ボスエネミーリスト」のものをベースに『☆◉ニンジャ存在感のオーラ』を習得させて強化したものだ。
序盤は後方から複数PCに『★カトン・ボール』を投げつけ、PCが寄ってたかって狙ってきたら連続側転や『★★カトン・ジャンプ』で離脱し、『★★グレーター・カトン・ジツ』を叩きつけてやろう。
モスキート
◆モスキート （種別：ニンジャ）
カラテ 7 体力 12
ニューロン 5 精神力 9
ワザマエ 7 脚力 5/E
ジツ 4 万札 10
攻撃/射撃/機先/電脳 9/8/5/5
回避/精密/側転/発動 8/7/7/10
即応/緊急回避 5/0
◇装備や特記事項
▶テッコLV1
●連続攻撃2、●連射2、◉常人の3倍の脚力、◉ニンジャソウルの闇
★◉◉猛毒の血液（常に『★チドク・ジツ』の効果を発動させている）、★◉吸血汚染攻撃、
★◉ヒサツ・ワザ：汚染血液注ぎ込み(ポイズンブレス注ぎ込み読み替え)
★●吸血汚染攻撃
出目６を１個以上含んで成功した『近接攻撃』は、毒属性ダメージ+1を得る。
また、この毒によって「モータル」を殺害するか、「ニンジャ」に対して1ダメージを与えるたびに、
モスキートは敵の血液吸い上げによって直ちに【体力】を１回復する（上限は超えない）。
★◉ヒサツ・ワザ：汚染血液注ぎ込み(ポイズンブレス注ぎ込み読み替え)
戦闘中1回限りの使用。
『発動判定：HARD』に成功した場合、『ナムアミダブツ！』の効果をこのヒサツ・ワザに置き換えてもよい（『回避：U-HARD』）。
『発動判定』に失敗した場合、攻撃自体が失われる。
この『近接攻撃』は「2ダメージ＋毒属性ダメージD6」を与え、敵がこれによって【体力】を失った場合、付属効果として『ニューロンダメージ2D3』を与える。
発動時【6,6,6】＋【ジツ】値6以上：『ニューロンダメージ2D6』に強化される。 モスキートのデータは「ボスエネミーリスト」のものをベースに【デッドリー・ニンジャ・マジック】の『★◉ヒサツ・ワザ：ポイズンブレス注ぎ込み』を習得させて強化したものだ。
イグナイトに比べると火力は低いが『★◉◉猛毒の血液』や『★●吸血汚染攻撃』の回復を盾に前衛として戦闘開始時からガンガンPCを殴りに掛かれ、また、脱出の際は『◉常人の3倍の脚力』を活かして「チャワン」『運搬』役としても嫌らしい働きを見せてくれるだろう。
ハイエナ
◆ハイエナ （種別：戦闘兵器）
カラテ 2 体力 2
ニューロン 3 精神力 –
ワザマエ 2 脚力 4
ジツ – 万札 1
攻撃/射撃/機先/電脳 2/2/3/4
◇装備や特記事項
暴徒鎮圧ショットガン： 銃器、連射１、ダメージ1
鋭い牙：素手近接攻撃、ダメージ1
◉突撃、◉疾駆 データは「モブエネミーリスト」と基本的に同一だが、今回は民生品なので『クローンヤクザ生体脳』を取り払ってある。PCに精神攻撃系ジツ使いがいるなら搭載しておいてもいいだろう。
ハイエナはシャムロックの味方として行動し、手近な敵に『◉突撃』からの近接攻撃を繰り出していくといいだろう。
クローンヤクザ/クローンヤクザ・チーム
◆クローンヤクザ（Y-12型） （種別：モータル/バイオ生物/クローンヤクザ）
カラテ 2 体力 1
ニューロン 1 精神力 1
ワザマエ 3 脚力 2
ジツ – 万札 1
攻撃/射撃/機先/電脳 2/3/1/1
◇装備や特記事項
チャカガン： 銃器、連射1、ダメージ１
◆クローンヤクザ・チーム（Y-12型） （種別：モータル/バイオ生物/クローンヤクザ）
カラテ 2 体力 3
ニューロン 1 精神力 1
ワザマエ 3 脚力 2
ジツ – 万札 1
攻撃/射撃/機先/電脳 2/3/1/1
◇装備や特記事項
チャカガン・サンダンウチ： 銃器、連射1、ダメージ１、回避：HARD
『脆弱性：爆発/範囲攻撃（体力1）』：
範囲攻撃や爆発によるダメージを回避できずに【体力】を失った場合、
そのフェイズの終わりに『●脆弱性』に書かれた内容だけ追加でダメージを受ける。 シャムロックの『◉サモン・クローンヤクザ』で召喚されるクローンヤクザ。データは「モブエネミーリスト」と同一。
「新ルール実験場（2023年7月）」のちょっとした変更を採用する場合、クローンヤクザ・チームも召喚対象となる。
戦闘終了後は「評価と報酬」に移行するが、まだPCがマップ内に残っていてかつシャムロックの買収で【万札】支払いが必要となる場合、以下の処理を行ってもよい。
シャムロックへの裏切り
：シャムロックを買収し、ザイバツニンジャらとの戦闘を終えた君たち。
：「それじゃあ、支払いお願いね。ASAP！ASAP！」シャムロックがぐいぐいと詰めより支払いをせがんでくる。
：「はやく！はーやーくー！」やかましい。もしかしたら、少なくない額を彼女に支払うことに、君たちは今更ながら惜しさや煩わしさが湧いてきたかもしれない。
：もういっそ始末してしまったらどうだろうか。傭兵としての道義に悖る裏切りだが、シャムロックを綺麗さっぱり爆発四散させて口封じしてしまえば証拠も残るまい。
：なあに、目先の金に目がくらんだ傭兵が身を滅ぼすなどチャメシ・インシデント。今日はそれが彼女の番だったということだ。
シャムロックへの支払いを拒否したいPCがいる場合、彼女を裏切って殺害するための戦闘を開始する。
裏切りを望むPCに【DKK】3を与えた上でシャムロックの隣接マスに再配置させて戦闘を開始し、本来のイニシアチブに関係なく裏切りPC先攻で彼女への攻撃を行わせる。この時、彼女を便宜的に「【カルマ:善】の重要NPC」と扱い、「DKKの獲得目安」に従って攻撃者に【DKK】を与えること。
裏切りPC全員の行動終了かシャムロック気絶/死亡のタイミングで「Wasshoi!判定」を行い、成功した場合は「ニンジャスレイヤー：ベイン・オブ・ソウカイヤ」と同行NPC1～2体を「死神のエントリー判定表」に従ってマップ内に配置すること。
ニンジャスレイヤー同行NPCリスト
1.ドラゴン・ユカノ
2.ストライダー
3.ディティクティブ
4.シルバーキー(『☆◉ニンジャ存在感のオーラ』と『◉痛覚遮断』習得)
5.レッドハッグ
6.ヤモト・コキ(ニチョーム)
あくまで一例であり、NMはこの他にも自由に同行者NPCを考えてもよい。
試験的に、Wasshoi！で登場するキャラにニンジャスレイヤーだけでなく同行NPCを追加してある。
ニンジャスレイヤーらはPCとは別の依頼などでチャワン回収のためにやってきたもので、出遅れており本来であれば間に合わなかったが、PCがシャムロック殺害を狙って離脱が遅れたために衝突することになった。
もし、まだこの時点でシャムロックが生存している場合、彼女はニンジャスレイヤーの同行NPCに助けを求め、同行NPCはそれを了承する。
その後、アトモスフィアをHARDに上昇させて1ターン目途中から戦闘を再開してイニシアチブ順に行動を行うが、Wasshoi判定前にシャムロックを攻撃していたPCは既に手番終了したものとして扱う。
この戦闘でのNPCの行動については、ニンジャスレイヤーは裏切りPCの殺害、同行NPCは「チャワン」を『運搬』しての脱出、シャムロック(生存していた場合)は『◉サモン・クローンヤクザ』や『◉サモン・ツェッペリン』でPCを攻撃しつつマップ外への逃走を図る。
なお、もしシャムロックがマップ外に脱出した場合、君たちの裏切り行為を界隈に広められ、悪名により【名声】を-2されてしまう。
6.評価と報酬
：◆◆◆◆
：ここは、ネオ・カブキチョにある有名なオスモウ・ウエスタン・バー「高い昼」。
：仕事を終えた君たちは、依頼人と再会するために待ち合わせ場所であるここに戻ってきた。
：「よう、おかえり。見たところ随分タフな仕事だったみたいだが、チャワンの回収は成功したか？」
：仕事の結末がどのような形だったかはさておき、待ち合わせ場所にたどり着き依頼人と再会した君たち。さあ、結果報告をするとしよう。
評価は「チャワン」回収にどこまで近づけたかを基準としており、シャムロックの買収や裏切りを行った場合、報酬減額などが発生する。
A：「チャワン」の回収に成功した：【万札】プール+100、【名声】+1
B：「メゾン・ツチノコ301号室」にたどり着いたが「チャワン」の回収に失敗した：【万札】プール+40
C：「デビルクロー」を撃破したが「メゾン・ツチノコ301号室」にたどり着けなかった：【万札】プール+0
D：「イチヤゴシ」にたどり着けなかった：【万札】プール-40、【名声】-1
シャムロックを買収した：【万札】プール-買収金額
シャムロックを裏切り、マップ外に逃走されてしまった：【名声】-2隠された背景
ザイバツ・グランドマスターの一人が自身の所望する名物チャワンがネオサイタマ美術館の倉庫に収蔵されているとの情報を掴み、ネオサイタマ駐屯組にその回収を命じた。ネオサイタマ駐屯組は土地勘のあるストリートニンジャのデビルクローとシャムロックに美術館へのハックアンドスラッシュを依頼し、二人は仕事を首尾よく成功させたというわけだ。
なお、チャワンを求めたグランドマスターが誰かはシナリオ上では明確に決めていない。イグゾーションやパーガトリーがコレクションに加えたがっているのか、はたまたパラゴンがニンジャ儀式のために必要としているのか。NMの自由裁量で決定しよう。
オプション可能性
この記事はストリートニンジャ用シナリオだが、依頼人を変更することで様々な組織所属のPCでプレイすることが可能だろう(ザイバツPCについては多少工夫が必要だが)。
また、シナリオ終了時のチャワンの所在やそれを求めるザイバツの動向を今後のセッションのシナリオフックにできるかもしれない。
このシナリオは【ダンゴウ→調査→ミドル戦闘→交渉→クライマックス戦闘】という形式でできており(シャムロックの買収などでやや複雑化しているが)、セッション時間をそこそこに収めつつ調査・交渉といった要素を盛り込めるように作成している。
この形式を流用し、時には要素ごとの順番を入れ替えたりすることで、幅広い内容のシナリオ作成に応用できるだろう。
セッション用スプレッドシート
上記スプレッドシートをコピーして使われたし。
最後に
NMはこの記事に含まれるデータを、セッション中に利用したり、自作のシナリオへ流用することができる。ただし当ページのデータを流用して作成したものを公開する場合、この記事を引用元として明記していただけるとありがたい(公式データなどとの混同がないように)。
スペシャルサンクス
テストプレイにご協力いただいた、ARI＝サン、きりパス＝サン、ネオイ＝サン、まいぜお＝サン、ミラーレ＝サン、よっし＝サン、水戸のパンダ＝サン、飛餅＝サン(英字、かな、漢字順)に、この場を借りて深く御礼申し上げます。
更新履歴
231017：記事公開