とーますとおたけの交換日記(恥ずかしい)#2

とーますってひらがなで書いてくれる人、地味だけど大事な好きポイントだよ。適当に、気が向いたときに。

僕はかしこまって考えることが多いから、こういう日記みたいな、何気ない日々に浸る時間が作れてうれしい。先日、神戸でJazz喫茶店とやらにいったんだけど、爆音でJazzが流れてて会話しづらかったのにも関わらずすごく気持ちのいい空間で、いまはJazzを聞きながら書いています。

https://www.youtube.com/watch?v=8B1oIXGX0Io(Herbie Hancock - Cantaloupe Island - YouTube)

(これ最初読んだときは、おたけなんでですます調なんだろうと思ってたけど、いざ書いてみるとですます調になっちゃうやつだ。笑)

「最近何してるの?」って聞かれるのが苦手という話、あんまり意識していなかったけど、自分も言われて嫌な時、時期があったことを思い出しました。ハマってることとかって、雑談や他愛のない時間じゃないとできないから、何気ない日常を記す交換日記という媒体は相性がいいかも。ってことでハマってることも書きつつ、この前あった時からのおはなしを。

今月は、色々な場所に旅行に行って、色々な人と話すという、普段の自分じゃあんまりしないことをしたので、それについて書こうと思います。2年前くらいにも、自分の知らない土地に中長期間行く機会があったんだけど、その時は現地の人と全然仲良くなれなかったんです。でも今回は初めて会う人や、会ったことあるけどちゃんと話したことない人たちと仲良くなったり、その場限りじゃない関係を築くことができて、とても嬉しかったと同時に、この変化はなにによるものだろうって思ったんです。

俗に言う性格が変わったり、接しやすい態度を取れるようになってきたとかももちろんあると思うけど、一番違うのは「知っている社会」のキャパが増えたことな気がします。それは社会についての知識や、能力といった物質的なところもそうだし、お酒の使いみたいなところも。自分の好きなモノ、コト、趣味みたいなものも。

例えば先週一週間滞在した鳥取は、「民藝運動が始まって盛んだったところで、吉田璋也っていう人が主導した」っていう話をされて、それだけ聞いたら民藝も吉田さんも知らないな〜って聞き流してたんですけど、ちょっとプロフィールを読んだら「柳宗悦に師事」って書いてあって。柳宗悦はあんまり知らないんだけど、その息子の柳宗理っていうプロダクトデザイナーの作るキッチン用品(フライパンとかトング、レードル)が好きで、そこから民藝の持つ、使われることを前提にした美しさ=”用の美”みたいなところに興味を持つことができたんです。

ほかにも、子供向けの2泊3日牧場キャンププログラムに同席させてもらった時に、対象も、プログラムの内容も違うけれど、大切にしていることや似たイズムを感じることができたり。

だからこの2年間の変化はいわゆるコミュ力が上がったとかはなくて、いまだになんの関連も見つけられない初対面の人と話すことはすごく苦手で、不動産営業とかマジで向いてないなぁってこの前内見行った時に思いました。だけどその代わり、人との部分的なつながりを見つけることで、人と接したり仲良くなることができるんだな、そしてつながりを見つけられない時、お酒の力を借りることもできるようになったのは良い変化だと思うし、何か一つに4年間熱中するということはなかったけど、その色々な回り道も「生きる」という意味では悪いことでもないと自分に言うことができる気がしました。

ということで、旅行中に出会った一冊の雑誌を紹介して終わろうと思います。おれ、セントジェームスのボーダーをきている人がすごく好きで、(自分が着るのも好きなんだけど)、バゲットを始めパンがすごく好きで、ガレット始め美味しいものが好きで、イタリア好きだったけどもしやフランスもっと好きなのでは!?説が出てる時に出会ったのが、「素敵な、フランスかぶれ。」っていう&Premiumの雑誌です。ということで、4月からの年度は素敵なフランスかぶれになれるよう、少しかじりつつ、そこからまた部分的につながりを見出していきたいです。

それでは👋



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