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『マジカルミライ2023』私的ライブレポート【幕張増補版】

こんばんは。マジミラ幕張4日目、いかがお過ごしでしょうか。

本日は『マジカルミライ2023』の大阪に加え、幕張もフル参加してきたのでレポートをアップデートして作成いたします。

昨年のレポートはこちら。

大阪までのバージョンはこちら。

アップデート版では、まず企画展で撮った写真のごく一部を記念に。


企画展フォトギャラリーみたいな

▲ど真ん中では撮れなかったけれども例年通りメインビジュアルの等身大立像がお出迎え
▲基本的のムーブは
▲うちの子とよその子を会わせたり
▲記念撮影したり
▲そういうのが多かったです。
▲ライブペイントも両会場で実施されていました。大阪:左、東京:右
各会場で全然テイスト違うのが面白いですね
▲幕張会場で撮ったフラスタ。ここの願いの伏線が回収されるなんて…
▲面白かったのが「どこから来た?」のやつ。幕張版。
地元だからか関東勢めっちゃいたので関東平野が盛り上がっていた

昨年からの大きなライブ変更点

サイドモニターに歌詞が

今年も、引き続きディラッドボードに上部スクリーン、左右にサイドモニター1つずつの構成。その中で一番の変化が、全編通して楽曲の歌詞がサイドモニター下部に表示されるようになったこと。
海外勢が参加できるようになったことが大きいのでしょう。これで、なんとなく叫んでいたコールがちゃんと発音できる人もいるのでは?私は『いいねってYEAH!』で大変助かりました。あのコーレス暗記してる人はヤバいと思う。
幕張は左右に広すぎるステージなので、サイドモニターがさらに大きくなっており、見やすさはより向上しておりました。

ペンライトもリニューアル

これも大きな変更点。形状としてはマジカルミライ2021までのものと大きな違いはないですが、細かい違いは多数。

  • 使用電池が単三に

最大の変化はここでしょう。これまでは単四電池を三本必要としましたが、今年のペンライトは単三電池を一本だけ。これだけでも電池の取り回しがしやすくなり、スペアの電池のスペースも抑えられます。
何より、エネループ・エボルタといった充電池式乾電池の利用が可能であると公言されているのも特徴。
さらに、電池一本で10時間近く連続使用もできるのだとか。正直これだけでも買う価値があると思います。
(どのペンライトも4公演程度なら電池無交換で保ちましたが)

  • 色味が大幅改良

ペンライトの各色も手が入っております。
特にミクさんカラーの緑、兄さんカラーの青はかなり白が入った色味となっており、よりそれぞれのキャラカラーらしくなりました。
わかりにくいかもですがうちの子たちに持ってもらって比較画像を用意してみました。

▲左から2014、2021、2023。よりミクさんカラーに近くなる

一方で、2015以降薄ピンクの傾向が強かったルカさんカラーも、2014ペンライト同様濃い目のピンクになりました。
ミクさんカラーはホントに顕著なので、こちらでも買う意味が出ます。

▲左から2014、2021、2023。真ん中のピンクが薄いですね
  • カラーチェンジ逆順対応、推し色メモリーも

これまた2014ペンライト以降なくなっていたカラーチェンジボタンが2つに戻り、色順を順・逆両方切り替えられるようになりました。(厳密にはThunderbolt公式ペンライトから採用済)
推し色を登録するボタンもペンライト背面に完備。ボタン一つで推し色にショートカット可能です。
ただし、色の順序がミク->リン->レン->ルカ->メイコ->カイトとなっており、リンレンの順序がオープニングでの紹介順(カイトからの逆順)と異なるようになったため、そこだけは地味に扱いづらいという…惜しい!

と、アッパー修正が大変詰め込まれた2023ペンライト。500円の値上がり以上の価値がありました。何人かには目の前でプレゼンして2023のペンライトの魅力に沈めても来ました。色味などの都合で長らく2014ペンライトの愛好家だったんですが、2023ペンライトに鞍替えしそうです。
→幕張でついつい2本目買っちゃいました。来年からはしばらく安泰です。

日替わり枠+驚愕の昼夜替わり

毎年日替わりのパターンが変わっておりますが、今年はさらに複雑に。
公言されていた通り、1日単位で日替わりが発生し、かつその枠は3日間ですべて異なる楽曲が披露される点は昨年と同様です。
しかし今年は、昼公演と夜公演で替わる昼夜替わりが新たに発生。
よって、日替わりパターンと昼夜替わりパターンが組み合わさっていることとなります。
日替わりをパターンA-1~A-3、昼夜替わりをパターンB-1~B-2と表現しまして、組み合わせは以下の通り。

▲曜日・昼夜別選曲パターン

このように、各日に1公演ずつ見る予定を立てていても、「昼→夜→昼」みたいに参加時間帯が交互になっているとすべてのプログラムが見られなかった、なんて悲劇も発生しえました。
流石に昼夜替わりはやりすぎ。というか本当は日替わりだってやめてほしい。チケットの倍率は年々上がっているのに、全通の使命感はこれ以上高めないでほしいです…

ライブレポート

セットリスト一覧

大阪・幕張共通の、6公演をまとめたセットリストを公開。
「区分」欄のA-xおよびB-xについては、日替わり枠の欄に貼った組み合わせ表と合わせてご覧ください。

▲セットリスト一覧。曲名後の<>がある場合はどのモデルか記載。
記載のない場合はマジミラモデル。大阪版と比べ、楽曲公開年を追加してみました

以上、1公演24曲、総披露曲39曲。(ミク曲は狙った…?)
マジミラ10thは札幌公演込みで総披露曲38曲であり、それを更新しました。

最大の変化点-キャラクターモデル

まず語るべきは、ピアプロキャラクターズすべてのR3モデルがお披露目された、の一点に尽きます。
昨年まで(厳密にはThunderbolt・鼓童まで)はいわゆるデフォルト衣装での新規披露曲はマジミラモデルとR3モデルが混在しており、ミクは混在、リンレンはもっぱらR3モデル、年長組はマジミラモデルとなっておりました。
しかし、今回のマジミラほぼほぼR3モデルで披露されることとなりました。

元々モデルが存在したミク・リン・レンはかなりアップデートが入っており、主に目元が大幅にマジミラモデルのそれに近づいておりました。
ウインクなんかの目パチモーションがその典型例ですね。すごくセガモデルっぽくなった。そのため、遠目にみると「R3モデルだっけ?」と違いを断言しづらい領域まで達することとなりました。
レンくんにいたっては髪のあらゆるところが別物と言ってよく、セガモデルと比べても違和感がかなり小さく、R3モデルがあることに気づいていなかった人もいたほどです。
ただし、R3モデル使用曲で今回再披露された「いいねってYEAH!」は過去映像(=モデルも)据え置き。

今回初お披露目となったルカ・メイコ・カイトはその目元がパッケージイラストに寄せてあるのか、割と違和感が残る形となっていました。
とはいえ、遠目から見ていた私の主観だと初演時点ではルカさんはR3確定、メイコさんはスカートのハイライトに違和感、カイト兄さんは…正直判別困難という感想です。R3モデルの可能性を考慮していないと後方席からはすでに見分けにくい段階にはあると思います。
しかし知人曰く、

  • お胸がもはや物理法則に反するほど

  • ほとんどが布地ではなくビニル地に見えるテッカテカのハイライト

  • セガモデルと比較した目の小ささ

  • 薄い布(スカート、マフラーなど)が相変わらず重力に引かれ過ぎている

と、セガ・マーザが仕上げてきたモデルたちと比べるとまだまだ、とのこと。私もそう思う。R3モデルの後にマジミラモデルの出番があるのがまた無慈悲。
また、今までR3モデルの楽曲の際にはサイドモニターにサイドビュー、バックビューや高精細MVが映されていましたが、今年は後述のHEROのみ。まあAR表現が受けていたかというと何とも言えませんでしたが、ちょっと寂しくなった気もします。

余談ですが、独自集計だとクリプトンの系列ライブで披露された楽曲は現時点で295(GALAXY, EXPO Onlineなどのノーディラッドもサンボルを受け集計対象)を数えますが、R3モデルでの披露経験はうち34曲(国外向け2曲含む)とそれなりに増えてきました。着実に幅を利かせだしているな、ということがわかってきますね。

新曲まとめ語り

今回新規披露された楽曲ですが、2022年に発表された楽曲が4曲。そのうちクリプトン公式からの発表が2曲となっています。
「drop pop candy」「Birthday Song for ミク」を除くと2018年以降に投稿されており、かなり新鮮味を狙っていると思われます。
DIVAとの関連性が強かった初期のマジミラを考えると、新し目の楽曲のキャッチアップが進んでいると見ることができますね。

それでありながらマジミラにおける各キャラクターの楽曲ジャンルを広げる試みも進んでいます。
「レッドランドマーカー」は今までほぼなかっためーちゃんのアップテンポナンバーですし、「抜描」は力強く歌うルカさんの側面を昨年に続いて強めたと思います。またこの曲は個人的新規上部スクリーン演出が特にお気に入り。文字の出し方がとても素敵。
リンレンソロの「GEDO」「ヘッジホッグ」は主張、共感よりの印象。レンは最近ずっとこっちの方向性な気がする。

「drop pop candy」が課題曲(=公式CDに収録され、ほぼ確実に全公演で披露される曲)に選ばれたことで、残りの組み合わせの都合上「erase or zero」は確実に披露されるだろうと予測していました。
となればミクメイも来るほかなし…と「ジターバグ」を予想しましたが考えてみれば「フェレス」もありましたね。なおクリエイターは同じ
プロセカで収録されていたので対応できた人は結構多かったと思います。

ライブとしてはやはりバラード枠が強い。「敗走」は本当にグッときました。幕張千秋楽ではラスサビのギターの泣かせフレーズがさらに極まっており、かなり涙腺にきました。
前半でも仄めかしたペンライト振りのあった「drop pop candy」も楽しかったですね。しっかり拍手までしてくれるんですよね。

日替わり枠まとめ語り

ここからは日替わり枠について。
ソロはみんなR3での披露でしたが、日替わりは基本マジミラモデルで披露されてきた楽曲で統一してきました。(ミク・リン・レンは後述)
選択の傾向としては、「マジミラモデルの初披露曲」「そのキャラのアニバーサリー関連」が多かった模様。(セットリスト備考欄参照)
これに全く当てはまらなかったのがめーちゃんの日替わり。こちらについてはペンライト芸(ラムネイド)、当時できなかったコーレスしやすい楽曲(クロノグラフ、レゾナンス)を意識して選曲したのかも。

意表を突かれたのは「いいねってYEAH!」。これは鏡音バースデーライブ「Two You☆★」で披露された楽曲であり、枠組み的にマジミラ入りできるのか?という疑問があったので、この枠は「劣等上等」だと予想してました。だが披露できるならヨシ!コールが盛り上がる曲ですから今年の状況を思えば適任と言えるでしょう。

ミクさんに関しては日替わり2枠のうち、各枠では「セガミク系モデル代表3種それぞれ1つ」「モジュール持ちで懐かしいもの」が選択されました。
感謝祭モデルかつデフォ衣装でマジミラ披露済みなのは「愛言葉」「えれくとりっく・えんじぇう」しかなかったのですが、まさかの「初音ミクの消失」ということでかなり驚かされました。「神っぽいな」からの繋ぎもきれいだったので、きっちり想定されていたのでしょうね。

また、「ツギハギスタッカート」もかなり特殊な立ち位置の曲です。
この曲が初披露されたマジミラ2017では、原曲と異なる歌声を披露した楽曲が5曲ありまして、それについて色々な意見が飛び交いました。
他4曲は結局原曲通りの歌声で再披露する機会があったので、残すところこの曲のみ、という状況でした。
今回この曲が披露されたことにより、原曲ベースでの再披露がすべて達成されたことになります。これは良かったのかどうなのか…?

ちなみに、初披露楽曲が新し目でしたが、日替わりはその穴を埋めるような選曲も兼ねており、マジミラテーマを除いても2008年~2023年まで、それぞれの年で披露された楽曲が1曲以上網羅されていました。そういう細やかさはちょっと恐怖…

昼夜替わり枠まとめ語り

バンメン紹介が終わり、ある意味問題のセクション。昼夜替わりの正体はマジミラテーマセクションでした。
もともと初演の時点では謎な選曲だなと思っていたのですが、夜公演で3曲変わった、という情報が流れてきたとき、歴戦の猛者たちも困惑していたと思います。これ以上全通勢を許すつもりかクリプトン
結果として、昨年マジミラテーマラッシュしたばかりなのに、今年も7曲再披露することになりました。
とはいえ、マジミラにやっとこれた、やっと声出しできた、という人もいると聞きますので、仕方ない気もしなくはありません。

声出しといえば、バンメン紹介締めの「そして、ボーカルは〜?」がついに復活。叫びたかった人もいる一方、もうミクメインのライブ、という印象も変わりつつあるので、全員各々の名前を呼びたい!という声もあったとか。

しかし、「フューチャー・イヴ」が披露されなかったのが一番の疑問。
これについては幕張を通して考察を進めており、「マジミラテーマ2年連続の伝統を崩したかった」「昨年同じく初披露のネクストネストが39みゅーじっく!と合わせてオープニング経験曲なのでマジミラセクションに抜擢されたから」「そもそも曲独自のコーレス・ペンライト芸がない」の3点が関わってそうです。砂の惑星は多分爪痕残し過ぎた
「Hand in Hand」もそろそろ隠居してもいいと思うんだけど今年も披露されたか…という気持ち。(これで9年連続です)
ここに関しては、まだまだマジミラテーマの呪いから放たれていないのかな、という印象を受けました。来年こそ。
…まぁ何度披露されても「グリーンライツ・セレナーデ」にテンションを押上げられちゃう自分もいるんですが。

▲10thミクのファンもきっといるはず…

コンパクトになったバースデーセクション

マジミラでは毎年、アニバーサリーで大々的に特集を組んで日替わりで披露曲を総なめしたりする傾向がありました。
そんなわけでミクの16歳記念のバースデーイヤーとなる今年、バースデーライブはなさそうなのでマジミラではどうなるか…と思ってたのですが、まさかの2曲でコンパクトになりました。(まあミクについてはマジミラ2017でもマジミラ10thでも大々的に自分のコーナーもってたからいいんちゃう)

まず披露されたのが、初音ミク16thバースデー記念書き下ろし曲「ブループラネット」。
大阪公演の時点では楽曲名とサビの一部分のみが明かされているだけであり、フル版は大阪初演時に本邦初公開。
そこまでは予測できましたが、MCで現れたのはセガミク。そして…なんと16th記念イラストの姿にモジュールチェンジ。

▲この姿よ。メインビジュアルでもとんでもないと思ったのにモデル化して動くなんて

この時の歓声は相当なものだったことを覚えています。
それもそのはず。マジカルミライメインビジュアルへのモジュールお着換えは2017以降恒例となっていましたが、それ以外でDIVAシリーズ未収録の衣装に着替えた例はごくわずか。しかもそれがマジミラで初披露となると、それこそ2013のゆめゆめで披露したライブTシャツやどうぶつ占いまで遡るのですから。
ラスサビには激唱のように、超複雑なあの翼をバックに歌い上げる一幕も。本当に見事なクオリティでございました。(初演の時はこの時も大歓声。サプライズの歓声はやはり初演に限ります)

ちなみに、そんな曲だろうと、2サビ始まり以後すでに「オゥイェイ」のコールもラストの「Woah」はほぼ決まっていたと思います。新曲だろうが一度聴いたらコール入れるのは観客の嗜み。

そんなレア事象尽くしのままメインセトリが終わり、ひと時の静寂。唐突にアンコール待ちになりました。メインセトリラストであることはちょっと教えてほしかったなぁ…
惜しみなく「ミク」コールが響く中、現れたのはミク以外の5人(なお全員R3モデルです)。そして流れたのが「Birthday Song for ミク」。
なるほど、こう来たか。と完全に予想の外からぶん殴られました。(もちろん曲は知ってましたよ)
ミクのバースデーを祝うのにこれ以上ない曲であり、その上でその後のMCでピアプロキャラクターズ勢ぞろいも達成。
昨年の「Blessing」で上げてしまったハードルに今年も応えた形となりました。来年からどうするんだろ…

そしてヤツがやってくる

もちろんラストは「HERO」。今年もメインビジュアルの衣装にお召し変え。昨年は「Loading Memories」にてサイドモニターで実質MVがありましたが、今年はこの曲にその枠が回ってきました。いやー映像としては抜群にこっちの方がいい。カメラワークとか。
しかも、この衣装、設定どおりにベルトの文字が動いていたんだとか。

▲コレが拾われていたとはフォロワー談。知った時には見れるタイミングなかったです…


もう忘れたほうが良いと思ってはいるんですが、こだわりもクオリティもひっくるめて、思わずDIVAのPVたちを思い出しました
スピーカーに座ったり床に胡坐欠いて座ってこちらをあおったりと大胆な動きも非常にサマになっており、ラストをカッコよく決めてくれました。
マジミラ2021のお花衣装でもそうだったのですが、マジミラ衣装に変わってからのMCはお衣装に引っ張られるかの如く口調が変わるのが面白い。
ビビバスのミクさんかな?と思ったなど

あと、印象的だったのが、「ハッピーバースデー 親愛なるヒーローへ」の部分でミクさんが私たちを拍手してくれたこと。
ヒーローの誕生をミクが祝う構図…ただのファンのはずなのに、ウルっと来ます。どんな形であれ、こうやって集って応援に来たファンもまた、ミクたちにとってのヒーロー、という考えなのですね。
深ぇ・・・深ぇ・・・

そこに初音ミクはいたか

最後にめっちゃ個人的な感想を。
曲としてはひたすら食傷気味な「Hand in Hand」ですが、私はそこにひとつの奇跡を幻視しました。
基本的には、ディラットボードの境界や、奥側のプロジェクターの光がスクリーン手前、ひいては天井を照らすために「これはあくまで映像である」となんだかんだ認識してしまいます。理屈でわかってしまうとなかなか覆せないタイプの人なのです。
しかし、この曲のアウトロではバンドメンバーがミクさんに近づきます、そしてそこへ向けたライトが手前へ漏れる光を、ディラッドボードの端を目だたなくしたことで、ミクさんが映像などではなくそこに立っているように見えたのです。
長い事ミクさんたちのライブを追っかけてきましたが、数多の人間が口にした、「ミクさんがそこにいる」を初めて体感したかもしれません。

まとめのようなもの

以上、昨年よりはちょっとコンパクトを心掛けてまとめてみました。
全体通して、マジミラテーマが多かったこと以外はメインビジュアルとテーマにあった、治安悪めな構成となっており、非常に楽しいセトリでした。
ミク以外のみんなも累計各6曲、1公演内でもそれぞれ4曲で出番があり、バーチャル・シンガー6人のライブ、というバランス付けがより強まったと思います。
一方、マジミラの開催も11回目を迎え、選曲面でもモデル面でもセガ(マーザ)から少しずつ離れているな、と感じるライブでもありました。
セガミク系モデルでの新規披露曲がたった2曲となったのがわかりやすい変化です。しかしこの2曲はいずれも新規衣装での披露。
つまり、R3関連ではまだデフォ衣装以外での歌唱が実現できていないという見方にもなります。

マジミラでは楽曲やキャラのみでなく、衣装についても一定以上のファンがついている節がありまして、もし全部デフォ衣装でのお披露目となると味気がなくなるだろうな、というのが本音。
R3モデルもミクリンレンは正直セガミク系モデルのそれとそこまで遜色がなくなって来たとは思うので、次はいろんな衣装をポンポンとお披露目してほしいところ。(え?雪ミク2012はあった?それテクスチャと色変えるだけでは)
楽曲としてはどんどん新しい曲やイメージの拡大などが進められていると思うので、演出面や衣装面がパワーアップすればもっといいライブになるでしょう。まあ近年は新しい曲を回し過ぎて再演の機会もめっきり減ってる点も気になるので今後どうしていくのでしょう。

ということで、改めて今年のライブ感想でした。
来年はまさかの福岡を含めた3会場、しかも最後の千秋楽が大阪というWサプライズ。会場替わりも日替わりもどんどん増やしそうで今から恐怖が止まらないですね…恐ろしや。

それでは、お疲れ様でした!

▲最後は、うちの子とGIGOで迎えた寧々ぬいぐるみとともにお別れです。次のミライで。


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