2022-23 イギリス滞在準備中 4

すっかり立春も過ぎ、2月もそこそこ進んで参りました。……が、未だにビザが届きません。

VFSでのビザ申請手続きは極めてスムーズに終わりました。書類チェックサービスをつけていたのですが、やはり私が見ていたのと同じところ(Standard Visitor Visa (12 months):Academic)を見て確認しておられました。そのため、結局過去のパスポートコピーは不要とのことで、提出する必要はありませんでした。

必要書類提出後すぐに指紋と顔写真を撮られて終了だったのですが、昨今は色々とサービスが良くて、現地到着後すぐに使用可能な3GB分のフリーSIMと、コロナワクチンDay 2用キットの割引クーポンをくれました。

翌日「UKVI Decision Making Centreに到着したよ」というメッセージが来て、Priorityをつけていない場合は審査におよそ15営業日程度かかる旨記載されていたので、後は審査待ち……と思っていたのですが、思った以上に遅くて、どうなっているのかと心配になっておりました。ちなみに、Visitor Visaについては、現在北京で審査されるようです(公式サイトより)。ケチらずPriorityをつけておけば良かったのか、などといらぬ心配までし始める始末。

あまりに遅いので、本日色々と調べてみましたら、最新のStandard Visitor VisaのWaiting Timeが平均6週間(これは営業日単位でしょうから、実質二ヶ月)かかると公式のサイトで言っていることが判明。自分の書類不備とかじゃないんだということが(とりあえず)分かっただけでもホッとしました。ということは、恐らく3月の頭くらいに到着か? という目測で進めていこうと思います。さすがに今月中には来て欲しいです。いずれにせよ、出発の3ヶ月前になったらすぐに提出するという考えは正しかったようです。

ただ、一つ朗報があって、公式サイトによると、2月11日からの入国に際して、ワクチン2回接種済みで証明書を持っている場合、Day2検査が不要になるとのことでした(引き続き Passenger Locator Form の入力は必要)。

ということで、あとはデジタル庁が開発してくれた接種証明書アプリを入れるだけで良いということに。パスポートの返却が待ち遠しいです。なお、デジタル庁の開発したアプリは、イギリスでも証明書として使用可能とのことです。紙ベースですと発行に時間がかかるため、パスポートの返却時期次第では間に合わない可能性もありで、ちょっと困っていたところでした。12月にダウンロード開始となったので、日本語版証明書は早速作成しました。マイナンバーカードを使って情報を読ませると、作成可能でした。

イギリスはポリシーが本当に短期間でコロコロ変わりますから、まだ予断を許しません。が、今のオミクロン株に関してはさほど重症化しないようですし、イギリスは既にウィズコロナで規制解除の方向で進んでおりますから、入国する人にも同様の扱いをするということでしょうね。検査キットも不足気味のようですから、物流面の理由もあるのかもしれません。

色々ありますが、少しずつでも入国がスムーズになっていっているのだなと感じられて、ありがたいことです。

所属先大学でも在外研究のための諸手続が始まりました。住民税のことやら、色々と手間がかかります。とはいえ、次年度のシラバス作成等の業務が既に解放されているだけでも、いよいよ出発するのだなという気分にさせられてきました。

ビザが下りれば、すぐに家探しを始めたいです。既にいくつか見ておりますが、結構なお値段ですね。大学からもらえる研究費は、全て家賃で消えてしまう勢いで、しかもかなり不足しそうな感じです。なかなかに厳しい。在外期間中も(全て後払いになりますが)個人研究費で書物などは購入できるので、そちらを有効活用せねばという感じでしょうか。

Free SIMについては、GiffGaffというところが無料でSIMを日本に送ってくれるとのことで、早速頼んでみました。昨日到着して、これでVFSがくれたSIMと併せて2枚になったので、SIMフリーのスマートフォンとタブレットにそれぞれ入れると、当座のネット環境は整いそうです。

といったところでしょうか。早くビザと春の訪れが待ち遠しいです。

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