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単語1000回書かせた、衝撃の結果とは?その1

中学レベルの単語覚えるコツとは?

中学生に向けて単語を覚えるコツを考えてみた。中学で覚えるのはせいぜい1000、1500ぐらいだと思います。

覚えることは、単語のスペル、意味、使い方、発音などでしょう。単語を正確に書くということがなかなか難しいことになります。単語があって日本語の意味をつけることは、それほど難しくないでしょう。日本語の意味を単語に直すことが難しいといえるでしょう。

それと単語のスペルの複雑さに戸惑うことが多いようです。何度も書かせることで体に覚えさせるということも必要だと思います。一度毎日100回書いてみようと課題を投げかけたこともあります。中1の男の子でした。サンデーという単語が何度か書いても間違います。それほど間違うのなら「1日100回書いて覚えよう」。

無理難題をふっかけました。

衝撃の結果、1000回書きました。

翌週「100回やりました。毎日です。これまでも合わせれば1000回回書きました」。
少年は胸を張りました。


「じゃあそれで、サンデー、日曜日のスペルを書いてみて」。

彼は早速鉛筆を持ち白いノートに書き出しました。
 Sanday

  こう書きました。

私は絶望的な気持ちになりました。なぜなら、体に覚えさせるということが、できなかったからです。.
体に覚えることができる子とできない子がいるということがわかりました。一体どうしたら英単語を覚えてくれるのだろう。中1の男の子の成績はちょうど平均点に届くかどうかのレベルでした。100点満点でいえば40点か50点。調子の良い時は50点台になりました。 それでも単語を書くのは難しいのです。(「単語1000回書かせた」つづく)