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【アアルト大学】交換留学三行日記週間まとめ ~Week 1~

2023年8月28日から1年間、アアルト大学への交換留学をしている、東北大学工学部3年の学生です。
専攻は宇宙工学ですが、もう一つの軸として技術と社会を繋ぐ、イノベーションやプロダクトを作る流れなどに興味があり、起業文化も盛んな国フィンランドの中でもイノベーションが生まれるアアルト大学に留学することを決めました。

※僕がリーダーを務めているプロジェクト【LIFT】についてはTwitterをご覧ください!noteには全然書いていませんでしたが、いろいろ進めています。

このnoteでは、インスタとFacebookで書いている毎日の三行日記の今週分をまとめています。少し付け足しているところもあります。

日記は、内容の充実度よりも、継続することのほうが重要だと考えています。写真も、いっぱい撮った日でも全然撮らなかった日でも載せる枚数は必ず3枚に絞ってみました。自分のアウトプットとしての目的が主ですが、興味があればご覧ください。


1日目

・13時間で無事にヘルシンキに着いた。意外と長く感じなかったが、機内食は想像していた分の6割だった。そして、以前スタートアップのイベントでお会いした、フィンランドの宇宙系スタートアップに勤務されている方と同じ便であることがわかり、偶然お会いできた!尊敬している方だったので、本当に嬉しかった。

・学割的なもの(HSL)を取りに、ヘルシンキ中央駅?に行った。しかし一緒に行ってくれたドイツからきた留学生の英語についていけず、大変苦労した。ずっと作り笑いしていたのはばれていたと思う。この日は完全に周りの空気に飲み込まれた。

・でもギルドのオーバーオールの試着で会ったブラジル人の人がとても優しく、仲良くなれた。このオーバーオールはアアルト大学の伝統らしく、僕が属するKoneinsinöörikilta(kone = machine, insinööri = engineering, kilta = guild すなわち機械工学科のギルド)のオーバーオールはピンク色だった。

2日目

・機械工学のギルドのオーバーオールを着た。各学科で違うデザインがあるらしい。

・イベントを途中で抜けて、アアルト大学のアクセラレータープログラム的なものの説明会に参加。ソファに座り、ジュースを片手に聞けるというラフな感じが新鮮だった。

・全体的に物価は高いが、パンはとにかく安い(だいたい1€)。とくにクロワッサンがおいしい。写真は独特な味のサルミアッキの飴。もう買わないと思う。

3日目

・今日は工学部のオリエンテーションだった。新しい友達もできた。Code of Conduct の説明が丁寧だったり、学生のwell-beingに対するサポートが手厚かったりするのが印象的だった。

・初めてカフェテリアに行った。これで学生は2.5€は安い。(一般の人は10€もするけど)

・日本人とフィンランド人のlanguage exchange イベントに参加した。久しぶりに日本人と話せてちょっと感動。英語もだけどフィン語も少しずつ聞き取れるようになってきた。おすすめされたフィンランド語のアニメをホテルで見始めた。

4日目

・時差ボケが今来たのか夜寝れず、体もだるかったのでほぼずっとYouTubeを見ながら寝てた。いま思い返してみると、全員初めましてで、目に入るすべての言葉の意味が分からず、気候もずっと雨で気温は日本の半分ぐらい、という環境で、体力的にも精神的にも限界だったのだと思う。

・フィンランドは水道水が飲める国らしいけど知らずに水を買ってた。でもペットボトルを返すとちょっと帰ってくるらしい。

・オーバーオールに、おとといと昨日もらったバッチをつけた。久しぶりの裁縫だった。

5日目

・大学近くのホテルから、ヘルシンキのユースホステルに移った。ホテルはちょっと高めだった分、本当によかった。エントランスにコーヒーを飲んだり食べたり作業したりできるスペースがあり、ちょっとだけフィンランドの雰囲気を感じられた。体力に余裕があったらもうちょっとだけ冒険してみたかった。

・新しく入居したホステルは建物が古い。エレベーターも怖かったけど、洗濯機の種類が多すぎたことにびっくりした。ググったらみんな同じ思いをしているらしい、、

・そしてこのホステルの後に宿泊するところが決まった!今回僕はトビタテ留学JAPANというプログラムのイノベーターコースに採択されているのだが、そのプログラムでつながった先輩のおかげで、とても優しそうな家族にホームステイできることになった。

6日目

・留学前からたくさん相談に乗っていただきお世話になっていて、高校の大先輩でもある方とついにお会いできた。今日はその方にヘルシンキを案内していただいた。

・行きたかったアアルトの自邸に行った。すごく居心地がいい感じがして、もっと早く生まれて仲良くなってアアルト夫妻にディナーに呼ばれたかった。日光を取り入れる工夫が印象的だった。またランプなどは少し日本の折り紙のような意匠が感じられた。

・他にも岩の教会や巨大な図書館など、本当に多くの場所を巡った。最後にあの映画「かもめ食堂」の舞台となったレストランに行った。すると偶然の出会いが重なり、一緒にいた方とは別のまた大変お世話になっていた方とお会いできたり、同じく留学している方と出会えたりした。建物だけでなく雰囲気も映画のそれと同じで、本当に尊い時間だった。

おわり

以上が今週の三行日記です。
今週は前半が変化が大きく、週の後半は日本人と会ったり、体と心を休める時間が多かったです。
「留学中は積極的にいろんなことにチャレンジし、日本の物・人とは極力関わらずに過ごす」ようにアドバイスしたり、そう努めたりする人もいるとは思います。ただ今週を終えて、そういう人は本当に心も体も強い人なんだなと実感しました。僕自身は、つらいときに頼れるものや人をもつことは大事だと思います。

多分書ききれなかったこともたくさんありますが、今週はここまでにします!来週も気楽に続けていきます!
Kiitos for reading!

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