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大抵君が煌めきを感じているお相手は君がいないところで君に見せないようなことを散々言っているし、君を認識論に引きずり込みさえすればこっちのもんだと思ってニヤついているんだ。

 君が「人を殺す」クズに成り下がった時、それは君がとんでもない痛みを与えられる準備なのだろうか。

 「あぁ、人を殺してしまったな、、」と、

「それだけは、やってはいけない」と、

君のいのちに、手を伸ばし続けた人はいたか、

それでも、手を伸ばし続けた人はいたか、

もう、君は終わったのだろうか、

終わったのだろうか、

それでも灯るだろうか、

そういう人間を尽く痛めつける最低なお前もまた、誰かに痛めつけられたと認識するのに必死で、或いはまた、同じように「お前は誰々に傷つけられたんだろ」と洗脳してゆき、そして誰かを殺させるんだろう。

「みんなクズだし、みんなクズじゃない」と言い始めた時にはもう、君は、絶対になりたくないと願っていた姿に成り下がっていた。

そして、君をそこへ引きずり込んだ人間は、きっと君に煌めきを与えるし、優しい言葉も投げるし、優しく幸せに振る舞うのだろう。そして、君がいないところで、君があまりにも傷つくことをたくさんして、たくさん言っているのだろうし、もう悲しい程人を殺してるのだろう。

そして、まるで自分が孤独な一匹狼のように振舞って、さらに君の母性を引き出し、感情を共有し、没入させてゆくのだろう。

そして君は、そいつの裏の悪事もまた、これからもずっと、謎の認識論で肯定し続けるしかなくなってゆくのだろう。

虚無な人生の始まりは、人を殺すところから始まる。支配された君のいのちは、どんどん見えなくなってゆく。



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大丈夫.