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どんどん歪んでゆく時の流れを、もう止められなくなって、ぁぁ、循環せらるる水の中を漂い続けてゆくきらめく日々よ。

水は、循環する。

海の底を漂っていた水も、

海流に乗って海面に現れる。

そして光に当たって蒸発し、

空の塵にくっついては雲となり、

また溶けて地上に降り注ぐ雨となる。

そして山の大地に落ちた雨は

川を漂い始める。

岩が多いのでたくさんぶつかり、

とても痛いけれど、

海のように永遠に底無しにも感じないし、

光が差し込んできて、

川はより希望に満ちている。

それでもまた、

自分では止めることのできない

流れの中を、進むしかない、

そんな日々を繰り返していれば、

暗い海に戻る日が来る。


そして、

水は、また、

循環を続ける。



どうすることもできない

ゆくきらめく日々を

光かがやく希望を見ながら

流れている君は、

美しく、

そして、

不「生」的な、

非無限

独浮性を孕んでいる。


自分自身が、

無生物的な水と化す中で、

ある種の死を諦め、

歩んでいる君を、

僕は、

いつまでも、

待っている。


いのちは、ぼくが、

守っているから、

大丈夫なんだと、

言い聞かせて、

泣いている君の声が、

聞こえる。



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大丈夫.