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日本vsスペインを前に知っておきたい3つの豆知識

ワールドカップ2022大会、ドイツから金星を挙げた後にコスタリカに敗れる衝撃で、グループEをかきまわしている日本代表。日本時間明日朝4時からのグループステージ最終戦のスペイン戦は、勝てば突破、負けえば敗退という文字通り運命の一戦になります。

『The Analyst』によると、日本が勝利の確率はわずか12.3%ですが、サムライブルーはスペイン攻略の糸口を見つけられるでしょうか。

グループステージ最後の大一番を前に、Stats Performで提供している『Optaファクト』というコンテンツの中から、知っておくと試合観戦がより楽しくなる事実を3つご紹介します。

①21年ぶり、2度目の対戦

日本とスペインが国際Aマッチで対戦するのは、2001年4月以来2度目(親善試合)。
当時はスペインが1-0のスコアで勝利。

Optaファクトより

日本が最後にスペインと国際Aマッチで対戦したのは21年前。ルベン・バラハに失点を喫し、1-0で敗れました。ペップ・グアルディオラやラウル、プジョルなど、一流のスター選手たちが出場し、中田英寿、名波浩、川口能活ら擁する日本代表と戦いました。

チームは現在とは全く違うので、参考になるかはわかりませんが、当時は日本が試合終了間近の89分に失点する惜敗でした。昨年の東京五輪では、準決勝でペドリ、ダニ・オルモ、ウナイ・シモンなど、今大会でも活躍している選手たち擁するスペインを相手に、延長後半まで0-0で食らいつきました。

日本は、オリンピックのスペイン戦に出場した選手の大半が、今大会でもメンバーに選ばれています。リベンジを果たすことはできるでしょうか。

②要注意人物:ダニ・オルモ

ダニ・オルモは今大会では、オープンプレーからシュートに至るまでの一連の流れ(シークエンス)に関与した回数が14回で、ゴールまでの同関与数は4回。
各項目でこれより多い同数値を記録しているグループEの選手はいない。

Optaファクトより

「ティキ・タカ」と呼ばれるパスサッカーで相手を翻弄するスペイン代表ですが、攻撃時にその中心にいるのが、オルモです。コスタリカ戦では1アシスト1ゴールを記録しています。

東京五輪でも全試合に出場し、スペインを銀メダルに導いた24歳にチャンスを作らせないのが、日本にとっては重要になりそうです。

③決めるのは、浅野拓磨か

浅野拓磨の今大会のシュート数はチーム最多の7本で、ラストパス数は同最多タイの2本(堂安律、田中碧と並び)。
浅野は日本が今大会で挙げた全2得点のうち1ゴールを記録していて、これはドイツ戦での決勝点(2-1)。

Optaファクトより

ドイツ戦、コスタリカ戦ともに途中出場となった浅野拓磨ですが、果敢に得点を奪いに行く姿勢を見せ、相手にとっての脅威となりました。

浅野の記録したシュート7本は、グループEの中でもドイツのセルジュ・ニャブリに次いで2番目に多く、ゴール期待値(xG)はチーム内2番目の0.42です(1位はドイツ戦で決定機を逃した酒井宏樹の0.53)。

スペイン戦でも、ストライカーらしく貪欲にゴールを狙う姿勢を見たいところです。

カタールW杯のOptaファクト

今回は、ワールドカップの日本対スペインにまつわるOptaファクトをご紹介しました。

Stats Performでは、このような豆知識をワールドカップの各試合で10個以上、全試合分ご用意しています。また、試合前だけではなく、試合の結果を受けて更新された記録や、下記のようなデータを元にしたコンテンツを、試合後すぐに配信しています。

日本のこの試合の総シュート数は13本。
ワールドカップでの同代表史上、無得点に終わった試合で、これ以上のシュート数を放ったのは2014年大会のギリシャ戦だけ(18本、0-0)。

試合後Optaファクト(W杯 2022大会- 日本対コスタリカ)より

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