日本vsスペインを前に知っておきたい3つの豆知識
ワールドカップ2022大会、ドイツから金星を挙げた後にコスタリカに敗れる衝撃で、グループEをかきまわしている日本代表。日本時間明日朝4時からのグループステージ最終戦のスペイン戦は、勝てば突破、負けえば敗退という文字通り運命の一戦になります。
『The Analyst』によると、日本が勝利の確率はわずか12.3%ですが、サムライブルーはスペイン攻略の糸口を見つけられるでしょうか。
グループステージ最後の大一番を前に、Stats Performで提供している『Optaファクト』というコンテンツの中から、知っておくと試合観戦がより楽しくなる事実を3つご紹介します。
①21年ぶり、2度目の対戦
日本が最後にスペインと国際Aマッチで対戦したのは21年前。ルベン・バラハに失点を喫し、1-0で敗れました。ペップ・グアルディオラやラウル、プジョルなど、一流のスター選手たちが出場し、中田英寿、名波浩、川口能活ら擁する日本代表と戦いました。
チームは現在とは全く違うので、参考になるかはわかりませんが、当時は日本が試合終了間近の89分に失点する惜敗でした。昨年の東京五輪では、準決勝でペドリ、ダニ・オルモ、ウナイ・シモンなど、今大会でも活躍している選手たち擁するスペインを相手に、延長後半まで0-0で食らいつきました。
日本は、オリンピックのスペイン戦に出場した選手の大半が、今大会でもメンバーに選ばれています。リベンジを果たすことはできるでしょうか。
②要注意人物:ダニ・オルモ
「ティキ・タカ」と呼ばれるパスサッカーで相手を翻弄するスペイン代表ですが、攻撃時にその中心にいるのが、オルモです。コスタリカ戦では1アシスト1ゴールを記録しています。
東京五輪でも全試合に出場し、スペインを銀メダルに導いた24歳にチャンスを作らせないのが、日本にとっては重要になりそうです。
③決めるのは、浅野拓磨か
ドイツ戦、コスタリカ戦ともに途中出場となった浅野拓磨ですが、果敢に得点を奪いに行く姿勢を見せ、相手にとっての脅威となりました。
浅野の記録したシュート7本は、グループEの中でもドイツのセルジュ・ニャブリに次いで2番目に多く、ゴール期待値(xG)はチーム内2番目の0.42です(1位はドイツ戦で決定機を逃した酒井宏樹の0.53)。
スペイン戦でも、ストライカーらしく貪欲にゴールを狙う姿勢を見たいところです。
カタールW杯のOptaファクト
今回は、ワールドカップの日本対スペインにまつわるOptaファクトをご紹介しました。
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