無印良品 リフィルノート × ロルバーン
❋ 新しい情報を加えた2023年バージョンの記事を公開しましたので、こちらもご覧ください。
無印良品で発見した、新商品「リフィルノート」。
このリングを見た瞬間、ロルバーンに使えそう!!!と思い即買いしました。
ロルバーンとは
ロルバーンは、デルフォニックス(東京)が販売しているノートブランドです。Rollbahn=ドイツ語で「滑走路」の意味。ルフトハンザ ドイツ航空のロゴに酷似していると言われています・・・たしかに、ちょっと心配なくらい似ていますよね。
海外の輸入文具だと思っている人もいますが、日本のノートです。そして、B6変形サイズの「ポケット付きメモ Lサイズ」は限定柄の表紙が多く、コレクターも存在します。ご当地ロルバーンや、さまざまなコラボ商品もあふれており、近年は年間100種類くらいの新柄が発売されます。1冊500円~1000円程度なので、ついつい増えるのがコレクター泣かせなところ。
ロルバーンを改造したくなる理由
ロルバーン ポケット付きメモ Lサイズは、方眼罫の黄色い筆記用紙と5枚のクリアポケットが一体になったリングノートです。表紙は厚紙なので、使っているとすぐにボロボロになります。それを味だと親しむ人もいますが、私はきれいなままで使いたい。限定商品であれば、なおさらです。同様の声は多いのか、昨年ついに専用カバーも発売されました。
ルーズリーフやシステム手帳みたいにページが入れ替えられたらいいのに・・・ということで、中紙の入れ替えが簡単にできる「ロルバーンフレキシブル」という商品も発売されました。(フレキシブルの紹介はまたの機会に)
でもやっぱり、お気に入りのノート(表紙)を長く使い続けたい。そんなロルバーン愛用者の間で広がっているのが、カール事務器の「ルーズリング」を使ったプチ改造・ルーズリーフ化です。
ルーズリングとは
8mm・10mm・12mm・14mmがありますが、私は12mm以上を推奨します。ロルバーンの表紙が厚いので、8mmと10mmでは、ほとんど中紙が綴じられません。
このルーズリング、はさみでカットできて非常に便利なのですが、しっかり閉じるので、とても開きにくい。動画にも登場する専用ジッパーで簡単に開けるようなのですが、私が使うとつなぎ目のツメが結構折れてしまって、使えなくなるんですよね。(へたくそなだけかも・・・)
私はジッパーを使わず、ひとつずつリングを手で引っ張って開けています。週に1回くらいの開閉なら、気にならない面倒さかなと感じています。
でもね、簡単に開閉できたらもっと便利に使えるじゃない。そう思いながら、長い間、簡単に開閉できるリングを探していたのです。
ところが、世の中にはB6サイズのルーズリーフがない。当然、対応するリングもない。A5サイズ用は、リングをつなぐ軸もA5サイズで、B6に転用するには邪魔なのです。
例えば、コクヨのバインダーノート。背の軸部分がしっかりA5サイズです。
無印良品 リフィルノート
そしてついに、よさげなものを見つけました!
購入したリフィルノートは「A5」ですが、リングをつなぐ軸に余分な長さがなく、いい具合なのです。お値段もお手頃、250円。
ロルバーン用に、改造スタート
そのままだとロルバーンにはリングが2つ多いので、一番上と下のリングをはさみやペンチなどで切り落とします。余計なところに傷をつけないように、慎重に。
切り落としたら、バリを爪やすりなどできれいに整えます。ちょっとしたことですが、これひっかかると痛いんだよ・・・。
普段はルーズリングで綴じているロルバーンLサイズに装着してみました。実は表紙よりもほんのちょっと軸が長いのですが気になりません。ノートを立てて収納する場合も大丈夫。
このリングのよいところは、なんといっても開閉が簡単なこと。
ページを開いて、左側のページを上側に、右側のページを下側に、ぐっとスライドさせれば簡単にリングが開きます。
この仕組みはツイストノート(ツイストリング)と同じで見た目もそっくり。リフィルノートはリヒトラブのOEM商品かな?と予想しています。※ ツイストリングはロルバーンやルーズリーフには使えません。
ちなみに、市販されているリングノートは、ツイストリングと同じ規格の物の方が多いです。お気に入りのリングノートをルーズリーフ化したいなと思ったときには、まず穴の数を数えてみてくださいね。
ルーズリングとの使い分け
使い分けとしては、毎日のように開閉するノートには今回紹介したリフィルノートのリング、月に数回開閉する程度ならルーズリングでいかがでしょうか。
さいごに、リフィルノートの表紙もほどよくしっかりしているので、ちょうどよいサイズにカットするとロルバーンの保護にも役立ちそうです。自己責任の改造アイデアですが、ロルバーンを愛するみなさんに届くと嬉しいです。