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ぼくの遺書

いつか終点に
着くのなら
この今の気持ちも
消えてなくなる

炎に焼かれて
雲になる
土に還って
眠りにつく日が

それが50年後なのか
それとも明日なのか
分からないけれど

さぁ
瞼を閉じて
カーテンを引こう

0のラインを
命の波が
凪ぐ
その時は
そこが終点だよ

残酷だね、人生っていうものは。

涙の分だけ
花が咲けばいいのに

#詩 #死
遺書のつもりで作った詩集 #ぼくの遺書 から抜粋。

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