どれが良本かは、場合による。

こんにちは、あかりです。

今日は、「いまのわたし」にとっての良本が、「いつかのだれか」にとっても良本であるとは限らないという話をします。

同じ本でも、読むタイミングによって印象が変わります。関係が冷めつつあるカップルが出てくる本があるとします。それを自分が片思い中に読むのと、自分に恋人がいるときに読むのとでは、感情体験が違ってくると思います。つまり自分が今どんな状況に置かれているかによって、同じ本でも感想が変わるのです。

言い換えれば、いまのわたしが読んだときと、過去や未来のわたしが読んだときとでは、同じ本でも印象が変わるということです。

同じ本でも、誰が読むかによって印象が変わります。例えば先程の本なら、恋愛に興味のない人が読んでも感情移入しないかもしれません。逆に自分が今まさに主人公と同じような境遇にいる人であれば、共感したり感動したりする箇所も多いかもしれません。

人にはそれぞれバックグラウンドがあります。歩いてきた道があります。性格も感性も価値観も異なります。したがって、同じ本でも人によって感想が異なるのは自然なことです。

つまり同じ本でも、いまのわたしが読んだときと過去や未来のわたしが読んだときとでは感想が異なるし、私が読んだときとあなたが読んだときとでは感想が異なるということです。

これは読書家であれば多くの人が気づいていることだとは思います。少し抽象的でしたが、伝わりましたでしょうか。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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